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バックナンバータイトル698号

市立病院移転問題

議会に5陳情

移転凍結求める陳情など不採択に

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スペース 移転問題で揺れる松戸市立病院

▲移転問題で揺れる松戸市立病院

建物の老朽化等により上本郷から東松戸駅前(紙敷)への移転、新病院建設が計画されている松戸市立病院の問題で、市議会の市立病院建設検討特別委員会が22日開かれ、市民より市議会6月定例会に提出された陳情2件の審査などがおこなわれた。両陳情とも、病院の移転建て替えに反対する内容のものだったが、いずれも不採択となった。

【竹中 景太】

地元上本郷で強まる反対の声

市議会6月定例会には、市立病院関係に5件の陳情が提出されたが、3件は陳情項目が市や議会への質問となっており賛否の対象にはならない、などとして付託されず、残り2件の陳情についてこの日審査がおこなわれた。

1件は「松戸市立病院の東松戸への移転を一時凍結して、現在地の市立病院増改築再整備の再考を望むための陳情」。陳情では、「充分な市民対話と特に現市立病院に関わる商店会、住民等との疑問を払拭すべく充分な討論と検討が必要」などとした上で、現病院と東松戸に移転した場合の救急車等の所要時間の比較、現病院の増改築再整備費用と東松戸への新病院建設費用を比較した場合などの資料の公表、新病院建設予定地の取得過程における議論の内容等の明確な市民への情報開示、さらには新病院建設計画を一時凍結して、現病院の地元住民等の意見要望を聴取し、受け入れる機会や会合を設定するよう求めていた。

もう1件は「松戸市立病院の移転に関する陳情」で、上本郷・北松戸地区が市立病院を中心にこれまで発展してきた経緯、現病院の地元住民等への説明が十分にされていないことなどから新病院建設への反対の意思を示した上で、「今後は(現病院の)地元住民の意向を尊重し、十分な地元説明会を開催すること」などを求める内容となっていた。

この日の委員会は、現病院のある上本郷の住民ら約50人が傍聴する中おこなわれ、まず陳情者から陳情の趣旨説明がおこなわれた。この中では、東松戸に移転した場合、市の中心部から外れるため、救急車等が市立病院へ到達する所要時間に大きく遅れが生じ、救命率が低下する地域ができるといった指摘や、現病院を増改築再整備した方が新病院を東松戸へ建設するより150億円近く費用の節減になるといった試算、移転建て替えありきでこのままでは到底納得できない、といった意見などが出された。

この後の審査では、委員が陳情により指摘されている問題等について市側に問いただすなどしたが、その答弁に納得がいかないといった声が傍聴席から度々あがり、出席していた川井敏久市長が「(現病院の)地元のみなさんの地域感情として納得いかないものがあると思う。600床でなければ現地建て替えも可能ではないかと検討したが、現病院の地下のエネルギー室もだましだまし稼働している状態で、上の建て替えだけではすまないことなどが報告された。現地建て替えにこれまで固執してしまい、時間がかかってしまった。現地、あるいは近隣に病院を建設したい私の思いが建設計画に遅れをもたらした。跡地には病院は必要であり、地域の方に与える影響を少なくするためにも最大限の努力をしたい」と発言すると、さらに傍聴席からは不満の声があがっていた。

採決では、継続審査にするべきとした委員もいたが、すでに東松戸の土地を取得しており、新病院建設計画が動いていることなどから、両陳情とも、10人中1人の委員をのぞき不採択とした。

陳情者の一人は「全然納得できない。地元の商店会の人と話し合いを持ち、今後も反対のアクションは続けたい」と話していた。

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萬満寺で「怪談」

読者5人をご招待

 

 

 

 

 

朗読芝居・小泉八雲「怪談」其の四(小泉八雲記念館後援、映画監督・大澤豊氏推薦)が来月25日午後7時より馬橋の萬満寺本堂で開催される。松戸よみうりでは、同公演に読者5人(ペアではないのでご注意)をご招待します。ご希望の方は8面「プレゼントの応募方法」を参照の上、ご応募ください。

