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バックナンバータイトル672号

与謝野晶子の歌碑建立へ

市民が募金を呼びかけ

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歌に出てくる「紅き野薔薇の傘形のあづまや」

▲歌に出てくる「紅き野薔薇の傘形のあづまや」(左)

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このほど「与謝野晶子の歌碑を建てる1000人の会」(石上瑠美子会長)が発足。千葉大園芸学部内に与謝野晶子の歌碑を建てるために、市民に募金を呼びかけている。情熱の歌人・与謝野晶子(明治11〜昭和17年・1878〜1942)は大正13年(1924)6月に千葉県立高等園芸学校(現千葉大園芸学部)を訪れ、短歌59首を詠んだ。同学部は今年創立100周年を迎えるため記念事業を遂行中。来年11月3日に記念式典を予定しているが、歌碑も併せて除幕したいという。目標額は100万円で、1口1000円。1000口で100万円となる。今年10月には機運を盛り上げるべく「与謝野晶子と松戸」と題したイベントが市民劇場で開催される。晶子が書いた戯曲「第三者」を松戸市民劇団が上演するほか、与謝野鉄幹・晶子夫妻の孫で国会議員の与謝野馨氏が基調講演を行う予定。同会では「高名な歌人の手になる59首は、当時の松戸のまちと、高等園芸学校の華やかさを偲ばせ、今日の千葉大園芸学部の足跡を語る貴重な記録であるばかりではなく、松戸の文化的遺産でもある」としている。

【戸田 照朗】

昨春、元市職員で松戸の文学資料を収集・編集していた宮田正宏さんがインターネットの検索から晶子が同校で歌を詠んだことを「発見」し、同学部に伝えた。昨秋行われた大学祭(戸定祭)で企画展示「与謝野晶子と戸定ヶ丘」も開催された。

59首は、文芸雑誌『明星』第五巻第二号(大正13年7月発刊)に「松戸の丘」50首が、『週刊朝日』(同年7月6日号)に「或る日」9首が発表された。

晶子がどんないきさつで松戸を訪れたのかは不明だが、当時、高名な画家、板倉鼎(かなえ・明治34〜昭和3年・1901〜28)が松戸町一丁目(現本町)に住んでいた。鼎は妻の須美子と大正14年11月に帝国ホテルで結婚式を挙げたが、この時の仲人が与謝野鉄幹・晶子夫妻である。「結婚式の打ち合わせなどで、与謝野夫妻が松戸を訪れた際などに、板倉が郷土の自慢でもあった園芸学校を案内したのではないだろうか」と宮田さんは推理している。

同校は、千葉県立園芸専門学校として明治42年(1909)に開校した。大正3年(14)に千葉県立高等園芸学校、昭和4年(29)に文部省に移管され千葉高等園芸学校、昭和19年(44)に千葉農業専門学校、昭和24年(49)に国立学校設置法により千葉大学園芸学部に。

スペース 与謝野晶子(大正12年撮影)

▲与謝野晶子(大正12年撮影)

同校は、晶子が訪問した当時から国内唯一の園芸の専門学校として知られており、校内には欧州などの造園技術、植物栽培法などを取り入れた庭園、温室、各種実習農園など、先進的な施設があった。

晶子の歌には「長十郎と云う梨の並木」「温室」「硝子の部屋」「アカシアの丘の路」「紅き野薔薇の傘形のあづまや」「菖蒲咲く低き畑」「菖蒲よりけしの畑に通ふみち」など、園芸学校の庭園や農園の様子を歌った言葉が出てくる。また、同校に隣接する浅間(せんげん)神社を歌ったと思われる「浅間の森」という言葉が入った歌も1首ある。しかし学内もずいぶん変わっており、場所が特定できない歌も多い。

募金の振込先は、郵便振替(口座番号)00150−1−357438 (加入者名)与謝野晶子の歌碑を建てる1000人の会

問い合わせは、1360・3662千葉大学園芸学部友の会事務局「歌碑建立」係 佐藤和美(月・木・金)

