松戸よみうりロゴの画像

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲

お待たせしました

松戸地ビール「松戸旬のたより」 「トマト味」発売

松戸ビール

▲松戸旬のたより「とまと」

スペース

松戸の地ビール(発泡酒)「松戸旬のたより」の「トマト味」が発売され、この企画をした五香さくら通り商店会「一単位食堂」の人たちが集まって試飲会が行われた。「松戸旬のたより」は、伊勢丹松戸店地階酒売り場やイトーヨーカドー五香店などで手に入れることができる。

醸造をしているのは、船橋市にある恵ビール醸造所。「松戸旬のたより」の特徴は、松戸で採れた無農薬野菜のエキスをブレンドしているところ。当初は春には「かぶ」、夏には「トマト」、秋には「矢切ねぎ」、冬には「ほうれんそう」をブレンドする予定で、春に発売された「かぶ」は好評を得た。しかし、夏に発売される予定だった「トマト」の醸造が遅れ、秋にずれこんでしまった。

同醸造所の惠澤拓也社長は、「『一単位食堂』からトマトの色が出せないか、という要望があったが、味がまずく、材料費があがってしまうというジレンマがありました。それで遅れてしまった」という。

結局、赤い色は出せなかったが、試飲会などでは赤いビールというのも気持ち悪いので、逆に良かったかもしれない、と言う声も出ているという。

「かぶ」に比べると、甘味がなくなり、苦みが強くなった。「かぶ」は地ビールっぽい味だったが、「トマト」はドライで炭酸が強い市販のビールに近い感じで、という要望もあり、それには近づけた。味には自信がある、という。

「トマト」については、今月に材料を多く仕入れて、さらに作る予定。また、「ねぎ」については試作中で、黒ビールにするという案も出ているが、まだ未定だという。「冬の鍋の季節、12月には間には間に合わせたい」と話していた。

「松戸旬のたより」は天然発酵で醸造している。18種類のアミノ酸、11種類のミネラル、9種類のビタミン、核酸、食物繊維、ポリフェノールが含まれた「まさに天然の栄養剤」といったビールという。人工の炭酸ガスは一切含まれておらず、全て酵母が作る自然の炭酸ガスで、お腹が張らない。また、冷蔵保存すれば数年間保存でき、ワインのような熟成された味になるという。

原材料は麦芽、麦、砂糖、ホップ、イースト、松戸産季節の野菜。アルコール分は約5%。麦芽比率23・4%。内容量330ml。420円(税込み)。

トマトなどの野菜は松戸無農薬栽培研究会から提供されたものを使用。

「一単位食堂」は、2004年の同商店会の「一店逸品まつり」の1イベントとして発足。健康や食育をテーマにまちおこしをしていこうというもの。

【戸田 照朗】

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲



スペース

信長の朱印状を初公開

市立博物館で「戦国の城をさぐる」展

市立博物館では、11月26日まで、根木内歴史公園の開園を記念した企画展「戦国の城をさぐる」が開催されている。展示品の中には、最近発見された戦国武将・織田信長の朱印状2点があり、同展で初公開されている。

市内には、戦国時代の城郭が10か所以上あったと考えられているが、その大半は急激な市街地化により消滅。当時の面影を残しているのは、根木内城跡と小金城跡(大谷口歴史公園)の2か所のみで、すでに歴史公園として整備した小金城跡と同様、根木内城跡についても貴重な歴史遺産を保存・活用しようと、今年4月から「根木内歴史公園」として開園している。同展は、この開園を契機に、松戸の歴史への関心を市民にもってもらおうと開催されている。

戦国時代が始まった15世紀中ごろに築城されたとされる「根木内城」は、近年の発掘調査によって、城の規模や構造が明らかになってきている。この根木内城を手がかりに、同時代の行人台城、政治の中心だった小金城とのかかわりを探り、15世紀から16世紀の下総地域について考えるというのが今回の企画展。根木内城や小金城の復元模型をはじめ、両城跡の出土資料などが展示されている。

また、今回初公開されている織田信長の朱印状は、1567年(永禄10年)に「松岡鍋」あてに「15貫文を給与する」などと記された書状と、1576年(天正4年)に信長馬廻衆(親衛隊)の松岡九郎次郎にあてた「130石分を給与する」などと記された書状の2点。「天下布武」の朱印があり、信長の署名も入っている。

月曜休館(ただし、10月9日は開館、翌10日休館。10月27日は館内整理日)。観覧料は、一般300円、高校・大学生150円、小・中学生100円(土曜は、小・中学生の観覧無料)。問い合わせは、1384・8181市立博物館まで。

【竹中 景太】

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲

スペース 信長朱印状信長朱印状

▲織田信長の2通の朱印状


東葛国際映画祭開催迫る

14日〜22日、柏など3市5会場で

スペース
東葛映画祭

▲昨年開催された東葛映画祭の舞台あいさつ

 

東葛国際映画祭が今月14日から22日まで、千葉県福祉ふれあいプラザ、流山市生涯学習センター、柏第一小学校体育館などを会場に行われる。

昨年、東葛地域の5市で行われて注目された東葛映画祭が「国際映画祭」としてバージョンアップ。今年はフイルムコンペティションのスタイルをとり、世界30か国から80本以上の作品が寄せられたという。そのなかから選ばれた8作品を、我孫子市、柏市、流山市の3市5会場で上映する。審査員により各賞を発表し、観客の投票により観客賞の選出を行う。オープニングイベントは14日午後3時より流山市生涯学習センターで、クロージングイベントは22日午後4時より柏第一小学校体育館で開催される。

