山崎直子さんがパレード
4月20日を「まつど宇宙と科学の日」に
4月20日に地球に帰還した山崎直子さん(39)が先月22日、松戸駅周辺をパレード。その後、母校の松戸第一中学で、相模台小の児童と第一中の生徒を対象に報告会を行った。市では山崎さんが帰還した4月20日を「まつど宇宙と科学の日」、山崎さんが子どものころによく通ったという市民会館のプラネタリウムを「NAOKO SPACE PLANETARIUM」(ナオコ スペース プラネタリウム)」と山崎さんに命名してもらい、この日発表した。また、山崎さんが宇宙に持っていった松戸由来のカボチャの種の名前が「ディスカぼちゃん」(相模台小の大川深蘭さんが命名)と決まった。
【戸田 照朗】
山崎さんは伊勢丹前広場で行われたオープニングセレモニーであいさつした後、オープンカーに乗り、伊勢丹前通り、駅前通り、ふれあい通りをパレードした。沿道は1万5000人の市民で埋めつくされた。
また、松戸第一中学の体育館で行われた報告会では、同校と相模台小の児童生徒1600人が集まり、宇宙での任務や生活などについて説明を受けた。
全国大会にも何度も出場している同校の合唱部が美しい歌声で山崎さんの無事帰還を祝った。山崎さんはスライドなどを使って、宇宙での任務と生活を説明。マイクを持って、会場の児童、生徒の質問にも答えた。
報告会終了後、山崎さんはこの日の歓迎セレモニーについて、「伊勢丹前に多くの人が集まってくれているのを見た時はウルウルきました。感無量です。パレードでは顔なじみの顔も見えました。私も、ありがとうございますと声を出しましたが、沿道からも、ありがとうの声が聞こえて、胸に響きました」。
また、松戸市については、「松戸は生まれて育ったふるさとです。松戸市に生まれてよかったと思います。ふるさとは、頑張るときのよりどころなのかな。宇宙から地球を見たとき、だんだん目が慣れてきて、国や町が見分けられるようになった。ほかのクルーとお互いにふるさと自慢をしたのもいい思い出。地球人として、地球というふるさとは、ないがしろにできない」。
今後については、「これが終わりではなく第一歩。日本でも有人飛行の議論が盛んになってきているが、個人的には日本も有人の飛行船を持てればと思う。ゆくゆくは憧れの月に行けたら」と話した。
園芸学部に防犯サークル
「学生の意識高めたい」
松戸市安全都市協議会は、先月31日、県東葛飾合同庁舎で行われた総会で、千葉大学防犯サークル「E─bow」に防犯用品(ジャンパー、腕章、チョッキ、Tシャツ、誘導灯)を贈り、安全で安心なまちの実現に向けて、同サークルの活動に協力した。
同サークルは、昨年10月に同大園芸学部に在学中だった荻野由花里さん(21)が殺害され、市内の自宅マンションが放火された事件をきっかけに「学生の防犯意識を高めたい」と同学部の有志7人で結成された。
今年の1月から学校周辺の防犯診断等の防犯活動を始め、2月には学生を対象にした防犯意識のアンケート調査や勉強会を開催し、4月には新2年生のガイダンスで防犯に関する啓発活動や松戸駅で「痴漢撲滅キャンペーン」に参加するなどの活動を行ってきた。
名称の「E─bow」の「E」は、園芸学部の頭文字であるとともに「Environment(環境)」、「Education(教育)」で、園芸学部とその周辺地域の環境を良くしていくと同時に、防犯について自ら学び、教えあうことのできるサークルにしていきたいという思いがこめられているという。
また、「bow」は防犯の「防」であり、また「弓」の意味ももっているという。犯罪を予防できるよう危険を察知し対応することに心がけ、弓を射るように的を絞り、すばやく的確に行動することを表しているという。
