「関さんの森」に新道路案市長「十分検討に値する」 |
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先月31日、「関さんの森」で記者会見が行われ、新道路案(「関さんの森道路案」)が発表された。この道路案は都市計画プランナーで早稲田大学芸術学校講師、株式会社まちつくり研究所代表取締役の井上赫郎さんら複数の専門家と関さん、その支援者らが検討し、策定したもので、結果的にルート、幅員(11m)ともに昨年、川井敏久市長の主導で市が提案した「暫定道路案」に近いものとなっている。この「暫定案」との大きな違いは、ケンポナシなど樹齢200年を超える大木をよけるために少し外側にふくらんでいる点と、こどもの遊び場部分はトンネルにして、これまで通り子どもたちが遊べるようになっている点など。関さんと支援者らは市に同案をもとに話し合いを再開し、円満解決すること、強制収用の手続きを中止することを求めている。これに対して、川井市長は現在開会中の9月定例市議会の一般質問の中で「(専門家がつくった案ということで)十分検討に値する」と話し、担当職員に新道路案の説明をこの専門家から聞いてくるようにと指示したことを明らかにした。 【戸田 照朗】 |
無形文化財を肌で20日から日枝神社で三匹獅子舞 |
市指定無形文化財の三匹獅子舞が和名ヶ谷の日枝神社で今月20日から22日までの3日間、19時から2時間行われる。三匹獅子舞は、市内ではほかに上本郷の風早・明治神社と大橋の胡録神社に残っており、上本郷は10月第2日曜日(12日)、大橋は10月28・29日に行われる。昭和44年4月に和名ヶ谷、上本郷、大橋ともに市の無形文化財に指定された。 和名ヶ谷の三匹獅子舞は松戸では最古と言われ、ここから上本郷に伝えられたと言われている。起源、来歴などは不明で、天明年間(1781年〜)に地震や飢饉(ききん)があった時に代官であった倉橋伝助が、みこし、獅子舞を奉納したとされている。獅子舞についての巻物があったが、上本郷や市川の国府台などに伝えにいっている間に紛失してしまったという。 したがって、舞がどのような物語を意味しているのかなどは不明で、後継者に伝承していくのみとなっている。五穀豊穣の祝いと厄病払いのために神の守護を祈るという意味があるらしい。 獅子舞には、親獅子、女獅子、兄獅子の3人と猿1人が登場する。獅子たちは、腰に太鼓をつけており、これを打ち鳴らしながら、数人の笛の音に合わせて踊る。 今年の獅子は、依田貴行さん(28)、櫻井竜也さん(28)、江原忠志さん(27)の3人。いずれも、今年で8年目というベテランだ。 親獅子を務める依田さんは、踊りの動きが多く大変だという。「大変だけど踊ってきてよかったと思う。多くの人に見ていただきたい。毎年、緊張感がある。丁寧に踊ることを心がけたい」。 櫻井さんは、「踊っていて面白い。子どものころから見ていてやってみたいと思っていた。激しい踊りが1時間半ほど続き、体調をくずしたことも以前にはあったが、今年は3日間とも踊りたい」。 江原さんは、「踊ってみると400年の歴史を感じる。継承していかなければという責任を感じながら踊ることに、誇りも感じている。一時期すたれていたこともあるようですが、みんなの努力で復興してきた。見に来た方には無形文化財を肌で感じてもらいたい」と話していた。 3人はともに会社員だが、仕事を終えた夜に10日ほど練習を行い、本番に臨む。 【戸田 照朗】 |
不幸な犬猫をなくすために不妊去勢キャンペーン