チケットは前売り2000円、当日2500円(全日券)で、柏市のかしわインフォメーションセンター(ファミリかしわ3階かしわウエルカムプラザ内・104・7168・8686)ほかで発売中。

お問い合わせは、メール(info@tokatsuf ilm.com)で東葛国際映画祭実行委員会まで。

松戸で上映会

残念ながら、東葛国際映画祭の松戸市内の会場はないが、同映画祭の特別共催として東葛シネマクラブ主催の「二人日和」(野村惠一監督、藤村志保、栗塚旭、賀集利樹、山内明日ほか出演)の上映会が、20日の午前11時、午後2時、午後6時30分の3回、松戸市民会館大ホールで行われる。入場料は前売り1000円、当日1300円。問い合わせは、1365・9911事務局(労音)まで。

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲


左千夫しのび短歌大会

「野菊の墓」発表100年記念し矢切で文学祭

スペース
短歌大会

▲賞状を受け取る初恋短歌大会入賞者

 

伊藤左千夫「野菊の墓」発表100周年を記念した「矢切の里文学祭」が先月23日、松戸市民活動サポートセンターなどで行われた。

秋晴れのもと行われた「矢切の里 散策スタンプウォークラリー」には50人の市民が参加。木下惠介監督の「野菊の如き君なりき」(1955年)のビデオ上映や、松田聖子主演の映画「野菊の墓」の上映も行われた。

また、午後から行われた記念式典では、「第1回初恋短歌大会」の選歌発表と表彰式が行われた。一般の部に63人、学生の部に33人が応募した。学生の部では、大半が小学生の応募で、入賞した歌が発表されると小学生とは思えない瑞々しい恋の歌に、さかんに拍手が送られていた。

伊藤左千夫は明治を代表する歌人で、小説「野菊の墓」では、淡い恋を詩情豊かに描いている。

上位入賞作品は次の通り。

▼一般の部(久々湊盈子選)

◎初恋短歌賞

青春とよぶ過去ありき色あせし軍事郵便いまに秘めもつ    富沢幸子

◎伊藤左千夫賞

初恋の人の笑顔を探してるモノクロームの卒業写真    向後文大

◎野菊の墓短歌賞

同窓会知らぬふりして盗み見るあの日のままの君の横顔   合津浩則

◎観光協会賞

初恋の君に添い来し四十年共に吹かるる白髪や良し   佐々木リサ

◎矢切風致保存会賞

好きですと言ふこともなく別れきて民子のごとく野の菊をつむ   塩入照代

◎選者賞

校庭を汗して走る君に吹く風になりたい十五の恋は   袴田正子

▼学生の部(塩入照代選)

◎初恋短歌賞

おはようとあいさつしてるゆめを見たこれが本当になればいいのに   加藤亮平

◎伊藤左千夫賞

新学期今度こそはと席替えでねらうはひとつあの子の隣り   礒田夏実

◎野菊の墓短歌賞

何も言はず机をつけた君からのノートの切れ端「好きです」の文字   松浦光

◎観光協会賞

花火の夜ならんで見てる土手の上いつのまにやら手をつなぐ君   嶌根香菜子

◎矢切風致保存会賞

なんでかな言えない言葉2文字だけほかはなんでも言いあえるのに    岩泉桃香

◎選者賞

おかしいな見かけただけでへんな気分ドキドキするしからだあつくなる   清水優佑

【戸田 照朗】

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲



江戸川早朝野球結果

16回戦(8月27日)

キング7−0 P S
ドリー8−2三 村
三ヶ月10−6メイツ
サンデ3−0レイン

17回戦(9月3日)

プロス6−5ファミ
ドリー14−2メイツ
三 村8−4三ヶ月
キング17−4パワー

18回戦(9月10日)

プロス7−0P S
メイツ5−4ファミ
サンデ4−1三ヶ月
レイン7−2パワー

19回戦(9月17日)

P S7−0三 村
サンデ9−4プロス
ドリー15−1ファミ
キング7−2レイン

20回戦(9月24日)

レイン4−3メイツ
三 村6−6キング
ドリー18−1パワー
三ヶ月9−1P S

21回戦(10月1日)

三ヶ月9−1プロス
ドリー9−5サンデ
三 村15−1ファミ
メイツ13−9パワー

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲



しますえ・よしお

シャンソンコンサート

21日、市川市文化会館

しますえ スペース

市川ベルクールの会では、21日午後4時より、「第12回しますえ・よしおシャンソンコンサート〜あなたに聴いてほしい歌がある〜」を市川市文化会館大ホールで開催します。

市川ベルクールの会は「心癒す、しますえさんの歌声をひとりでも多くの方に聴いてもらいたい」と、日本では数少ないシャンソン歌手の一人、しますえ・よしおさん=写真=のコンサートを開催することを目的に、松戸及び市川市の主婦4人で結成。これまで、しますえさんのコンサートを年1回のペースで開催しています。

同会では「今の殺伐とした時代に、心を癒しに来てもらいたい。本当にしますえさんの歌を聴くと癒されるんです。1人でも多くの人にこの感動を伝えられれば」と呼びかけています。

入場料は5000円(全席自由)。

問い合わせは、1342・3500山田さんまで。

▲ バックナンバーメニューに戻る ▲