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バックナンバータイトル700号

1日に松戸花火大会

実行委主体で工夫 大型花火多め

 

 

夏の夜空を彩る花火大会。景気低迷のあおりを受けて、全国的には中止や規模を縮小して実施するケースもでてきているが、松戸市では来月1日、午後7時15分から8時20分まで、江戸川河川敷(市立図書館本館先)で例年通り開催する(雨天・強風の場合は8月8日に順延)。昨年まではイベント会社に委託して実施してきた大会を、今年は実行委員会が主体となり、花火会社の選定から打ち上げ内容まで厳選。打ち上げ地点を増やし、大型花火を多めに構成し、最大の盛り上がりを見せるフィナーレは特に必見とのこと。今年は昨年より1万人多い、約17万人の人出を見込んでいる。

【竹中 景太】

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スペース 夏の夜を彩る松戸花火大会

▲夏の夜を彩る松戸花火大会(松戸市提供)

花火大会一覧表

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不況で柏・我孫子は中止

今年5月、松戸市のお隣、柏市と我孫子市が共催で実施している「手賀沼花火大会」の中止が発表された。昨年から続く経済不況の影響で、協賛企業からの協賛金の確保が難しいことがその理由だ。こうしたケースは何もめずらしいことではなく、不況の影響で花火大会を中止したり、規模を縮小して開催するケースは全国的に広がっている。

松戸市も例外ではなく、昨年まで協賛金を出していた企業が出さなかったり、その額が少額になったりもしたが、実行委員会事務局である市商工観光課の課長以下職員らが実際にお願いにまわるなどして、新規の協賛企業なども開拓し、協賛金は昨年同様の約1250万円を集めた(花火大会の総費用は約4000万円)。

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その一方で、花火大会の内容充実に加えて、経費削減につとめるために、昨年までイベント会社に委託していた大会の企画や用意などを実行委員会で受け持った。昨年の大会で、「花火と花火の打ち上げのあいだに変な間があった」「最後があっさりしすぎていて、いつ終わったのかわからなかった」といった不満の声があったことも影響した。

市商工観光課の担当者は「当初より、夏の風物詩である花火大会は開催する、という川井敏久市長の意向があり、中止するということは考えなかった。景気が悪いので協賛金の確保は難しいかな、とは思っていたが、実際にお願いにまわるなどして何とか目標額に達した。今年はいろいろな花火会社をまわり、花火自体から選定したので、よりみなさんに楽しんでいただけるのでは。フィナーレも期待してください」と話していた。

当日は午後7時15分より点火式、20分から第1部「サマーフェスティバル」で始まり、第2部「パステルワールド」、第3部「松戸の銘花」、第4部「花火・平和の証」と続き、午後8時20分終了となる。昨年は小型花火が多かったが、今年は大型花火を多めに用意。フィナーレでは、10か所もの地点から一斉に花火を打ち上げ、広い範囲から花火を楽しむことができる、という。

なお、実行委員会では、観覧のポイントとして、例年葛飾橋方面が比較的空いていて花火が見やすいのでおすすめ、としている。

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灯籠が幻想的な松龍寺境内

▲灯籠が幻想的な松龍寺境内

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松戸の夏の風物詩

坂川で献灯まつり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「松戸宿坂川献灯まつり」が来月9日と10日、レンガ橋から春雨橋までの坂川沿岸で開催される。

江戸時代、水運と宿場で栄えた松戸の町では、夏の盛りに「とうもろこし市」が立ったという。本来は松龍寺境内「すくも塚観音」の縁日だったが、松戸宿の人々には夏の風物詩として時代を超えて親しまれ、今なお続く伝統の行事だ。

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この地を流れる坂川も水質浄化で美しい流れを取り戻し、アユが遡上するまでになった。松戸宿ゆかりの行事を盛り上げていこうとする地元の機運も高まったことから、とうもろこし市が立つ縁日には献灯が行われた言い伝えにちなんで「献灯まつり」と称し、坂川の流れに沿って多数の行灯や提灯を並べ、自然の恵みや坂川を開いた先人に感謝の気持ちを表す行事として、4年前から行われている。

今年も従来の「とうもろこし市」(正午〜20時)に加え、とうろう流し(18時〜21時)、風流ながし踊り(角町会館18時30分発)、カヌー体験乗船(9日10時〜16時、小4〜中学生対象)など様々な行事が予定されている。坂川沿いには約500メートルにわたって1000基の献灯が並ぶ。風情を感じながら散策するだけでも楽しめそうだ。とうろう流しは一灯500円で参加できる。

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坂川を流れ下る灯籠

▲坂川を流れ下る灯籠

詳しくは電話362・5356実行委員会へ。http://www.kentou.org/

 

坂川献灯地図

【戸田 照朗】

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優勝したゆうかりKソフトボール

▲優勝したゆうかりKソフトボール

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ゆうかりが初優勝

市ジュニアソフト決勝トーナメント

 

 

 

松戸市ジュニアソフトボール連盟(綿内功会長)主催による市長旗争奪第67回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)の決勝トーナメントが19日、新松戸西小グラウンドで行われ、決勝戦ではゆうかりKソフトボールが相模台を1―0で破り、初優勝を果たした。

