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バックナンバータイトル712号

「年賀状にみる小さな美術館」

「私の昭和史」の根本圭助さんが出版

 

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スペース 昭和ロマン館館長の根本圭助さん

▲昭和ロマン館館長の根本圭助さん

「年賀状にみる小さな美術館」

▲「年賀状にみる小さな美術館」

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昭和ロマン館館長で、弊紙で「私の昭和史」を連載中の根本圭助さんが「年賀状に見る小さな美術館」(北辰堂出版・税別1900円)を出版した。

2007年1月14日号で「年賀状に見るあの人の思い出」と題して根本さんに年賀状について書いていただいたが、この紙面がヒントとなって、今回の出版につながったという。

弊紙の企画では、紙面の都合上17人の方の17枚しか紹介できなかったが、同書では実に230人(法人など団体も含む)の863枚を掲載している。

弊紙の企画では泣く泣くボツにした年賀状がふんだんに掲載されている。

根本さんの師である小松崎茂をはじめ、弟子仲間である高橋真琴や上田信、小松崎家や根本さんと交流のあった手塚治虫、うしおそうじ、馬場のぼる、水木しげる、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄A、横山光輝(光プロダクション)、矢口高雄、ちばてつや、里中満智子などの漫画家、塩まさるや高木ブー、林家木久扇、花沢徳衛など芸能関係者、東山魁夷や中一弥といった大家まで、根本さんの交流の広さがうかがわれる一冊である。

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そのうち何人かは「私の昭和史」でも登場した人たち。年賀状を眺めるだけでも楽しいが、ほとんどの人に略歴やエピソードが書かれていて、読んでも楽しい本だ。

根本さんも書かれているように、年賀状は「出すのはしんどい、しかしもらいたい」もののようである。

※文中敬称略。

【戸田 照朗】

 

左から小松崎茂、石ノ森章太郎、手塚治虫各氏の年賀状

▲左から小松崎茂、石ノ森章太郎、手塚治虫 各氏の年賀状

 


5人にプレゼント

根本さんの厚意で、同書を5人の読者にプレゼントします。ご希望の方はハガキに〒住所、氏名、年齢、電話番号と「今号の松戸よみうりで好きな記事(欄)」、「身近な話題」(投稿欄に採用する場合あり。ペンネーム、イニシャル、匿名希望の方はその旨を明記)を書き添え、〒270-2232松戸市和名ヶ谷723、松戸よみうり新聞社「年賀状に見る小さな美術館」プレゼント係まで。FAX(392・3288)も可。

締め切りは2月8日(月)。応募者多数の場合は抽選。発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。

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公開される大日如来坐像(重文)ほか2体

▲公開される大日如来坐像(重文)ほか2体

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重 文

大日如来ほか公開

長生郡睦沢町 妙楽寺

 

 

 

 

 

古くから祈願の寺で有名な妙楽寺(千葉県長生郡睦沢町妙楽寺500)では、国指定重要文化財の大日如来坐像、県指定文化財の脇侍の鉈彫りの毘沙門天、不動明王を年に1度、八日祭(ようかまち)に一般公開している。今年は2月7日午前9時から午後3時まで公開する。

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大日如来坐像は平安時代の作で、本県では最大(279センチ)。古来、八日祭は春一番のお祭りで、大日如来の祈願護摩に接し、厄除け、心願成就を託したと言われる。

同寺のある山は、千葉県の郷土環境保全地域に指定されており、シダをはじめ珍しい植物が群生。天候がよければ、裏山から九十九里の海も見えるという。

参拝者には温かい甘酒も振る舞われる。祈願護摩は10時、11時30分、14時。JR外房線茂原駅南口ロータリーより無料送迎バス(9時、10時30分、13時発)あり。

問い合わせは、 電話 0475・43・0150、妙楽寺へ。

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市立病院移転で住民投票を

現病院の地元住民らが署名活動を開始

 

 

松戸市立病院の移転・建て替え問題で、現病院のある上本郷の地元町会や商店会などがこのほど「新病院整備基本計画の賛否を問う住民投票を実現する会」を立ち上げ、今月15日から署名運動を開始した。同会では、松戸市が計画を進めている新病院建設などの是非を問う住民投票の実現に向けて、有権者の50分の1にあたる約8000人以上の署名を集めたいとしている。

