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東葛北部市長サミット 開催

川井市長 「松戸は市川、船橋との合併も」

市長サミット

▲東葛北部市長サミットに出席した5市の市長

東葛北部市長サミット(J&Tまちづくりセンター運営協議会、東葛まちづくり交流会実行委員会主催)が、14日、岩瀬の聖徳大学キャンパスで開催され、「東葛北部地域の一層の連携に向けて」をテーマに、松戸、柏、野田、我孫子、鎌ヶ谷の各市長が話し合った。流山市長は欠席。コーディネーターは中央大学教授の佐々木信夫氏。「市長サミット」は1995年秋に東葛地域の6市2町の首長が集まり、柏市で開催されて以来11年ぶり。この間、同地域では2003年6月6日に野田市と関宿町が、05年3月28日に柏市と沼南町が合併している。

【戸田 照朗】

松戸市近隣市の人口 スペース

東葛6市で構成する東葛広域行政連絡協議会では、「政令指定都市問題研究会」を今年5月に設置。6市のデータの収集、分析、広域的課題の整理をし、政令指定都市制度や東葛地域におけるシュミレーションについて調査・研究を今後2年間をかけて行う、という。

「サミット」では、市町村合併や道州制の導入、少子高齢化社会と行政改革など、東葛地域の将来像と各市が抱える諸問題について、また昨年開業した「つくばエクスプレス」の地域への影響などについて話された。

松戸市の川井敏久市長は、政令指定都市の可能性について「つくばエクスプレスの開業したこの期をもって、もっと研究を進めるべき。これからは、高齢化が財政を押しつぶす。高齢化は避けて通れない問題。(行政は)大きなパイの中で考えるべき。松戸市には、北の柏などとの合併という選択の他に、南の市川、船橋という選択もある。これは、具体的に検討に入る。市民に判断基準になるものを示していく必要がある。松戸市は人口50万人になろうとしており、政令市を志向する。私の任期中に道筋をつけたい」と話した。

一方、柏市の本多晃市長は、「広域の行政には医療、福祉、廃棄物処理などに高いサービスと無駄のない効率のよさがでる」などと政令市のメリットを述べた。また、つくばエクスプレスの開業について、駅の乗降客の増加など具体例をあげて、「期待以上の影響」とした。

また、野田市の根本崇市長は、同地域の合併について「施設の設置など広域で考えた方がよい問題もあり、必要性は感じるが、現実には無理。私は市民を説得する技術を持たない。必ず反対運動が起きる」などと話した。

我孫子市の福嶋浩彦市長は、少子化への対応として、同市で保育園の待機児童が0であることなどを説明。「我孫子市の人口規模は、市民が本気で市を変えようと思えば変えられる規模。市民の意思を反映させる仕組みをつくりたい。10〜15万という都市の良さを生かしたい」と市民参加型の行政を強調し、政令市については「100万人以上というのは、基礎自治体としては大きすぎる」と否定的だった。

鎌ヶ谷市の清水聖士市長は「合併については、市民が方向性をつくっていくべき。平成16年3月の市民へのアンケートでは、約6割がこのまま合併しなくてもやっていけるという結果が出た。(同市の)半径10キロ圏内を見れば、東葛だけでなく、南には船橋、習志野、白井、印西もある」と話した。

政令指定都市とは

地方自治法では「政令で指定する人口50万人以上の市」と規定されているが、運用上は近い将来100万人以上になると見込まれる都市として80万人以上の都市が指定されてきたため、実際には「80万人以上」が目安となってきた。しかし、01年8月に政府が発表した「市町村合併支援プラン」の優遇策では人口要件が「70万人以上」にまで緩和され、これには昨年3月までという期限がついていたが、同年8月に示された新しい支援プランで緩和期間が10年3月までとなった。政令指定都市になると、行政と財政の両面で特例が認められ、県と同じような権限や財源を持つことができる。全国には、昨年4月に人口70万人程度で政令指定都市に移行した静岡市のほかに、千葉市、さいたま市、川崎市、横浜市など14の政令指定都市がある。

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11・19市議選

多候補・激戦必至
でも
低投票率に歯止めは?

