ミンミンにもちびクロにも、からんでは嫌がられているさくら。ミンミンとは年の差があるし、子猫の時から嫌がれられていたから、まぁ分かるのですが、ちびクロがさくらにフーッとか言って怒っているのを見ると、昔は一心同体みたいに仲が良かったのに、変わるもんだなぁ、と感じてしまいます(ちなみに、ミンミンは18歳で、さくらとちびクロは5歳)。
二人の関係が変わるきっかけははっきりしていて、1年前のちびクロの入院。9日ぶりに帰宅して、さくらが遊ぼうと近づくと「フーッ」と言って怒ったのです。ちびクロが怒ったところなんて見たことがなかったので、最初は空耳かと思いました。
こないだ大分の高崎山のボスザルが行方不明になり、保護された後に再び群れに戻されたというニュースをやっていました。サルの記憶は一週間ぐらいが限界で、再びボスとして受け入れられるかが注目されましたが、このサルは奇跡的にボスとして返り咲いたとか。留守を守ったナンバー2の存在が大きかったのでは、と言われています。
サルで一週間しかもたない記憶なら、猫ではどうなのでしょうか。9日ぶりに帰宅したちびクロはさくらのことを覚えていなかったのかもしれません。それはさくらも同じなのでしょうが、さくらは誰とでも遊びたがりますから、ちびクロを覚えていなくても近づいたのかもしれません。ひょっとするとちびクロは、入院前からさくらがからんでくるのを「めんどくさいなぁ」と思っていて、小さい頃からの流れで受け入れていただけなのかもしれません。それが入院を挟んで昔の記憶が抜け、本音が出たのかもしれません。
子猫がうちに来て、一番喜ぶのはさくらだと思っていましたが、最初は意外にも知らんぷりをしていました。あんまり小さくて同じ猫に見えなかったのかもしれません。でも、だんだん慣れると仲良くなって、追いかけっこをする子猫たちを見て触発されたのか、さくらも尻尾をふくらませて走り回っている時があります。プロレス(組み合って、猫キックや猫パンチをやりあうこと)をやっている時もあります。まさか子猫相手に本気でやらないでね、怪我しちゃうから、とちょっと横目で見ています。
もう少し子猫たちが大きくなったら、三人で走り回るのかなぁ。想像するとちょっと大変です。
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