松戸市の地域情報を中心に、グルメ、イベント、おすすめスポットなど有益情報をお届けする、地域コミュニティ新聞「松戸よみうり」のバックナンバー第720号です。

松戸よみうりロゴの画像

来月13日 松戸市長選

3日に立候補予定者「公開討論会」

06年に行われた松戸市長選の「公開討論会」の写真 ▲06年に行われた松戸市長選の「公開討論会」

来月6日に告示、13日に投開票される松戸市長選挙の立候補予定者による「公開討論会」が3日午後6時30分から9時30分まで森のホール21・小ホールで行われる。出席予定者は、5選を目指す現職の川井敏久氏(67)、市議会議員の杉浦誠一氏(60)、末松裕人氏(45)、伊藤余一郎氏(68)、本郷谷健次氏(61)の5人(5月19日現在)。

【戸田 照朗】

 

 

市立病院の移転問題など争点か

争点としては、先月市議会で住民投票条例案が否決されたものの、いまだに賛否の分かれる市立病院の移転建て替え問題をはじめ、市の財政や松戸の将来の展望、市内経済の活性化、災害時などの危機管理、市役所組織の効率化などが考えられる。

松戸市長選挙立候補予定者「公開討論会」は、「公開討論会を開く会」の主催。

2000年に主婦ら市民有志数人で開催した「衆院選千葉6区公開討論会」を機に「松戸で公開討論会を開く市民の会」が発足。後に松戸青年会議所出身の有志数人が合流し、05年に現在の名前に改称。会員は20人。
  これまでに、国政選挙、県知事選、市長選などで15回の公開討論会や合同・個人演説会を主催、または企画運営している。

同会では公開討論会開催の意義を、「選挙は市民が政治に対して直接民意を反映することのできる唯一の機会。立候補予定者の政治理念に基づく政策、リーダーシップや人間力を実際に『見て・触れて・感じる』ことのできる最良の機会として、地域の政治的・社会的課題への関心を高め、住民や将来有権者となる若者に『より解りやすい政治と選挙の実現』を生活者の立場から提案する」などとしている。

 

市長選公開討論会出席予定者の写真

▲左から川井敏久氏、杉浦誠一氏、末松裕人氏、伊藤余一郎氏、本郷谷健次氏(順不同)

▲ このページのTOPへ ▲


市立病院の移転新築

市が基本設計を公表

伐採されることになった道路用地の梅林の写真新市立病院の完成予想図

松戸市はこのほど、同市紙敷(東松戸駅前)への移転新築を予定している松戸市立病院の基本設計を公表した。それによると、新病院は延べ面積約5万2000平方メートル(うち駐車場部分約6700平方メートル)。建物規模は地下1階地上11階で、地下3階を駐車場とし150台(うち来院者用は138台)収容可能。診療科は総合診療科、内科、循環器内科、外科、小児科、小児心臓血管外科、新生児科など25科で、病床数は600床とした。

院内の主な施設としては、4階にCTスキャンや放射線部門と連携できる手術室・ICU(集中治療室)・HCU(準集中治療室)を効率的に配置し、第3次救急医療機関としての受け入れ体制を強化するほか、5階にPICU(小児集中治療室)6床、MFICU(母体・胎児集中治療管理室)4床、NICU(新生児特定集中治療室)15床を設け、小児・周産期医療の充実を図る。また、6階に屋上庭園とリハビリ室、11階には屋上ヘリポートを設置するとしている。

基本設計の内容は、市のホームページにも掲載されている。なお、市では、平成23年1月までに実施設計をまとめたいとしている。

また、市によると、新病院建設予定地近隣の五香・六実・松飛台地区の6町会で新病院の早期完成の実現を求める署名活動が行われ、6日に1万4251人分の署名簿が市長に提出されたという。

