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629号

平成18年度インターハイ

市内高校代表選手に期待

専修大松戸高校

▲専修大学松戸高校陸上部(右から世利菜保子さん、狩野愉加さん、染谷幸喜君、太田雅耶子さん)

「平成18年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)」(06総体THE近畿)が1日から大阪府などで始まった。全国から集まった3万4000人の選手・監督が29競技にわたり熱戦を展開。松戸市の高校から出場する選手を紹介する。
世利さん

▲100mH、400mHに出場する世利さん

 

スペース

専修大学松戸高校陸上部
100mH 400mH 世利 菜保子さん

世利菜保子さん(3年)は、100mハードルと400mハードルに出場する。「3年にして今年が初出場。インターハイ出場が目標だったので、うれしくて、すぐに実感がわかなかった」と話す。「先輩たちも高いレベル。仲間も高い目標を持っていたので、刺激になった。環境に恵まれました」。

鵜澤勇監督は、「すごい努力家。3年間かけて、ついにここまで来た。なんとか決勝に進んでほしい」と世利さんを評価する。

世利さんは、「試合では自分の走りを1本ずつ出して、常に全力を出したい」と話していた。

【戸田 照朗】


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染谷君 

▲8種競技、110mHに出場する染谷幸喜君

 

専修大学松戸高校陸上部
8種競技 110mH 染谷 幸喜 君

染谷幸喜君(3年)は、8種競技(100m、走幅跳、砲丸投、400m、110mハードル、やり投、走高跳、1500m)と110mハードルで出場する。

8種競技では、昨年も出場し、6位に入賞した。「今年は優勝しかない」と話す。

「昨年は何がなんだか分からないところがありましたが、今年は試合の時に周りが見えるようになった」と話す。

また、陸上部の中でも「昨年は、自分のことしか頭になくて人への気配りがあまりできなかった。今年は部長になったこともあり、周りをよく見るようになりました」と話す。

試合までは、考えすぎてしまうところもあるという染谷君だが、鵜澤勇監督は、「練習が好きなので、本番までにうまく疲れが抜けてくれれば。自分を見失わない試合をすれば、きっといい結果が期待できるでしょう」と話していた。

【戸田 照朗】


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太田さん

▲7種競技、走高跳に出場する太田雅耶子さん

 

 

専修大学松戸高校陸上部
7種競技 走高跳 太田 雅耶子さん

太田雅耶子さんは、7種競技(100mハードル、走高跳、砲丸投、200m、走幅跳、やり投、800m)と走高跳に出場する。

昨年は7種競技で出場。ケガを押して出場した関東大会で好記録を出しインターハイ出場を決めたが、本番では途中棄権。涙を飲んだ。

1年間ケガを引きずり、昨年の冬まではダメだったという。冬合宿から調子を取り戻し「今は完璧な状態」。「今持っている力を出せば、自然と順位もついてくると思います」。

鵜澤勇監督は、「人間的な強さがある。自分を見失わない。2回ファールしても、3回目に自己新を出すんだから、勝負強い」と話す。

太田さんは、「3年間楽しかったし、苦しいこともあった。陸上以外にも人間関係など、大切なことを学べたと思う。(ケガで)もう走れないと思ったこともあるけど、いろんな人に支えられてここまで来れました」と話していた。

【戸田 照朗】


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狩野さん

▲やり投に出場する狩野愉加さん

 

専修大学松戸高校陸上部
やり投 狩野 愉加さん

狩野愉加さん(3年)は、やり投で初出場。

中学時代は体操をやっていたが、高校から陸上部へ。「入った時は初心者。何をやってもビリでした。他の部員は中学から陸上をやっているので、堂々としていて、かっこう良かった。みんなもやっているので、自分も頑張らなきゃと思いました」という。

県予選は2位、関東大会は6位でギリギリで通過した。インターハイに出場が決まった時は、びっくりしてポカンとしてしまった、という。

「練習はつらいこともあったけど、やっていくうちに競技を好きになった。こんなに一生懸命にやったのは初めて。本番では、結果も大切ですが、自分が納得いくようにしたい。結果はついてくると思います」と話していた。

【戸田 照朗】


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六実高校 ソフトテニスペア
渡辺 裕人 君 高山 竜一 君

県立松戸六実高校からは、渡辺裕人君(3年)と高山竜一君(同)のペアがソフトテニスに出場する。渡辺君は昨年に続いて2度目の出場(昨年は2回戦で敗退)、高山君は初出場。2人とも河原塚中学の出身で、中学時代もペアを組んでいたこともあり、連携は抜群。大会では上位を狙う。

6月におこなわれた県予選では、ベスト8に進出し、インターハイへの出場を決めた。途中、渡辺君の足がつるアクシデントがあったが、それを乗り越えて全国への切符を手にした。