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両チームともランナーを出すものの、タイムリーが出ず、無得点のまま迎えた3回裏。ゆうかりは1アウト、ランナー2、3塁として4番で主将の田中雄大君(6年)が、ライトへの犠牲フライを放ち、待望の1点を獲得。ピッチャーの佐藤聡紀君(同)を中心にこの1点を守りきり、初優勝を果たした。

田中君は「ジュニアの決勝トーナメントはいつも1回戦負けで、悔しかったが、きょうはリベンジできた。チームワークのいいチーム」と話した。

MVPにも輝いた佐藤君は「きょうのピッチングは普通の調子だった。初優勝できてうれしい」と話した。

ゆうかりは、昨秋の中央大会も6年ぶりに初戦を突破。今年春の関東大会で千葉県代表として初優勝したという。新野眞一監督(44)は「昨年の秋から決勝トーナメントに進めるようになったが、(トーナメントでは)きょうの1回戦が初勝利で、初優勝です。チームの旗にあるように、『和は力なり』というチーム。特別な子もいないが、6年生が平均して良い。ピッチャーが安定していてボロ負けするということがない。きょうも貴重な1点をチーム全体で取り、守りきることができた」と話した。

決勝トーナメントの結果と個人賞は次の通り(敬称略)。

▼準々決勝

相模台3―2南花島

ウイン3―1大 畑

虹の街3―1六実ひ

ゆうか3―0古ヶS

▼準決勝

相模台3―1ウイン

ゆうか3―0虹の街

▼決勝

ゆうか1―0相模台

☆最終順位

▼優勝=ゆうかりKソフトボール ▼準優勝=相模台 ▼3位=ウイングス、虹の街

☆個人賞

▼MVP(最優秀選手)賞=佐藤聡紀(ゆうかりKソフトボール) ▼敢闘賞=野田大誠(相模台) ▼優秀投手賞=野々下潮梨(南花島子ども会)、中田壱哉(ウイングス)、吉田海(虹の街)、佐藤聡紀(ゆうかりKソフトボール) ▼ホームラン王賞=阿部伸哉(さつき子供会)、井芹直豊(相模台)、秋葉大介(虹の街)、佐藤立樹(大畑ユニオン) ▼得点王賞=斉藤勝也(ひまわり子供会)、野田大誠(相模台)、下原和樹(虹の街)、岡本佳大(大畑ユニオン)

【戸田 照朗】

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「関さんの森」でそうめん流し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幸谷にある「関さんの森」で18日と19日、そうめん流しが行われた。18日は「小金あそび場の会」主催で、19日は「関さんの森を育む会」主催。

小金あそび場の会は、地域に児童館のような子どもの遊び場と大人と子どもの自然な交流の場を提供しようと小金小旧幼稚園舎や関さんの森などで活動している。70人が森で遊んだ後、そうめん流しを楽しんだ。

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涼を呼ぶそうめん流しを楽しむ参加者

▲涼を呼ぶそうめん流しを楽しむ参加者

同会では来月1日19時からきよしが丘公園で星空映画会(無料)、8日13時30分から小金小旧幼稚園舎で夏休み工作教室(材料費100円、年間登録料200円)を行う。問い合わせは電話343・6814杉田さん。

【戸田 照朗】

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全国大会に出場する五香六実ウィズ

全国大会に出場する小金北SBC

▲全国大会に出場する五香六実ウィズ(上)と小金北SBC(下)

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五香六実ウィズ

小金北SBCが

全国大会に出場

 

 

 

 

 

 

 

 

第26回関東小学生ソフトボール大会千葉県予選会(千葉県ソフトボール協会主催)が6月27日、四街道高校で行われ、五香六実ウィズと小金北ソフトボールクラブ(小金北SBC)が決勝で対戦。五香六実ウィズが小金北SBCを4―0で破り優勝した。

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優勝した五香六実ウィズと準優勝の小金北SBCはともに来月1日から4日まで鹿児島県桜島市で行われる第23回全日本小学生男子ソフトボール大会(日本ソフトボール協会主催)に出場する。同大会では全国から集まった48チームが日本一の座をかけて熱戦を繰り広げる。

また、千葉県予選会で3位に入賞した松戸スーパーキッズは神奈川県で行われる関東大会に出場する。

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上野動物園

ベビーラッシュ!

かわいい赤ちゃん見に来て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上野動物園がベビーラッシュを迎えている。

5月10日に生まれたワオキツネザルの赤ちゃんに始まり、ワタボウシタマリン、フサオネズミカンガルー、シュモクドリ、コモンマーモセット、カリフォルニアアシカ、コビトカバ、ショウジョウトキ、7月2日誕生のオグロヅルまで、動物の赤ちゃんが大集合。

ワオキツネザルやワタボウシタマリン、コモンマーモセットの赤ちゃんは母親または父親にべったり。コビトカバの赤ちゃんも母親にピッタリくっついて甘える一方、生まれて数日も経たない内に元気良く歩き回ったり泳ぐほか、母親の真似をして青草を口に入れて噛むこともあるという。

同園では、「赤ちゃんのかわいい盛りをぜひ見て」と多くの人の来園を呼びかけている。

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コビトカバの赤ちゃん

▲コビトカバの赤ちゃん

ワオキツネザルの赤ちゃん

▲ワオキツネザルの赤ちゃん

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