東葛駅伝で松戸四中が優勝 一中6位、二中7位


10区を快走する松戸四中アンカーの木口航太君

10区を力走する松戸一中

10区を力走する松戸二中

 65周年記念東葛飾地方中学校駅伝競走大会が15日開催され松戸市立第四中学校が3年ぶり2度目の優勝を果たした。
 松戸の中学では、6位に松戸一中、7位に松戸二中が入賞した。
 レースは午前10時に野田市総合公園陸上競技場をスタートし、松戸市立中部小学校前ゴールを目指す、10区間、32kmのコース。70校が参加して行われた。
 松戸四中は1区8位、2区6位、3区7位と上位に位置していたが、4区のエース伊勢翔吾君(3年)が一気にトップを奪うと、9区で野田南部に一時逆転を許したものの、最終10区で木口航太君(同)が再逆転し、逃げ切った。
 伊勢君はレース後「自分のレースがしっかりできた。本当につらい練習もたえてきたチームのみんなが力を発揮して1位という栄光をとれてうれしい。県駅伝(来月6日)でも1位になって全国に行きたい」と話した。
 主将で3区を走った若佐侑哉君(同)は、「ここまでいい感じで練習できてきたのに、雨の影響もあり、スタート前うまくアップできなかった。最初体が動かなかったが、そんなことも言ってられない、走るしかないと必死だった。このチームは短距離から長距離に移った人が多く、最初は駅伝は無理だろうと言われていた。ここまでこれたのは団結力だと思う。みんな仲がよく、全員の力、チーム全体の力で優勝できた。優勝はうれしいが、次の県大会が迫っているので、きりかえて、みんなで高めあい、県で優勝して全国キップを手にしたい」。
 アンカーの木口君は「きのうから絶好調だった。体がよく動いて、タスキを受け取った時、先頭とは3秒差くらいだったが、400メートルくらいで先頭に立ち、1700メートルくらいで、後続を離した。タスキにみんなの思いを感じ、壮行会での全校生徒の応援も思い出して、絶対に優勝したいと思った。ゴールした瞬間は実感がなかったが、教頭先生に迎えられて、実感した。市駅伝で優勝したことが自信になった。県駅伝まで2週間余り。体調を崩さず、怪我をせずに、万全で臨みたい。目標は全国制覇です」。
 田中輝充監督(30)は、「優勝という目標が達成できてうれしい。このチームは、素直な選手が多く、みんな一生懸命。次の目標は県での優勝です」。
 松戸四中出場選手(区間順・敬称略)=小林凪、村田達哉、若佐侑哉、伊勢翔吾、瀧谷海斗、上村泰生、矢嶋直人、木本涼太、藤本啓佑、木口航太
 順位=①松戸四中、②野田南部、③柏二中、④白山、⑤酒井根、⑥松戸一中、⑦松戸二中、⑧逆井、⑨西初石、⑩我孫子

優勝した松戸四中

 
 
 
 

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