スペース
投票率

任期満了に伴う松戸市議会議員選挙(11月12日告示、同19日投開票)の立候補予定者説明会が先月29日、市役所議会棟特別委員会室でおこなわれ、定数46に対して67陣営が出席した。内訳は、現職37、元職4、新人26で、先の市長選挙立候補者や公職選挙法違反者が陣営から出たことにより辞職した元県議、今月3日に2003・04年度の政務調査費の無断使用が明らかになり議員を辞職した市議なども名を連ねた。前回選挙に引き続き、今回も多くの候補者が立候補し、激戦になる見通し。背景には、ベテラン議員の引退が増える一方で、保守系、民主党系候補の増加、20〜30代の若い候補の増加などがありそうだ。

【竹中 景太】

小泉純一郎前首相のいわゆる「劇場型政治」「ワイドショー政治」により国会への関心は高まり、これまで以上に政治に目が向けられるようになっているようだが、市議会はと言うとあまり話題にものぼらないし、本会議を傍聴する人もまばら。それをあらわすかのように、投票率は減少の一途をたどっている。

表にもあるように、昭和26年の市議選で87・35%もあった投票率も今や、半分以下の40・14%(前回、平成14年の市議選)にまで落ち込んでいる。こうした投票率の低下は、全国の地方選挙においても同様だが、危惧すべき問題である。

市議会議員は言うまでもなく、市民の血税からその報酬を得て、市民の代表として市政を担っている。市議1人あたりの年収は約1千万円。その最たる仕事は年4回の定例市議会への出席となるが、これだけだと年間数十日程度。それ以外に、議会に向けての調査・研究や住民の要望を吸い上げるための地元の会合や市民活動への参加などをおこなっているが、どれだけ働くかは個人の裁量によるところが大きい。それだけに、本当に市のために汗して働く人を選ばなければ税金の無駄になってしまう。それなのに、今はわずか40%の市民(有権者)だけの投票により市議が選ばれている。

市議会で議論されることは、もちろん松戸市のことだ。つまり市民直結の問題であり、本来ならば国政より関心があってもおかしくないはず。なのに、なぜ関心が低いのか、なぜ半数以上の有権者が投票に行かないのか。投票率アップのための啓発活動などをおこなっている市選挙管理委員会の担当者は「地元に関心のない、松戸に家はあるけれど寝に帰ってきているだけという、いわゆる千葉都民が増え、地元意識が根付いていないのが一番の要因では」と話す。

来月19日投開票の市議選。説明会に出席した陣営の内、どれだけ立候補を届け出るかは分からないが、その職を全うする候補者を選びたい。一般的に市議選となると、自分の住んでいる地域の代表を選ぶという意味合いが強いが、全市的な目で候補者を選ぶというのも一つの手ではないだろうか。

昨今、「不況になると候補者が増える。それは議員を職業、就職先として考えているから」という信じられない話も聞かれる。確かに年収1千万円で、3期12年市議をつとめれば議員年金ももらえるのだから、割のいい職業であるのだが…。

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江戸川乱歩の 朗読活劇 怪奇の世界をあなたに

オフィスy&y企画朗読会第3弾「朗読活劇 江戸川乱歩」が来月18日、午後4時30分から森のホール21小ホールで行われる。

7月に馬橋の萬満寺で朗読芝居「小泉八雲 怪談」を上演し、好評を得たオフィスy&yが今度は江戸川乱歩の世界に挑戦する。出演は森優子さん、大越恭子さん、森香緒留さんの3人で「指」「断崖」「畸形の天女」の3作品が朗読される。構成と脚本は鈴木之彦さんが担当。戦前〜戦後に書かれた江戸川乱歩の作品は独特の怪奇的世界を持っており、効果音や映像、バイオリンの生演奏も駆使して雰囲気を盛り上げる。鈴木さんは「びっくりするような仕掛けも用意しています。お楽しみに」と話していた。

また出演する森優子さんと大越恭子さんは市内在住の女優・丸山由利亜さんが主宰する「語りと音楽の会」の卒業生で、長い朗読歴を持つ。今回はゲストとして舞台やテレビで活躍する女優・森香緒留さんが参加。「朗読ならではのルールがあり音、リズムなどが舞台とは違う。いろいろ発見があります。本番ではお客様の頭の中にスクリーンができるように朗読できれば」と話していた。

チケットは前売り2800円、当日2950円。問い合わせは、FAXで1348・4315(森)か1365・7358(鈴木)へ。

【戸田 照朗】


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スペース 江戸川乱歩の朗読活劇

▲「朗読活劇 江戸川乱歩」のポスター



小金北6位入賞

東葛地方中学駅伝

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東葛地方中学駅伝

▲10区を力走する小金北のアンカー・加藤淳君

 