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街頭で署名活動をする「住民投票を実現する会」

▲街頭で署名活動をする「住民投票を実現する会」

 

市の新病院整備基本計画では、上本郷にある現病院を売却し、JR東松戸駅前に新たな病院を建設(2013年春の開院予定)したいとしている。これに対し、同会は、財政面、地理面、プロセス面の3点から問題を指摘している。

財政面では、新病院の建設費総額が約250億円にものぼり、そのほとんどが借金となり、市の負債が膨れあがる。地理面では、現病院が市の中心部にあるのに対し、移転先の東松戸は南部にあることから、救急医療への影響などを指摘。プロセス面では、10年以上前から建て替えについて議論されていたにも関わらず、突然市長の一存で東松戸への移転が計画されたとし、そのプロセスに市民の参加が一切なかったことなどを問題視している。そうした問題を指摘した上で、同会では「今回の新病院建設計画は、あまりにも無謀。市民が十分に理解、納得できないままに、推し進めるべきではない。『住民投票』で、市民の意思を問うべき」と結論づけている。

同会によると、住民投票を実現するためには「住民投票を実施するための条例の制定」が必要で、有権者の50分の1(松戸市では約8000人)の署名を集めて初めて、同条例の制定を市長に請求できる。請求後、市長が市議会に条例案を提案し、可決されれば、住民投票が実施される、という。

【竹中 景太】

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ホスピス・ボランティアを募集

東葛・生と死を考える会

ホスピス理念の理解と普及を目指す「東葛・生と死を考える会」と「患者を支える会」では、「ホスピス・ボランティア」を募集している。

同会の「ホスピス・ボランティア」は、施設としてのホスピスでのボランティアという意味ではなく、病室や自宅で患者や家族の話を聞いたり、アロマトリートメントをするボランティアのこと。身近な地域の中で、病に苦しむ人、死に向き合っている人とその家族に寄り添うボランティアだ。

「東葛・生と死を考える会」は1993年年に発足。会員は約200人。代表は水野治太郎麗澤大学名誉教授。主に東葛地域の市民を会員として、月例の会や講演会で生と死について学び、病院や福祉施設でのボランティア活動、「死別体験者の痛みの分かち合いの会」などの活動をしている。

「患者を支える会」は、「東葛・生と死を考える会」の顧問でもある島村善行医師(元千葉西総合病院院長)が島村トータル・ケア・クリニックを開業したのを機に、2002年に発足。同クリニック、旭神経内科リハビリテーション病院、柏市立柏病院、自宅を訪問する活動をしている。会員は約50人。

「ホスピス・ボランティア」の要件は、4月から9月に行われる「ホスピス・ボランティア養成講座」を受講し、病院実習を受けられること。月に3〜4回、1回2〜3時間程度のボランティア活動ができ、「東葛・生と死を考える会」へ入会すること。

詳しく知りたい方は、「資料請求」と書いて、〒住所、電話番号、名前を明記し、返信用封筒(長形3号=A4用紙3つ折り用封筒に80円切手を貼り付け、自分の宛名を明記したもの)を同封して、〒277-8686柏市光ヶ丘2-1-1麗澤大学、竹内研究室、竹内啓二あてに郵送する。資料請求の締め切りは2月15日。募集人数は30人。費用は1万4千円(受講料、教材費、ボランティア保険料など1万円。「東葛・生と死を考える会」年会費4千円)。問い合わせは、電話 04・7173・3465竹内さんへ。

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小金新春親子マラソン

▲小金新春親子マラソン

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小金新春親子マラソン結果

 

 

 

 

第36回小金新春親子マラソン=写真=が2日、小金北小発着コースで開催され、小学生から大人まで、276人が健脚を競った。

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各部門の優勝者は次の通り(敬称略)

▼小学男子1〜3年(1K)=赤星拓実、▼小学女子1〜3年(1K)=根本穂菜美、▼小学男子4〜6年(3K)=中田壱哉、▼小学女子4〜6年(3K)=徳丸理子、▼中学女子(3K)=宮本樹、▼一般女子(3K)=長谷好江、▼中学男子(5K)=徳田健吾、▼高校男子(5K)=荻原聖矢、▼一般男子(5K)=古川琢也

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