【竹中 景太】

▲ このページのTOPへ ▲


来月19日に開眼法要

宝光院に新霊場

失われた向山八十八か所を再興

新霊場の開眼供養が行われる宝光院の写真 ▲新霊場の開眼供養が行われる宝光院 新しく制作されたお大師様の像の写真 ▲新しく制作されたお大師様の像

来月19日、宝光院で「松戸四国八十八カ所弘法大師霊場 開眼大法要」が行われる。

明治40年(1907)に松戸を中心とする江戸川周辺地域の繁栄と、そこに暮らす人々の幸せを願って、松戸向山(松戸駅東口のイトーヨーカドー裏の斜面)に弘法大師の霊場が開設された。霊場には、四国八十八か所各札所と高野山から頂いた御砂と弘法大師石像九十数体が安置され、多くの参拝者が訪れたという。しかし、後の開発で霊場はなくなってしまった。

同院境内に再興される新霊場では、あらためて四国霊場と高野山から御砂を頂き、弘法大師御尊像92体(番外札所と高野山奥の院分を含む)が制作され、安置される。像は身長一尺八寸(54センチ)。鎌倉時代から高野山に伝わる最古の弘法大師像である秘仏「北面大師」をモデルに制作されたという。

当日は、午前10時30分にお練り行列(お稚児さま)が、旧向山霊場跡地であるライオンズステーションタワー松戸2階(松戸駅東口、イトーヨーカドー右隣マンション2階、ユニクロ前)から出発し、松戸駅東西自由通路を通り、宝光院まで行く(雨天の場合は宝光院境内で行う)。

11時から宝光院境内の新霊場でお大師様開眼法要。11時30分から本堂で観世流能楽奉納(「高野物狂」「高砂」)が行われる。

正午からは本堂で護摩供付大般若経六百巻転読祈祷大法要、午後1時からは式典、記念撮影、御守札配布が行われる。

「お稚児さま」募集

同院では、現在「お稚児さま」を募集中。

古来、お寺やお宮の慶事には「お稚児さま」と一緒にお練り行列を行う。これは、幼い子どもは清らかな「いのちの力」にあふれ、特に神仏に愛され護られていることから、子どもにそなわっている力を借りて儀式の無事をはかるという。

また、「お稚児さま」として法要に参加すると神仏のご加護がさらに強まり、子どもが健やかに成長するという。

申し込み受け付け期間は今月31日まで。小学6年生以下の子ども先着100人。参加費用1万円。応募方法は同院(松戸1842、電話 362・3672、FAX362・3689)まで問い合わせ。

▲ このページのTOPへ ▲


選手宣誓する和名ヶ谷の榊和真主将の写真▲選手宣誓する和名ヶ谷の榊和真主将

ジュニアソフトが開幕

36チームが熱戦を展開

松戸市ジュニアソフトボール連盟(綿内功会長)主催による、ゆめ半島千葉国体開催記念市長旗争奪「第69回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)が9日、開幕した。36チーム・総勢約560人の少年球児は、8週間にわたり、真紅の市長旗を目指して熱戦を繰り広げる。

大会に先立ち市運動公園野球場でおこなわれた開会式では、まず子どもたちが元気よく入場行進。和名ヶ谷のキャプテン、榊和真くん(6年)が元気に選手宣誓をおこなった。

参加36チームは、東西南北の4つのリーグに分かれてリーグ戦をおこなった後、各リーグ1位及び2位のチームによる決勝トーナメントにより優勝を争う。

また、3月に三重県で行われた第28回全日本高等学校女子ソフトボール選抜大会に千葉県代表として出場し、見事優勝した木更津総合高校の投手、菊地遥さん(3年・相模台出身)と玉井木の実さん(2年・大畑ユニオン出身)が特別表彰された。

 

 

 

 

大会2日目までの試合結果はつぎのとおり。

大会1日目(5月9日)