第60回東葛飾地方中学校駅伝競走大会(県教育庁東葛飾教育事務所ほか主催)が14日行われ、柏市立柏二中が1時間40分58秒で優勝。2位に逆井、3位に風早、4位に光ヶ丘が入り、上位を柏勢が独占。松戸勢では、小金北が6位に入り唯一入賞を果たした。

松戸市立中部小から野田市総合公園までの31・7キロを、東葛地区6市の中学70校で争われた今大会。小金北は序盤から最後まで5〜10位を争う安定した展開を見せた。染谷均監督は「予定通りです。駅伝経験のない他の部から参加してくれた選手もいて、心配したが、うまく波に乗れた」と話していた。

【戸田 照朗】

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「一球一球大事に」

元巨人選手が「さわやか野球教室」

石井浩郎さん

▲熱心に指導する石井浩郎さん

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読売新聞東京本社、読売巨人軍、千葉北部読売会松戸支部の主催による「さわやか野球教室」が14日、松戸運動公園内野球場で開催された。会場に集まった約150人の小学生は、特別コーチとして招かれた元読売巨人軍の高橋一三さんと石井浩郎さんから、投球フォームや走塁、キャッチボールなどを学んだ。

参加した小学生は、投手と野手に分かれて、それぞれ練習をスタート。投手を担当した高橋さんは「足を上げた時に身体を反らしすぎない」「頭から足はひとつの線、軸。上と下がバラバラではいい投球はできない」などと、一人ひとりの投球フォームをじっくり見た上で指導。

一方、野手を担当した石井さんは、「つぎの塁を常に狙う姿勢を持つ。投手、野手にプレッシャーをかけることによって、あわてさせる。それがミスを誘う」「キャッチボールは楽をしようと思ったらいくらでも楽できる。しっかり軸足を乗せて、一球一球大事にやるとすぐに汗をかく。そういった基本はバッティングにもつながる」などと指導し、未来のプロ野球選手を目指す子どもたちにエールを送った。

参加した子どもたちは、憧れだった選手が間近にいるとあって、はじめは少し緊張している様子だったが、徐々に慣れてくると、汗をぬぐいながら一生懸命に練習に取り組んでいた。

【竹中 景太】

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熱戦に火ぶた

ジュニアソフトが開幕

松戸市ジュニアソフトボール連盟(藤咲安男会長)主催による、市長旗争奪「第62回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)が15日、開幕した。34チーム・総勢約570人の少年球児は、来月26日までのおよそ1か月半にわたり、真紅の市長旗を目指して熱戦を繰り広げる。

大会に先立ち市運動公園野球場でおこなわれた開会式では、まず子どもたちが元気よく入場行進。大畑ユニオンのキャプテン、高橋諒くん(6年)が元気に選手宣誓を行った。また、開会式の中で、今年の夏の甲子園で千葉経済大附属の捕手として活躍した福田純平選手(火の見下出身)が特別表彰を受けた。

参加34チームは、東西南北の4つのリーグに分かれてリーグ戦をおこなった後、各リーグ1位及び2位のチームによる決勝トーナメントにより優勝を争う。

【戸田 照朗】


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スペース ジュニアソフト

▲選手宣誓する高橋諒君

 

大会1日目(10月15日)

◆東リーグ
火の見4−0ゆうか
イーグ7−3和名谷
つくし3−2たんぽ
陣ヶ前2−1和名谷

◆西リーグ
千駄堀4−2しろあ
馬橋中3−2わかば
ひまわ3−0常盤東
横須賀3−1千駄堀

◆南リーグ
城 町6−2つばさ
南 部8−1 寿 
城 町3−2風の子
  寿 10−0サン壱

◆北リーグ
秋 山1−0大 畑
さつき5−1稔 台
松五緑8−3やなぎ
秋 山3−1ウイン


日本マスターズに出場

松戸KGB

松戸KGB

▲松戸KGBのみなさん

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市内のレディースソフトボールチームの有志が集まり結成する「松戸KGB」が、さきごろ広島県で開催された「日本マスターズ2006」(ソフトボール競技)に、千葉県代表として初出場した。松戸KGBは、初戦で和歌山県代表「和歌山ファミリー」と対戦。初回、3点を先制し、続く2回にも2点を加えたが、終盤に追いつかれ、そのまま逆転。5│6で惜敗した。

松戸KGBは、35歳以上の女性14人が所属。チーム名のKGBは「期間・限定・美女軍団」、もしくは「期間・限定・バカヤローの集まり」の略という。

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