藪崎秀一監督は「県予選前の関東大会でベスト32と振るわず、心配な面もあったが、そこから県予選に向けてがんばった成果が実った。6月に各都道府県の代表が集まっておこなう大会で3位に入ったペアに練習試合で勝ち、調子は上向き。非常に楽しみであり、ベスト8以上に入ってもらいたい。それだけの力はあると思う」と話す。

昨年のインターハイでは、1学年上の中田勇輔君とペアを組んで出場した渡辺君だが「ラケットが思うように振れず、足を引っ張り、先輩に迷惑をかけてしまった。今年はその雪辱を果たしたい。正直、先輩に遠慮する部分もあったけど、今回は(高山君と)思いっきり言いたいことを言い合いながら練習もしている。目標は優勝」と昨年の雪辱を誓う。

今回、初出場となる高山君は、県予選で思うようにプレイできなかったことを悔やんでいる。それだけにインターハイへかける気持ちは強い。「(渡辺君とは)中学時代からペアを組んでいて、自分のやるべきことはわかっている。足を引っ張らないように、思いっきりやりたい。初めての出場で期待しているし、楽しみ。優勝したい」と話してくれた。

【竹中 景太】


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スペース ソフトテニスペア

▲高山竜一君(左)と渡辺裕人君


蓑和君

▲1500mに出場する蓑和廣太朗君

スペース

市立松戸高校
1500m 蓑和 廣太朗 君

市立松戸高校の蓑和廣太朗君(1年)は、1500mで出場する。

和名ヶ谷中学では、駅伝、1500m、3000mで活躍した。和名ヶ谷中は昨年、東葛駅伝で4位、県駅伝で準優勝するなど活躍したが、蓑和君もこの好成績に貢献。1500mと3000mでは、全国大会に出場した。

今回のインターハイでは、「強い選手の行動をみて、学ばなければならないことはしっかり学んで自分の力にしたい。大きな大会に出させてもらえることにとても感謝しています。自分のモチベーションを上げていって、全国で気持ち良く走りたい。積極的なレースをしたい。ラスト200mが強いので、そこでどこまで前に出られるかです。自己ベストを出したい」と話していた。

【戸田 照朗】


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専修大学松戸高校相撲部
相撲 団体戦
松永 昭久 君 蒲田 勝太 君

専修大学松戸高校相撲部は団体戦と、個人戦に主将の松永昭久くん(3年)と蒲田勝太君(2年)の2人が出場する。松永君と蒲田君は昨年のインターハイで団体戦に出場しているが、個人戦は初出場となる。

相撲部の部員は現在、松永君と蒲田君、それに2年の蛯原拓郎君、1年の中曽根誠君の4人。団体戦は5人で競技をおこなうため、人数が足らず、同校ラグビー部から志村一将君(3年)、洪和馬君(2年)、鈴木知彦君(同)の3人の応援を受け、出場する。

6月におこなわれた県予選。団体戦では、決勝で拓大紅陵を3│2で敗り優勝し、インターハイへの出場を決めた。上位3人までがインターハイに出場できる個人戦では、松永君が全勝優勝、蒲田君がそれに続いてインターハイへの切符を手にした。

青山謙治監督は「昨年のインターハイでベスト8(団体戦)に入った部員が3人残っている。特に松永は全国の新人戦や大会でベスト16に入っていて、個人戦でも期待できる。相撲は3日間にわたって競技がおこなわれるので、集中力がとぎれないようにのぞまなくてはいけない。昨年の上、ベスト8以上を目指したい」と話す。

個人戦と団体戦に出場する松永君は「団体戦では自分が先鋒をつとめるので、最初でリズムを作って、流れをこっちに持ってきて後につなげたい。個人戦とともに優勝したい。大学でも相撲を続けたいので、インターハイで名前を売っておきたい気持ちもある」と気合い十分。

同じく、個人戦と団体戦に出場する蒲田君は「県予選(団体戦)の決勝では、2−2で迎えた大将戦で最初、相手のいい形にさせられたが何とか勝ってインターハイへの出場を決めることができてホッとした。今年は個人戦にも出場できるので思いっきりやりたい。ひとつひとつ勝って、ベスト8以上を目指したい」。

昨年のインターハイでも団体戦に出場している蛯原君は「去年のインターハイは自分としては不本意で、先輩たちの足をひっぱってしまった。それだけに今年は結果を残したい。まずは体調管理をしっかりして、大会にのぞみたい」。

今年、初めての出場となる1年の中曽根君は「インターハイに向けての合宿でケガをしてしまったので、これ以上ケガをしないように気をつけたい。自分は中堅なので、先輩が2つ勝った後、自分で3勝として勝負を決めたい」と大会に向けての抱負を語ってくれた。

【竹中 景太】


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スペース 専修大松戸高相撲部

▲後列左から中曽根君、蛯原君、前列左から蒲田君、松永君


佐藤さん

▲体操個人総合に出場する佐藤歩夢さん

スペース

聖徳大学附属高校
体操個人総合 佐藤 歩夢さん

聖徳大学附属高校の佐藤歩夢さん(2年)は、体操競技の個人総合で、昨年初めてインターハイに出場した。緊張のあまり、練習も満足にできなかったというが、本番は程よい緊張感で、思いどおりにできたという。