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硫化水素の検知器を操作する署員

▲硫化水素の検知器を操作する署員

 

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硫化水素に注意喚起

救急、消防車に検知器配備

 

全国で相次いで発生している有毒の硫化水素による自殺を受け、松戸市はこのほど、救急車10台、消防車7台に硫化水素対応のガス検知器を配備した。事故発生後、現場付近の住民、また駆けつけた救急隊員への二次被害を防ぐためだが、救急車への検知器の配備は県内初、全国でも珍しいのではないか、という。また、市ではこのほか、硫化水素事故への対応として、市や消防局などのホームページに硫化水素の特徴や対応策を掲載。町会や自治会、市内の事業所、地域防災のリーダー・防災協力員にパンフレットを配布し、注意を呼びかけている。

市内ではこれまでに、硫化水素による自殺とみられる事件が4件発生している。いずれも二次災害には至らなかったものの、先月27日の仲井町、今月1日の小金原での事案では、周辺住民に避難などを呼びかける措置をとっている。

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今回配備された検知器は、酸素・可燃性ガス・一酸化炭素に加え、硫化水素を連続同時検知できる特長がある。市消防局の消防車両にはこれまで、一酸化炭素などに対応した検知器が配備されていたが、硫化水素に対応したものは一部だけだった。今回の配備により、市内全消防署に硫化水素対応の検知器が配備されることになった。

市消防局では「ガス検知器を全救急隊に配置することで、現場到着時における傷病者の救護と並行して付近の硫化水素濃度を測定し、現場付近の居住者への避難誘導をすばやくおこなうことで二次災害の防止に多大な効果がある。救急車等にガス検知器を配置することで、市民の安全、安心を担う消防の使命が全うできるものと考えている」としている。

なお、市のホームページなどでは、硫化水素の特徴として「臭いは腐った卵に近い」「空気より重く無色」「可燃性ガス」の3点を挙げ、その対応として「腐った卵のような臭いを感じたら、臭いの強い方向は避け、窓等を開放し換気する」「空気より重たい性質から、風向き、地形、地物を配慮した避難をする」ことを呼びかけている。

【竹中 景太】

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紙芝居通し「子育て」

元職員の峯岸さん ゆいの花公園などで口演

 

 

 

 

「チョーン、チョーン。紙芝居が始まるよ〜」。拍子木の音を聞きつけ、子どもたちが集まってくる。そこには、ハンチングをかぶった背の高いおじさんがいて、「いくつだ」「どこから来たの」と笑顔で子どもたちに話しかけている。集まった子どもは幼児が中心。今から何が始まるの? といった様子で目を輝かせ、いざ紙芝居が始まると、食い入るように絵を見つめ、おじさんの話に夢中になる。

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スペース 子どもたちに紙芝居を口演する峯岸照恭さん

▲子どもたちに紙芝居を口演する峯岸照恭さん

18日に始まった東松戸の「ゆいの花公園1周年フェスタ」。このイベントで「テルさんの紙芝居」という催しがあり、そこへ出かけた際に目にした光景が前述したものだった。紙芝居を口演していたのは、テルさんこと峯岸照恭さん(61)。松戸市の前都市整備本部長で、現在は7まつどみどりと花の基金で理事長をつとめている。以前、市の広報室長をつとめていたこともありお世話になったが、峯岸さんが紙芝居をやっているというのは初耳だった。そこで、いろいろ話を伺ってみた。

峯岸さんが紙芝居を口演するきっかけとなったのは、平成14年の夏、大阪の紙芝居師・安野侑志さんとの出会いからだ。当時、峯岸さんは松戸のまちおこしになれば、と大阪を中心に人気が再興していた紙芝居に目をつけ、「全国紙芝居作品コンテスト事業」なる企画を提案していた。松戸を紙芝居のまちにしよう、という企画だ。この企画への意見をもらおうと出向いたのが、安野さんの所だった。

