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市立松戸高校男子バレー部が、先月17日と18日に行われた全国高校総体県予選会で準優勝し、4年連続7度目の出場を決めた。優勝は市立船橋高校。市立松戸は、来月7日に鳥取県代表の鳥取工と対戦する。 今春、それまで同校を率いてきた飯塚初義監督が市立習志野高校に転勤し、坂本光雄監督のもとで新たなスタートを切った。坂本監督は「強豪校との練習試合を組むことなど、練習環境を整えることには心を砕いた。また、やらされるバレーではなく、自分たちで考えさせるバレーを目指した」が、6月の関東大会では初戦で敗退。不安を残す結果となった。 しかし、そこから心機一転臨んだ県予選では、ベスト4に残った習志野、東京学館船橋を破り、フルセットの末、市立船橋には敗れたものの、2位でインターハイへの切符を手にした。 「飯塚監督が赴任した習志野に勝てたことで、恩返しもできたし、チームとして弾みになった」と坂本監督は振り返る。 同校は身長180センチ以上が4人しかいない高さのないチームだが、組織的なブロックでリズムをつかむコンビバレーを得意とする。特に2枚、3枚のブロックは完成度が高いという。 坂本監督は「鳥取工は、実績のある強いチームだが、勝って初戦を突破したい。2年前にベスト16に入っているので、それ以上を目指したい」と話していた。 また、チームの要でレフトの伊藤祐樹君(3年)は、「4年連続出場がかかっていたのでプレッシャーはあったが、絶対に行けると思っていました。関東大会は、自分がサーブで狙われて崩れてしまったので、その後の練習でカバーした。今のチームは2、3年生がバランスよく入っているので、3年生がしっかり引っ張っていきたい」と話していた。 【戸田 照朗】 |
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千葉北部読売会松戸支部、6松戸法人会の主催による、読売新聞「医療セミナー」がさきごろ、森のホール21で開かれ、読売新聞医療情報部の田中秀一次長が「賢い患者になるために、役立つ医療情報をいかに得るか?」をテーマに講演した。 田中氏は、慶応大学経済学部卒業後、読売新聞社に入社。長野・松本支局、社会部、生活情報部などを経て、2000年から医療情報部次長。1993年から長期連載「医療ルネサンス」を担当し、がん・医薬品・医療事故・生殖医療などの問題を取材。98年には「国内初の卵子提供による体外受精」の報道で新聞協会賞を受賞している。 講演で田中氏はまず、外国の研究機関のデータとして、医療全体の80%が病気を良くも悪くもしない医療で、病気をよくする医療は全体のわずか11%しかなく、逆に病気を悪化させる医療が9%だとするデータを紹介。その上で「本当に役立つ医療かどうかを、自身で判断する必要がある」と呼びかけ、その例として、カゼをひいた際に病院等で処方される抗生物質をあげた。 田中氏は「日本ではカゼの際に抗生物質が処方されるが、これが本当に効いているのかどうか。これを調査した人がいて、結果、カゼには全然効果がなかった。海外では30年ほど前に同様の実験がおこなわれ、効果がないということでカゼに抗生物質は使われません。しかし、日本ではいまだに使われている」と話し、治療が無効という情報があまり伝えられていない現状を説明した。 また、がん医療については、病院によって治療成績に大きなばらつきがあることをスクリーンで紹介し、病院選びの重要性などについて説いていた。 【竹中 景太】 |
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8月9日と10日の2日間、旧松戸宿坂川沿道一帯(伊勢丹松戸店先を松戸神社方向、松龍寺先まで)で、すくも塚観音四万六千日「松戸宿坂川献灯まつり」が開催される。 観音様の縁日として知られる「四万六千日」には各地で、「ほうずき市」「とうもろこし市」などが開かれている。松龍寺境内にある「すくも塚観音」も、江戸時代より松戸宿の人々の信仰を集め、「とうもろこし市」は夏の風物詩として今なお地域に受け継がれている。 坂川の護岸整備が一応の完成を迎えたこと、松戸宿ゆかりの行事を盛り上げていこうとする地元の気運が高まったことなどから開催される同まつりでは、従来からの「とうもろこし市」はもちろん、新たに縁日屋台、太鼓演奏、ゆかたコンテストなどの開催を予定。そして両日、日没頃からは、坂川沿いおよそ500メートルにわたって1000基の献灯を並べる「坂川端大献灯とうろう流し」、松龍寺境内にも多数の行灯や提灯が並ぶ。 なお、来場者も実費500円で献灯に参加できるとのこと。 同まつりは、両日とも午後3時頃から9時頃までの開催。荒天時は中止。問い合わせは、1362・2948松戸宿坂川献灯まつり実行委員会。 |