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昨年萬満寺本堂で行われた朗読芝居・小泉八雲「怪談」

▲昨年萬満寺本堂で行われた朗読芝居・小泉八雲「怪談」

萬満寺で「怪談」が公演されるのは今年で4回目。夏の夜にお寺の広い本堂で行われる怪談は雰囲気もあり、毎年好評を得てきた。

今年は「破片(かけら)」「小豆磨ぎ橋」「子捨ての話」「牡丹燈蘢」の4話が披露される。語り手は森優子さん、大越恭子さん、森香緒留さんで、構成は鈴木之彦さん。

昨年7月3日には徳島の郷土文化会館大ホールで朗読芝居・小泉八雲「怪談」の舞台を上演し、会場は600人近い観客で埋まり、成功をおさめた。

また、舞台の質の高さを認められ、瀬戸内寂聴記念館のある徳島県立文学書道館から、今年の9月5日、6日の2日間、太宰治生誕100年記念展の目玉である朗読イベントを、構成脚本・鈴木之彦さん、朗読・森優子さんで企画するという話も来ているという。

前売りは1800円。当日2000円。申し込み・問い合わせは、電話348・4315森さん、yandyplanets@yahoo.co.jp鈴木さんまで。

【戸田 照朗】

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田辺一鶴一門による「講談の夕べ」

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松戸で講談や寄席を

席亭「宇」オープン 田辺一門の講談でこけら落とし

 

 

 

 

 

 

 

松戸駅西口の天丼「関宿屋」の2階に、席亭「宇」がオープン。こけら落としとして、来月5日、講談師の田辺一鶴一門による「講談の夕べ」が開かれる。

席亭「宇」は、すじ向かいにあるギャラリー「宇」の姉妹店。市内に、講談や寄席のできるスペースが少ないことなどから、元々、茶室としての機能もあった「関宿屋」の2階が改装され、講談や寄席もできる席亭に様変わりした。従来の茶室としての利用もできるほか、和室のギャラリーとして陶芸展などの開催も可能という。

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こけら落としの「講談の夕べ」には、講談界の大御所で80歳をこえた今でも現役の田辺一鶴さんをはじめ、弟子の星之助、一乃、一邑さんと一龍斉貞鏡さんが出演。一鶴さんは代表作「東京オリンピック」「妖怪軍談修羅場」の2席、弟子の星之助さんは星をテーマにした一風変わった講談を披露する予定。午後6時30分開演(6時開場)、木戸銭1500円。

なお、席亭「宇」は、一般利用もできる。茶室としての利用では、8畳席の広間(関東間)、3畳席の小間(京間)があり、貸し台所も使える。利用は1日1万円。ほか、会合などとしての利用も数千円程度から。
問い合わせは、電話366・8118まで。

 

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「関宿屋」の2階にオープンする席亭「宇」

▲「関宿屋」の2階にオープンする席亭「宇」

【竹中 景太】

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入館500万人目となった奥田志保さん(左から2人目)

▲入館500万人目となった奥田志保さん(左から2人目)

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西部図書館が入館500万人

500万人目は市内在住の奥田さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県立西部図書館が13日、入館500万人を達成。500万人目の来館者となった奥田志保さんに記念品と花束が贈呈された。同館の入口付近で行われた記念セレモニーでは、くす玉も割られ、奥田さんは思いがけず驚いた様子だった。

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奥田さんは、娘の真帆ちゃん(4)、奥田さんの父親と来館。市内在住の公務員だという奥田さんは、司書の資格をとるための勉強のために、度々西部図書館を訪れているという。

西部図書館は、県立図書館3館のうち2番目の図書館として1987年(昭和62)7月1日に開館。自然科学や技術工学関係の資料収集、新聞・雑誌の充実に重点を置き、来館者へのサービスや、市立図書館や県立学校への支援などに取り組んできたという。

蔵書冊数は、3月31日現在で23万7647冊。昨年度の年間入館者数は21万9729人、貸出冊数は年間6万6567冊だった。

【戸田 照朗】

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町会から表彰状

YC松戸六高台

 

 

 

 

 

 

 

 

このほど、読売新聞の販売店YC松戸六高台が、「多年にわたり町会役員として地域住民とともに地域活動の発展に尽力した」として六実連合町会(井上一会長)から表彰された。

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野口店長(左)とスタッフの梅野さん

▲野口店長(左)とスタッフの梅野さん

野口英雅店長(39)は、「昨年六高台に赴任してから、地域に愛される新聞店を目指した中で、防犯の地域協力ということで、表彰して頂き大変有難うございます。これからも頑張りますので宜しくお願いします」と話していた。

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リーグ戦中盤に

市ジュニアソフト

 

松戸市ジュニアソフトボール連盟(綿内功会長)主催による市長旗争奪「第67回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)はリーグ戦が終盤に。各リーグとも、決勝トーナメント進出をかけた熱戦が続いている。
20日までの試合結果は次の通り。

大会5日目(6月13日)

▼西リーグ

ウイン10―0しろあ

相模台9―3常盤東

ウイン10―0常盤東

相模台2―1しろあ

大会6日目(6月14日)