アポなしで大阪に行き、体育館で初めて安野さんの紙芝居を目にした。口演後、あいさつに行き企画への意見をもらおうとしたが「あなたが言っているのは教育紙芝居。わたしがやっているのとは違う」と言われた。それでもせっかく大阪まで来たのだから、と自宅に招かれ、いろいろな紙芝居の本を見せてもらっているうちに遅くなり、カレーをごちそうに。どこかホテルに泊まろうと思っていたが「泊まっていけばいい」という安野さんの好意に甘え、結局アポなしで初対面にも関わらず、泊めてもらうことになった。翌日には「いい所がある」と大阪・箕面市を紹介された。この市ではすでに、紙芝居コンテストのようなものをやっていた。大阪から帰ってきて、大道芸などをおこなうアーティストにライセンスを与えて場所を提供する、という東京都のニュースも飛び込んできた。「二番煎じになる」と企画を断念した。

しかし、峯岸さんの紙芝居に対する興味は一層強くなっていた。「わたしは紙芝居の時、真剣勝負をしているんだ」という安野さんの姿勢、その安野さんの口演を食い入るように見つめていた子どもたちの姿。「自分も紙芝居をやりたい」と思った。

そこには、いろいろな峯岸さんの思いがあった。ひとつは「老後は社会に喜ばれることがしたい」という思い、もう一つは子育てだ。峯岸さんは「子どもを育てるということは、人間として最低限、社会に尽くす、ごく当たり前のこと」という思いがあったが、子宝には恵まれなかった。それだったら「多くの子どもたちに関わることも子育て。地域社会の中で、紙芝居を通じて、子どもと関わっていけば」と思った。

「師匠(安野さん)は紙芝居の時、子どもたちに『おっちゃんはこれから年をとって死んでいくが、君たちは将来、これからの日本、世界を背負って立つ人間になるんだ』と、願いのようなものを込めて語りかける。ただ見せるだけでなく、子どもの潜在能力を引き出すのに紙芝居は有効な手段なんだと感じましたね」

大阪へ何度も通い、師匠の口演を目と耳で盗んだ。そして紙芝居を口演するようになった。

松戸で紙芝居を口演するのは、今回で三度目。「ゆいの花公園1周年フェスタ」では、紙芝居「ふるさとのたからもの」の後、子どもたちにクイズを出して会場をおおいに盛り上げていたが、この手法は師匠から盗んだという。「紙芝居は自分が思っていたより奥が深い。子どもをひきつけるのは本当に難しい。松戸を題材にした紙芝居を創作したいとも思っているんです」。

「テルさんの紙芝居」は、きょう25日(午前11時〜)にも、東松戸ゆいの花公園でおこなわれる。

【竹中 景太】

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市民劇団が劇舎(しばいや)公演

2年ぶり 小劇場の趣

 

 

松戸市民劇団が新人公演として、アトリエ劇舎(しばいや)で来月13日から15日まで「二十二夜待ち」(木下順二・作、石上瑠美子・演出)を上演する。

同劇団のアトリエである劇舎は「小劇場」の雰囲気があり、森のホールや市民劇場など大きな会場とは違った趣がある。それだけに人気があり、席数も少ないことから今回も残りチケットはごくわずかだという。劇舎での公演は「星屑の町〜山田修とハローナイツ物語」(水谷龍二・作)以来2年ぶりとなる。

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スペース 本番に向け稽古に熱が入る同劇団員

▲本番に向け稽古に熱が入る同劇団員

二十二夜待ちは月待ち信仰のひとつで、満月の夜から数えて7日目にやってくる下弦の月を信仰の対象としてあがめたもの。本作では村人が寄り集まり、深夜0時を過ぎて上がる月を待っていたところで物語が展開する。親子の情愛やきずなを描いている。同劇団のアレンジでしんみりした中に笑いもちりばめられている。

