まったく、困ったもんだニャ

 今朝は暑さで目が覚めました。足元にさくらとちびクロが、腕の中にミンミンが寝ていますから、布団の中がとても熱くなります。寒い朝ならちょうどいいのですが、今朝のようにそんなに寒くない朝だと、暑すぎるぐらいで、汗をかいていました。
 ところで、読売巨人軍の問題。
 日本シリーズの最中にこんな醜態をさらして、本当に残念です。報知を含めてスポーツ紙は日本シリーズの記事そっちのけで、この話題が一面に来ています。読売系列以外のメディアは、スポーツの健全性云々などときれいごとを言っていますが、むしろこの事態を面白がっているようにも見えます。
 かわいそうなのは、現場。秋季キャンプ中の監督・コーチ・選手たちは困惑していることでしょう。
 そうして、もう一つの現場があります。それは、読売の販売店です。
 私の勤務している会社のオーナーは読売の販売店です。若者の新聞離れが進む中、販売店は必死に部数を確保しようとしています。そんななか、今までも渡辺主筆の世間から反感を買う発言が、読売のイメージを下げ、現場を苦しめてきました。球界再編の時の古田選手(当時)に対する、「たかが選手が」発言や、政界に手をつっこんでの画策などです。そのたびに、現場は読者から反感を買い、「だれが読売なんかとるか!」という反読売、反ジャイアンツの気分を醸成してきたのです(今回は渡辺主筆は清武代表から売られたケンカを買ったという形ですが…)。
 噂では、ウン億円にのぼるという渡辺主筆の年収、読売本社記者の高い給与を支えてきたのは、現場だということを是非忘れないでいただきたい。
 私も昔は生粋のアンチ・ジャイアンツでした。しかし、どういう因果か読売と縁ができて17年、私も今ではジャイアンツを憎からず思っております。
 取材に行くと、私もよく言われました。取材の内容とは全く関係ないのに「読売が大嫌い」「巨人が嫌い」だと(さすがに取材拒否にまではなりませんでしたが)。
 そのたびに言ってきました。「記者はみんな自分の考えを持っています。読売だからといってひとくくりにしないでください」「私もアンチ・ジャイアンツでした。お気持ちはよくわかります」と。
 
 


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