同学部の1年生は西千葉キャンパスで学び、2年生から松戸キャンパスに通学する。同サークルの代表を務める杉山愛子さん(20)は「西千葉に比べて松戸は危ない。田舎から出てきた新入生は、必ず鍵をかけて外出するという習慣がまだ身についていない人もいる。特に新2年生の啓蒙には力を入れたい」と話していた。
松戸市の刑法犯は平成11年度に約1万3680件とピークを迎えたが、昨年度は約7000件と半減している。地域の住民によるパトロールなどの活動が功を奏した形だが、なお、ひったくりなどの犯罪が多いという。
【戸田 照朗】
リーグ戦中盤に
市ジュニアソフト
松戸市ジュニアソフトボール連盟(綿内功会長)主催による市長旗争奪「第69回松戸市ジュニアソフトボール連盟大会」(松戸よみうり新聞社後援)はリーグ戦が中盤に入った。
6月6日までの試合結果は次の通り。
大会3日目(5月23日) ▼西リーグ 三村新3─2たんぽ 風の子7─2金ヶ作 ▼北リーグ やなぎ2─0中金杉 陣ヶ前16─4城 町
大会4日目(5月29日) ▼東リーグ 寿 9─0竜房台 馬橋中25─0あじさ 竜房台11─1杉の子 虹の街10─0あじさ 稔 台8─3杉の子 |
大会5日目(5月30日) ▼東リーグ 虹の街8─0二ツ木 杉の子11─4あじさ 竜房台2─1虹の街 二ツ木14─0杉の子 竜房台10─0あじさ ▼西リーグ 古ヶS13─2たんぽ 風の子9─2三ヶ月 わかば3─0相模台 金ヶ作4─4三ヶ月 古ヶS8─0火の見 風の子3─1三村新 火の見5─1たんぽ ▼南リーグ 横須賀5─1さつき ウイン6─0こばと 千駄堀0─0横須賀 ウイン7─1ゆうか こばと4─2南 部 横須賀2─1ゆうか 元 町10─0ひまわ ▼北リーグ 中金杉3─0城 町 秋 山4─4古ヶ二 大 畑6─0城 町 中金杉5─0陣ヶ前 やなぎ6─2松ヶ丘 大 畑2─1古ヶ二 |
大会6日目(6月6日) ▼東リーグ 稔 台9─0あじさ 寿 12─0和名谷 馬橋中10─0稔 台 竜房台9─1和名谷 馬橋中3─2二ツ木 虹の街10─0 寿 ▼西リーグ 相模台13─1火の見 三ヶ月10─7古ヶS 火の見4─2金ヶ作 相模台3─1三ヶ月 わかば6─6金ヶ作 風の子8─1古ヶS 三村新5─3わかば ▼南リーグ こばと5─2ひまわ 南 部4─0千駄堀 元 町5─1こばと ひまわ4─1さつき 元 町4─3千駄堀 ▼北リーグ 古ヶ二3─3松ヶ丘 陣ヶ前4─3秋 山 大 畑4─1常盤平 やなぎ6─0古ヶ二 松ヶ丘5─3秋 山 大 畑0─0やなぎ 常盤平16─1陣ヶ前
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今年生まれの動物の赤ちゃん
上野動物園で続々登場!
上野動物園では、今年1月から5月にかけて誕生した動物の赤ちゃんが、次々とお目見えしている。とくに今年はサル類の赤ちゃんが多く生まれ、同園では「ぜひさわやかな季節に当園で赤ちゃん巡りをお楽しみください」と多くの人の来園を呼びかけている。
今年、同園で誕生した赤ちゃんは、ミーアキャットをはじめ、ヨツユビハリネズミ、マタコミツオビアルマジロ、ワオキツネザル、ハダカデバネズミ、コモンマーモセット、スラウェシメガネザル、オリイオオコウモリ、オグロプレーリードッグ、マヌルネコ、など。
毎週月曜休園。開園時間は、午前9時30分から午後5時まで。入園料は、一般600円、65歳以上300円、中学生200円、小学生以下及び都内在住、在学の中学生は無料。
問い合わせは、電話 03・3828・5171上野動物園まで。