主役は新人の田中秀樹さん(30)。創立30周年を迎えた同劇団では、劇団員として定着したころに新人公演を行うという。田中さんも入団して約3年がたつ。二十世紀梨が縁で鳥取県の劇団と同劇団が共同で作った「梨の懸け橋」の奈良公演が初出演。田中さんが入団したきっかけは劇団員だった同僚に誘われて同劇団の舞台を見たこと。演劇は小学生以来という。「この3年間の思いも込めて、新たな気持ちで演じたい。3年たってここまでになりましたというところを見ていただきたい」と話していた。

公演時間は6月13日20時、14日19時、15日11時、15時。チケットは前売り1000円、当日1500円。ただし売り切れ間近のため要問い合わせ。1389・4646アトリエ劇舎(新京成線八柱駅そば)。

【戸田 照朗】

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選手宣誓する内田直樹くん

▲選手宣誓する内田直樹くん

 

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春のリーグ戦開幕

市ジュニアソフト

 

松戸市ジュニアソフトボール連盟(綿内功会長代行)主催による、市制施行65周年記念・市長旗争奪「第65回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)が今月18日、開幕した。29チーム・総勢約450人の少年球児は、およそ1か月半にわたり、真紅の市長旗を目指して熱戦を繰り広げる。

大会に先立ち上本郷小学校でおこなわれた開会式では、はじめに、同連盟で長年会長職を務め、ソフトボールを通じて子どもたちの健全育成に尽力してきた藤咲安男氏が先月亡くなられたことを受け、選手・出席者全員で黙祷。それに続き、綿内会長代行らが「藤咲会長が亡くなられたからといって、大会が盛り上がらないということがないようがんばってほしい。最後まであきらめずに試合にのぞんでもらいたい」などとあいさつ。このあと陣ヶ前子供会のキャプテン、内田直樹くん(6年)が元気に選手宣誓をおこない、大会は幕をあけた。

参加29チームは、東西南北の4つのリーグに分かれてリーグ戦をおこなった後、各リーグ1位及び2位のチームによる決勝トーナメントにより優勝を争うことになっている。

大会初日の試合結果はつぎのとおり。

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大会1日目(5月18日)

▼東リーグ

ゆうか22−2稔 台

陣ヶ前12−0やなぎ

ゆうか6−6さつき

金ヶ作26−0稔 台

大 畑8−0ゆうか

千駄堀19−2稔 台

 

▼西リーグ

風の子5−4つくし

杉の子2−0秋 山

松五緑10−0つくし

杉の子8−4風の子

横須賀5−1秋 山

松五緑10−0杉の子

 

▼南リーグ

たんぽ3−2わかば

ウイン9−0馬橋中

ウイン25−0わかば

たんぽ4−3馬橋中

 

▼北リーグ

相模台8−0ひまわ

サン壱3−1中金杉

相模台2−0常盤東

寿 3−2ひまわ

虹の街2−1中金杉

寿 5−0サン壱

【竹中 景太】

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省エネ効果 収穫の楽しみも

「緑のカーテン」で涼しく

秋にコンテスト開催

 

 

 

 

 

夏の省エネ対策として市が促進している「緑のカーテン」設置の呼びかけが今年も始まった。14日には設置イベントが行われ、川井敏久市長らが市役所でゴーヤの植え付けを行ったほか、市民にゴーヤ苗を配布した。

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スペース 昨年市役所に設置されたゴーヤの緑のカーテン

▲昨年市役所に設置されたゴーヤの緑のカーテン

緑のカーテンとはゴーヤなどつる性植物をはわせた自然のカーテンのこと。建物に直射日光があたることを防ぎ、熱線といわれる赤外線を反射する。葉の気孔が水分を蒸散するのでカーテン内の気温の上昇を抑える効果がある。すだれなどで日陰を作るよりも効果があり、暑い日には5〜10度程度室外との温度差が出るという。また冷房温度をひかえることにより、20〜30%の省エネが期待できる。ゴーヤやキュウリを収穫して食べる楽しみも。