▼東リーグ

寿 7─0杉の

竜房台5─1稔

二ツ木18─0和名谷

▼西リーグ

三村新5─3三ヶ月

古ヶS3─1わかば

三ヶ月7─2たんぽ

古ヶS5─4相模台

▼南リーグ

横須賀8─1こばと

南 部5─3さつき

ゆうか7─0千駄堀

▼北リーグ

古ヶS21―0千駄堀

古ヶS4―1たんぽ

北松戸9―3千駄堀

大会2日目(5月16日)

▼東リーグ

虹の街20─0杉の子

虹の街8─0稔 台

馬橋中18─0和名谷

稔 台5─5二ツ木

寿 9─0あじさ

和名谷10─5杉の子

馬橋中12─1 寿 

▼西リーグ

三村新3─2火の見

相模台11─3たんぽ

風の子14─4火の見

わかば6─2たんぽ

金ヶ作5─4相模台

わかば4─3風の子

三村新5─4金ヶ作

 

▼南リーグ

ウイン9─0千駄堀

横須賀14─0ひまわ

ウイン9─0さつき

横須賀4─3元 町

南 部11─1ひまわ

元 町4─0さつき

南 部5─1ゆうか

▼北リーグ

大 畑10─0陣ヶ前

秋 山5─0中金杉

常盤平14─1城 町

松ヶ丘5─3陣ヶ前

大 畑4─3中金杉

やなぎ3─0秋 山

松ヶ丘2─2常盤平

 

【戸田 照朗】

▲ このページのTOPへ ▲


夏にボランティアを体験

中学生から20代の参加者を募集

ボランティアで子どもに遊びを教える中学生の写真▲ボランティアで子どもに遊びを教える中学生

まつど市民活動サポートセンター(上矢切299-1)では、夏のボランティア体験「Lets体験!2010」の参加者を来月1日より募集する。

小さな子どもやお年寄りとふれあったり、森や町をきれいにしたり、お祭りを一緒に作ったりと、中学生から20代の若者が、松戸市内で活躍するNPOや市民活動団体に参加して、ボランティア体験を行うことで地域貢献をするという事業。

今年で8回目を迎え、昨年度は250人のボランティアと40団体が参加した。

対象は中学生から20代の若者。申込期間は6月1日から7月9日まで。受付時間は午前9時から午後9時まで(日曜のみ午後5時まで)。第1・3水曜は休館。同センターに直接来館して申し込む。費用は無料(別途ボランティア保険料280円)。7月10日午前10時から午後3時30分まで、オリエンテーション・マッチングの会が行われる。

問い合わせは、電話 365・5522同センター、阿部さん・田村さんまで。

 

 

 

 

▲ このページのTOPへ ▲


東葛中学生選抜ソフト結果

第20回記念東葛地区中学生選抜ソフトボール大会が3、4日の両日、県立柏陵高校グラウンドで行われ、白岡コスモクラブ(白岡町)が2年連続優勝を果たした。準優勝は柏市立南部中、3位に松戸市立常盤平中と我孫子市立湖北台中、5位に松戸市立第三中が入賞した。

また、研修トーナメントでは、松戸市立古ヶ崎中が3位に入賞した。

常盤平中の渡辺ありささんと古ヶ崎中の鈴木千優さんが優秀選手に選ばれた。また、渡辺さんはベストスロー的あてで1位、鈴木さんはストラックアウトで1位を獲得した。

▲ このページのTOPへ ▲


「晴香園フェスタ」を開催

児童養護施設「晴香園」(根木内145)と同園内の「根木内こども館」で29日、午前10時30分から午後1時30分まで「晴香園フェスタ」が開催される(雨天決行)。

焼きそばやじゃがバター、串唐揚げなど食事の販売や、バザー、絵画クラブの児童がつくったハンカチの販売、ヒップホップダンス、トランペット、ジャグリングなどの大道芸、ストラックアウト、バスケット、ボーリングなどの遊びのコーナーが設置される。

問い合わせは電話 345・2722同園まで。

▲ このページのTOPへ ▲