▼東リーグ

さつき6-1千駄堀

秋 山2-1こばと

やなぎ14-2千駄堀

ひまわ14-0秋 山

やなぎ1-0さつき

南花島4-0ひまわ

やなぎ10-2秋 山

▼西リーグ

馬橋中8-0常盤東

ウイン11-0風の子

竜房台8-0しろあ

相模台6-0風の子

松五緑9-6しろあ

ウイン4-2相模台

▼南リーグ

古ヶS4-3サン壱

虹の街5-0たんぽ

中金杉7-2サン壱

わかば2-0杉の子

中金杉4-0たんぽ

たんぽ2-0わかば

杉の子9-0城 町

▼北リーグ

古ヶ二12-0金ヶ作

ゆうか20-0陣ヶ前

古ヶ二6-0横須賀

ゆうか17-0金ヶ作

大会7日目(6月20日)

▼南リーグ

虹の街9-1サン壱

サン壱9-8杉の子

▼北リーグ

大 畑18-1元 町

ゆうか1-0横須賀

元 町4-2古ヶ二

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黄色いのぼりが目印

▲黄色いのぼりが目印

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定額給付金は地元で

あなたの近くの商店会は?

元気UPまつど感謝フェア開催中

 

 

 

 

 

松戸市商店会連合会では、定額給付金を地元で使ってもらおうと、「元気UPまつど感謝フェア」(松戸市、松戸商工会議所共催)を今月1日より開始している。66商店会、約1700店舗が参加する全市的な初めての取り組みで、8月31日までのフェア期間中、それぞれの商店会や店舗で独自のサービスを展開する。松戸市では、先月中旬よりすでに定額給付金の給付をスタートさせている。市民への総給付額は約73億円にのぼり、これを取り込むことがフェアのねらい。

さて、あなたのお近くの商店会ではどんな企画を立てているだろうか。左表は21日までに分かっている各商店会の企画。ここに名前のない商店会でも今後企画を立ち上げたり、各個店でセールを実施しているところもあるという。目印は「元気UPまつど感謝フェア」の黄色いのぼりや、ステッカーだ。

問い合わせは、1364・3111松戸市商店会連合会事務局(松戸商工会議所内)。

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各商店会の企画

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夏休みほくそう電車教室

小学生参加者募集中

 

 

 

北総鉄道では、毎年好評の「夏休みほくそう電車教室」を今夏も開催する。

この教室は、同社が2003年より、子どもたちの夏休みの思い出作り、また鉄道への理解を深めてもらおうと毎年開催しているもので、その内容は、普段関係者以外立ち入り禁止の同社鉄道施設をまわる探検ツアーとなっている。

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普段は見られない電車の床下も見学できる

▲普段は見られない電車の床下も見学できる

今年のツアーコースは、北総線運行の要衝である車両基地と、北総線唯一の地下駅「矢切駅」の普段一般公開されていないシークレットゾーンを巡るコース。

車両基地では、電車洗浄機体験をはじめ、車両のメンテナンス用ピットに入って下から電車をのぞいたり、車輪、モーターなど電車に取り付けられている各部品を間近で観察。制帽をかぶりチビッコ運転士になって運転台での記念撮影もできる。矢切駅では、駅事務室内で自動券売機の裏側や、ポイントと信号機を切り換える連動操作盤などを見学するほか、駅職員も滅多に立ち入ることのないミステリーゾーンへも。

また、ツアーコースの移動には、参加者専用の特別列車を臨時運行。今年から、7500形をデフォルメしたキャラクターヘッドマークを装着し、参加しなければ絶対乗ることのできないプレミア列車が用意される。

開催は、7月22・23・29・30日と8月5・6日の6回。時間は、各回9時30分から12時45分まで(参加者は9時30分までに印西牧の原駅自由通路に集合)。参加資格は小学生(3年生以下は保護者同伴。幼児の参加は要電話相談)で、定員は各回60人。子ども(幼児を含む)500円、大人1000円。

参加希望者は、往復ハガキの往信欄に代表者の氏名・〒住所・電話番号・希望人数(大人・子どもあわせて4人まで可)・希望日(第3希望日まで記入)を明記し、返信欄にも〒住所・氏名を記入の上、〒273-0107鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷4-2-3北総鉄道株式会社「夏休みほくそう電車教室」係まで応募。締め切りは、7月3日まで(当日消印有効)。申し込みは1組1枚まで、応募者多数の場合は抽選。

問い合わせは、1047・445・1901運輸部営業課へ。

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