市は18年度から公共施設へのモデル設置を始めた。19年度は68施設に設置。今年度は市民センター、保育所、消防署、小中学校など91施設に設置する。

また、今年度も家庭、店舗・事業所、学校を対象に「緑のカーテンコンテスト」を実施し、「松戸市長賞」など3賞が贈られる。応募用紙に写真を貼付するか、eメールでも応募できる。締め切りは9月19日必着。11月に表彰予定。

詳しくは1366・7089環境計画課まで。

メールアドレス mckangenco2@city.matsudo.chiba.jp

【戸田 照朗】

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上野動物園はベビーブーム

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ワタボウシタマリン スペース

恩賜上野動物園では1〜4月にかけて続々と赤ちゃんが誕生。ワタボウシタマリン、オオカンガルー、タンチョウ、カピバラ、オグロプレーリードッグ、ケープペンギンなどの赤ちゃんがお目見えしている。

ワタボウシタマリンは中央アメリカのコスタリカ最南東部からコロンビア北西部に分布し、熱帯雨林の樹上に3〜19頭の群で暮らしている。動作が機敏で鳥のような高い鳴き声。1回の出産で1頭の子供が産まれ、オスも育児をする。子供はいつも父親の体にしがみついていて、ほ乳の時だけ母親が世話をする。上野動物園では待望の双子が生まれた。昨年までに生まれた兄たちも育児に協力し、子供たちを交代で背負っているという。

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オオカンガルー タンチョウ カピバラ

▲上からワタボウシタマリン、左からオオカンガルー、タンチョウ、カピバラ


献血ルームで

手作りパンプレゼント

 

 

松戸献血ルームPureでは、6月9日までの木曜日限定で、献血キャラクターの愛の妖精「けんけつちゃん」をかたどった手作りパンを、献血者先着20人(各日)にプレゼントしている。

松戸献血ルームPureは、「女性に優しい献血ルーム」をコンセプトに昨年4月にオープン。これまでに、献血者対象にネイルカラーリングとネイルアートのサービス、母の日イベントとしてカーネーションを贈るなど、さまざまなイベントを通じて多くの人に献血を呼びかけている。

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スペース 「けんけつちゃん」をかたどった手作りパン

▲「けんけつちゃん」をかたどった手作りパン

今回のキャンペーンは、小麦粉やバターなど厳選した材料とこだわりの手作りにより焼き上げた特製パンを、献血者にプレゼントするというもの。パンは、献血推進を図ることを目的に厚生労働省が作成した献血キャラクター、愛の妖精「けんけつちゃん(チッチ)」の顔をイメージ。パン教室講師の西谷美知代さんの協力のもと、試食を何回も繰り返し、試行錯誤の末、完成した苦心の作という。

パン作りにたずさわった、献血ルームの職員は「手作りにこだわりました。機械は一切使っていない、本当の手作りのパンです。西谷先生にレシピから考えてもらい、おいしいものができました。ぜひ午前中に来て、献血ルームでブランチを楽しんでもらえたら」と話していた。

パンのプレゼントは今月15日から実施中。29日と来月9日の木曜日にもおこなわれる。

松戸献血ルームPureは、年末年始のみ定休。受付時間は、成分献血が午前10時〜正午と午後2時〜5時10分、400(200)ミリリットル献血が午前10時〜午後1時と午後2時〜5時40分。

問い合わせは、1043・241・8567千葉県赤十字血液センターまで。

【竹中 景太】

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江戸川早朝野球結果

毎週日曜日に江戸川河川敷で行われている江戸川早朝野球リーグ戦は3月に開幕したものの、週末の天候不順などから中止・順延が多く試合消化が遅々として進んでいない。会員有志がグランド整備を行い、18日までに5回戦を消化した。

4回戦(5月4日)

メイツ2−1キング
ドリー8−3三ケ月
サンデ7−3パワー

5回戦(5月18日)

ドリー14−1パワー
サンデ7−0三 村
キング11−5ファミ
プロス7−2三ケ月