掃除をはじめて間もなくすると、もう2階の窓に帰ってきました。
ちびクロは掃除機の音が大嫌いなので、1階のどこかに避難していますが、さくらは逆に掃除機が大好きなので、私が掃除している間じゅう、掃除機の周りを飛び回って遊んでいました。そこへ、ミンミンが帰ってきたのです。
ミンミンを中に入れるためには窓を開けなければなりませんが、窓を開けると、無鉄砲なさくらが飛び出る可能性があります。
そこで、猫が出るにはちょっと狭すぎるぐらい、ちょっと窓を開けて、様子を見ることにしました。
猫というのは、隙間があると手を入れてみたくなるものなのですね。さくらが窓の外に手を出すと、その手をめがけて、ミンミンが猫パンチを繰り出す。ミンミンから見れば、隙間から出たり入ったりしている白い手にからまないのは、猫の本分に外れます。
私は、しばらく掃除の手を休めて、この攻防戦をながめることにしました。
もう、果てしない猫パンチの応酬。お互いに顔にあてることはできないわけですから、手と手のつばぜり合いです。
ミンミンがもっと若かったら、もっと激しく応戦して面白いことになったのでしょうが、飽きたのか、疲れたのか、ミンミンが手を出すのをやめて、試合終了。
観客は私一人。ちょっと楽しませてもらいました。
その後、ミンミンを五香の本院に連れて行って肝臓のエコーの検査と点滴をしました。肝臓には腫瘍などはないとのことで、現在の治療を継続することになりました。
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