晴香園内にカフェ

児童養護施設 運営の一助に

 根木内の児童養護施設「晴香園」内にこのほど「~世界一小さな図書館のあるCafe~赤い花 白い花」がオープンした。NPO松戸ゆいねっとのボランティアスタッフが運営し、事業収益は同園で生活する子どもたちへの支援に使われる。

晴香園内にオープンした「Cafe 赤い花 白い花」の写真▲晴香園内にオープンした「Cafe 赤い花 白い花」

 同園には何らかの事情で親元を離れて暮らさざるを得ない満2歳から18歳までの子どもたち40人が暮らしている。同園は平成14年10月1日に開設。同園で成長し、中学、高校、大学へと進学し、就職する子どもたちの進学資金などは後援会からの寄付でまかなわれている。同店の収益金もその一助になれば、との試みだ。

  店内には世界の絵本50冊が常設展示され、小さな企画展も毎月行われている。親子に良質な児童文化を提供し、また、お母さんには一人でホッとできる時間も持ってもらいたい、という。同園には根木内こども館が併設されており、合間に利用することもできる。

  授乳室とベットも完備されており、週1回程度子育て支援サービスの無料相談も予定している。

  また、フラワーアレンジメント教室(電話 04・7341・7150)、ギター教室(電話 04・7159・7150)、ヨガ教室(電話 090・6484・8363)もスタート。

  28日午後1時からは多目的ホールで「子どもの未来を拓く」(小池征人監督)の映画会が行われる。チケットは1000円(小池監督のトーク、飲み物付き)。問い合わせは、電話 04・7340・1151児童家庭支援センター「オリーブ」。

  同店は根木内145(晴香園内)。火~土曜、午前10時~午後5時営業。日・月曜定休。電話 345・8977。