体操競技は、規定演技(予選)を通過した上位16人だけが、自由演技を行うことができる。規定には300人近い選手が出場するため、かなりの狭き門だ。

佐藤さんも昨年はベストを尽くしたが、自由には進むことができなかった。顧問の栗栖朝樹監督は「今年のほうが、技術的には高いレベルにある。特に段違い平行棒が強くなった。なんとか、予選突破できないか、と思っています。調子の波が大きいところがありますが、自分をコントロールできるように、この壁を越えれば本当に強くなると思います」と話す。

佐藤さんは「来年もインターハイに出場するつもりです。その時のために、今年は印象に残るような演技をして、自分をアピールしたい」と話していた。

【戸田 照朗】


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県立松戸高校
フェンシング 村上 隼悟 君

県立松戸高校の村上隼悟君(3年)は、フェンシングのフルーレとエペで出場する。試合は4日からきょうまで、京都府で行われている。

村上君は、市川市在住だが、中学は県内で唯一フェンシング部のある川原塚中学へ。高校は共学になったばかりの同校に進学した。

全国高校総体は3年連続3回目の出場。1年で出場したインターハイは1回戦で敗退。しかし、昨年、松戸市運動公園体育館が会場となった大会では、フルーレで目標のベスト8に入った。エペもベスト16に。

昨年の大会では、勝負のかけひきや、途中であきらめない気持ちを学んだという。高校最後の今年は、「1ポイント、1ポイント大切に。また、上位に行ければ。あせって周りが見えずに、カッカしてしまうと負けてしまう。冷静に試合を進めたい」と話していた。

【戸田 照朗】


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スペース 村上君

▲フェンシングに出場する村上隼悟君


いよいよ梨の季節到来

市内梨園、中旬頃より開園

市内の観光梨園では、秋の到来を感じさせる梨の収穫が最盛期を迎えようとしている。高塚、串崎、五香・金ヶ作、六実の各地区にある65の観光梨園は今月中旬頃の開園を予定。もぎとりのできる梨園も多く、その場で旬の味を楽しむことができるのも観光梨園の魅力のひとつとなっている。

市商工観光課によると、今年の梨の出来は上々で、収穫も例年並みという。4〜5月頃は例年より早くなるのでは、と予想されていたが、7月の雨の影響で例年並みになったという。

観光梨園は入園無料。もぎとり・直売の標準価格は1キロ630円。また、市内の観光梨園で組織する松戸市観光梨園組合連合会では、案内リーフレットを作成。リーフレットには、同連合会加盟梨園で使える「100えんクーポン券」(1000円以上の買い物で利用可)も付いており、JA松戸各支店や市商工観光課などで配付されている。

開園期間は、10月中旬頃まで。

問い合わせは、1366・7327同連合会事務局(市商工観光課)まで。

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スペース
梨園

▲梨もぎができるのも観光梨園の楽しみの一つ

 


今年も人気!非公開の鉄道施設など見学

夏休み ほくそう電車教室

北総鉄道では、車両基地や駅務室内など普段は非公開の鉄道施設を小学生に特別公開する「夏休み ほくそう電車教室」を今年も開催している。

この教室は、北総線についてより深く知ってもらうとともに、夏休みの思い出作りのお手伝いが出来ればと、2003年から同社でおこなっている人気のイベント。今年も参加受け付け後、すぐに定員がいっぱいになる人気ぶりで、ちびっ子と引率の保護者363人が参加している。

教室は、印西牧の原駅改札前に参加者が集合し、参加証の硬券きっぷ式カードを手にスタート。まず、最初の目的地である印旛車両基地に臨時列車で向かうと、突如左右から大量の水飛沫が列車に。これは今回の電車教室の目玉の一つで、電車内から車両洗浄の様子を体験してもらおうというもの。これには、ちびっ子だけでなく引率の保護者もみんなビックリ。

電車を降りた後、同基地では車両用空調装置やモーター、車輪、パンタグラフなど、電車の主要部品をそれぞれの役割についての説明を受けながら間近で見学したほか、昨年度同社で新造された7500形車両の運転室に入り、制帽姿で運転席へ着席。記念撮影するなど楽しんだ。

この後、印旛日本医大駅へ向かい、駅構内のポイントを切り替える連動盤の操作方法や自動精算機、自動改札機の仕組みについての説明を受けたほか、同駅舎のシンボルである地上42mの時計塔内部を見学した。

参加者からは、「普段見られない所に行くことが出来たので、とても良かった」、「車輪とかの部分が面白かった。ポイントとか回るときに車輪が工夫してあって、ちゃんと曲がったり真っ直ぐ行ったり、工夫されているところが面白かった。また来たい。北総線の電車の運転士になりたい」などの声が聞かれた。

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スペース ほくそう電車教室

▲電車の車輪を前に説明を受ける参加者