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バックナンバー626号

まち歩きが楽しく

全29コース「わがまちブック」完成−−NPOセレガ

わがまちブック

「わがまちブック」全3巻

セレガのみなさん

▲「わがまちブック」を編集したNPOセレガのみなさん


コース地図

▲各コースは地図(上)やコースの解説(左下)、話題(右下)で楽しく紹介される


スペース

まちづくりNPOセレガ(小池ヤ爾理事長)がこのほど「わがまちブック 松戸3」を発行した。同書は全3巻で、昨年2月発行された「松戸1」から1年3か月をかけて完成した。セレガが活動の一環として市民から参加者を募って続けてきた街歩き「もっと知ろう!わがまち松戸」で歩いたコースを基に再構成したもので、分かりやすい地図と解説、歴史や自然などの予備知識がコンパクトにまとめられている。

「松戸1」には「松戸駅西側(忘れられた平潟遊廓と江戸川の歴史)」、「北松戸駅東側(台地に残された歴史と伝説を探す)」、「江戸川の新田と坂川(江戸川でカッコウを探し、稲荷社に坂川の治水の歴史を偲ぶ)」など10コース、「松戸2」には「北小金駅南側(旧水戸街道小金宿と東漸寺に往時を偲ぶ)」「大金平・幸田(坂川の流域から台地へ、滅多に見られないグッズ、寺社をたどる)」「小金原西側(小金原のもう一つの顔、遺跡と古社)」など10コース、「松戸3」には「矢切南部(矢切神社・野菊の墓文学碑から矢切の渡しへ、田園情緒を味わう)」「栗山付近(レトロな塔、100年を超えた水門、昔の坂川の落ち口、変わらぬ江戸川の流れ)」「六高台付近(住宅街から、街道・馬頭観音・野馬土手に昔を偲ぶ)」など9コースが収められている。3巻で29コースを収録。

3分冊にしたのは、あまり厚くなると、街歩きの時に持ち歩くのに不便だから、とのこと。NPO法人を立ち上げる前から、小池理事長は趣味で街歩きを長年やってきた。同書にはそのノウハウがつまっている。歴史などについては、地元の郷土史家・松下邦夫氏や渡邉幸三郎氏などの著書を参考にしている。

コースごとの地図と、写真入りの解説、関連情報を集めた「話題」の3部構成。特に「話題」は、松戸の地に関係が深い武将・千葉氏や高城氏の系譜や江戸川の地形と歴史、昆虫や動植物、寺社の歴史や地域の伝説にいたるまで、とにかく幅広い。「もっと深く、という人には物足りないかもしれないが、歴史や地理、生き物まで広く浅く入れたかった。そうしないと、街全体の様子が分からないと思うからです」と、小池理事長は話す。ちょっとした知識が、街歩きをさらに楽しいものにしていくようだ。

制作には小池さんのほか、セレガのスタッフが参加。問い合わせは、電話 366・8803へ。

【戸田 照朗】


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千葉大園芸学部生が市内梨園で研修

千葉大園芸学部生

▲川上梨園で摘果の作業に取り組む3人の園芸学部生

スペース

千葉大学園芸学部の学生が同校のインターンシップ制度により、市内の梨園で栽培研修を受けている。

この研修は、学生に外部研修経験させることにより、専門科目の教育効果を高めると同時に研修経験を通じて、社会状況の一端を理解させ、さらに学生が将来的に職業選択に向けての経験を積むことを目的に実施されているもの。

  研修に参加しているのは同校2〜3年生11人で、市内梨園4園に2〜3人ずつ分かれ、5月から来年1月までの約半年間(内、12日間程度)、梨の栽培における摘果(てっか)、袋かけ、収穫、せん定といった作業を経験する。

  このうち、六実にある川上梨園(川上能弘園主)では、同校3年の金鋪(かなしき)良昭さん、大串尚平さん、松井はせ夫さんの3人が研修を受けており、5月31日と6月1日には、余分な梨の実を落とす作業、摘果に取り組んだ。川上園主の指導のもと、3人は慣れない手つきながらも真剣な眼差しで作業に取り組み、学校では体験できない実際の現場を、汗を流しながら経験した。

 3人は「これまでこういった作業をしたことがなかった。頭の中で想像したことと違う部分があり、やはり実際にやってみないとわからないということがわかった。実際の栽培作業を知っているのと知らないのとでは違う。この経験は将来的に役立つと思う」。また、川上園主は「こうした地元の大学の試みはすごくいいと思い、今回協力させてもらった。みんな真面目に作業に取り組んでくれて、園としても助かってますよ」と話していた。

【竹中 景太】


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ビワの実狙うハクビシン

矢切の読者がパチリ

ハクビシン

▲ビワの実狙うハクビシン

 

写真の動物、何かご存知ですか? 猫ではなく、リスでもない、目の間の白い線が特徴的だが、知らない方も多いのでは。正解は、ジャコウネコ科の「ハクビシン」。名前を聞くと、知ってるような知らないような…。実はこの写真、上矢切に住む読者の方から送られてきました。

「今月初め頃から頻繁に来るようになったんだよ。どうやら家の庭にあるビワの木が狙いのようで、いつも夜に来ているようだから見張っていたところ、現れたので写真を撮った」。この読者の方によると、ハクビシンが現れたのは今年が初めて。はじめはリスかな、と思っていたといい、現在も夜中になると時々、姿を見せているという。

ハクビシンはその姿から、漢字では「白鼻芯」と書く。東南アジアから中国を中心に分布しており、日本に生息する唯一のジャコウネコ科の動物という。ただ、日本の固有種なのか移入種なのかが今もなお判明していない謎の動物でもある。頭と胴体だけで約50センチ、尾長が約40センチ、体重は約2〜3キロ。ネコのような身体つきをしている。

植物食中心の雑食性で、特に果実を好むので、庭などに果実がある家はどうかご用心を。

【竹中 景太】


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きょう決勝

市ジュニアソフト

松戸市ジュニアソフトボール連盟(藤咲安男会長)主催による、市長旗争奪「第61回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)は終盤戦に。リーグ戦は、東は杉の子、西は大畑ユニオン、南は相模台、北は馬橋中央が優勝した。決勝トーナメントはきょう行われる予定。

18日までの試合結果は次の通り。

大会6日目(6月11日)

▼東リーグ
ゆうか5−4金ヶ作
杉の子22−0あじさ

▼南リーグ
横須賀7−1和名谷
相模台8−2和名谷

大会7日目(6月17日)

▼西リーグ
大 畑3−1稔 台
火の見7−0古ヶ二

大会8日目(6月18日)

▼東リーグ
やなぎ4−1あじさ
金ヶ作6−2ひまわ
わかば2−0金ヶ作
やなぎ9−0ひまわ

▼西リーグ
南 部4−2古ヶ二
大 畑7−0ウイン
松五緑3−2稔 台
松五緑12−0古ヶ二

▼南リーグ
横須賀6−2陣ヶ前

▼北リーグ
城 町6−3中金杉
南花島3−0たんぽ
古ヶS5−2中金杉
たんぽ5−2城 町


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