松戸宿坂川献灯まつり

8月9・10日、旧松戸宿坂川沿道一帯で開催

 「松戸宿坂川献灯まつり」が、8月9日と10日の午後1時から9時まで(荒天中止)、旧松戸宿坂川沿道一帯(伊勢丹松戸店先を松戸神社方向、松龍寺先まで)で開催される。

灯篭が幻想的な松龍寺境内の写真▲灯篭が幻想的な松龍寺境内

 江戸時代、水運と宿場で栄えた松戸の町では、夏の盛りに「とうもろこし市」が立ったという。本来は松龍寺境内「すくも塚観音」の縁日だったが、松戸宿の人々には夏の風物詩として時代を超えて親しまれ、今なお続く伝統の行事だ。

 今年は松戸市制70周年にあたり、松戸市発祥の地であるこの地域の市制施行当時の風景や昔話を市民に広く伝えようと、伊勢丹新館9階(8月7日まで開催中)と二丁目自治会館(8月9日・10日)で写真展を行うほか、旧松戸宿エリアの逸話や言い伝えなどを訪ねて歩く案内地図(散策マップ)をおまつり当日、希望者に配布する。

 当日は、とうろう流し(両日18時~21時)をはじめ、灯篭に投歌投句、加持を受け流灯する「短歌・俳句・川柳コンテスト」(両日受付、10日15時流灯)、ゆかたde坂川めぐり(10日18時~19時)、とうもろこし市(両日12時~20時売り切れ次第終了)、カンカラゴマなど昔の遊びを体験できる「むかし遊び・三丁目の夕日屋」(両日15時~21時)など、盛りだくさんの催しが行われる。

 詳細は、松戸松戸宿坂川献灯まつりホームページ(http://www.kentou.org/)。問い合わせは、電話 362・5356松戸宿坂川献灯まつり実行委員会まで。