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首都圏約80の動物病院とボランティアによる「不幸な犬猫をなくすネットワーク千葉」は、今年も通常料金の半額程度で犬猫の不妊去勢手術を提供する「不妊去勢キャンペーン」を実施する。 保健所へ持ち込まれ、殺処分される犬猫の約80%が子犬子猫。同ネットワークでは、「動物の愛護及び管理に関する法律」の啓蒙を促進するとともに、趣旨に賛同する獣医師の協力のもと、不妊去勢手術の必要性を訴え、同キャンペーンを毎年実施している。過去18年間に首都圏で約5万頭の手術を援助してきたという。 【不妊去勢キャンペーン】▼対象=手術費用にお困りで、東京、神奈川、千葉、埼玉の指定病院に連れて行ける方 ▼手術期間=9月20日から来年3月末日まで ▼申し込み方法=手術を受けさせたい・犬猫の別、・性別、・頭数、・申し込み者の住所、氏名、電話番号を封書の裏側に明記し、90円切手を貼った返信用封筒(申し込み者のあて先を記入)を同封の上、〒285│0807千葉県佐倉山王郵便局局留「不幸な犬猫をなくすネットワーク千葉」行へ ▼キャンペーン期間中の手術料金=猫メス1万500円、オス5500円。犬メス1万8500円、オス1万500円(犬のみ15キロ以上は料金加算) ▼インフォメーション=1 0467・32・7829 ▼ホームページ=http://inuneko.milkcafe.to/ |
「緑のカーテン」に実り市役所で収穫祭 |
松戸市が省エネ対策の一環としておこなっている「緑のカーテン」事業。3年目を迎えた今年も、市庁舎などの外壁に植えられたゴーヤが大きく育ち、緑のカーテンとなって、建物に直接日光があたることを防いで、涼しげな空間を作り出すことに一役買っている。 先月末には、そのゴーヤの収穫祭が市役所でおこなわれ、川井敏久市長と市民らが大きく実ったゴーヤを一つずつ丁寧に収穫した。 「緑のカーテン」は、窓の外にたらしたネットなどにつる性植物をはわせた自然のカーテンのことをいい、建物内の気温の上昇を抑える効果がある。市では平成18年度から、市役所をはじめ市内の公共施設などに「緑のカーテン」を設置しており、今年度は市内91の施設でゴーヤ苗の植え付け作業をおこなった。 収穫祭では、川井市長と市の省エネ推進ネットワークのメンバーらが市役所正面玄関前と中庭に設けられた緑のカーテンからゴーヤを収穫。その後、他の公共施設から提供されたゴーヤもあわせ、来庁者に無料配布された。 なお、市では今年度も市内の事業所や店舗、家庭を対象とした「緑のカーテンコンテスト」を実施しており、11月中旬には表彰式がおこなわれることになっている。 【竹中 景太】 |
ご長寿ハッピーコンテスト19日締め切り 参加者募集中
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松戸市ご長寿ハッピーコンテストが来月25日に江戸川河川敷などで開催される。現在、参加者を募集中。 「生涯元気で寝込まない!」を合い言葉に開催されるもので、健脚を競う「スーパー健脚コース(競技)」、競技ではなくウォーキングを楽しむ「歴史探訪のんびりコース」、川柳コンテストなどが行われる。伊勢丹前プラザ広場ではバンド演奏などのイベントも開催予定。 「スーパー健脚コース」は、隠しタイム制による競技で、江戸川河川敷の往復10・5キロのコースを歩く。また、「歴史探訪のんびりコース」は、河川敷から平潟神社、善照寺、宝光院、眼鏡橋、千葉大緑の回廊、戸定が丘歴史公園をめぐり伊勢丹前プラザ広場にゴールするというコース(変更の場合あり)。 集合場所は松戸駅西口を出て、江戸川方面に直進、中部小学校先水門横の江戸川河川敷。午前8時より受け付け。8時30分より開会式が行われる(荒天の場合は26日に順延)。いずれも費用200円。 川柳コンテストは「記念」を題として自作の作品、1人2句までをハガキで応募。応募作品は冊子にして、当日、伊勢丹前プラザ広場で無料配布される。 応募資格は、65歳以上の人(市外の方も参加可)。応募は、9月19日(必着)までに、ハガキに住所、氏名(フリガナ)、生年月日、年齢、電話番号と「スーパー健脚コース」「歴史探訪のんびりコース」に参加希望の人は、どちらを希望するかを明記。川柳コンテストは自作品1人2句までを書いて応募。 応募・問い合わせは、〒271-0072 松戸市竹ヶ花74の3、中央保健福祉センター内、実行委員会事務局コンテスト係まで。1366・7481。 |