小金北惜しくも2位

県中学男子駅伝

 第64回千葉県中学男子駅伝大会が3日、柏の葉公園で開催された。県内の市町村から選抜された48校が参加。6区間18・59キロで行われた。

惜しくも2位でゴールする小金北のアンカー松本健志君の写真▲惜しくも2位でゴールする小金北のアンカー松本健志君

 優勝は君津。2位は小金北、3位は流山北部、4位は柏二中、5位は柏田中、6位は松戸六中、7位は流山東部、8位は松戸四中、9位は常盤平、10位は鎌ヶ谷四中が入った。上位4チームは12月1日に栃木県で行われる関東大会に、優勝した君津は12月15日に山口県で行われる全国大会に出場する。

 2区では、松戸六中の野口雄大君(3年)が大会新記録の9分01秒で走り、チームを15位から一気に首位に押し上げた。小金北も1区で2位につけると、常に上位でレースを展開。4区では松戸六中と入れ替わりに首位に立った。君津は終始安定したレース展開で、松戸六中、小金北と首位を争いながら僅差で2 位をキープ。アンカー勝負となった6区で小金北に競り勝ち、たった1枚の全国キップを手にした。

 また、松戸四中と常盤平も常に上位でレースを展開し、会場を沸かせた。松戸四中3区の実川将大君(2年)は、区間賞の走りでチームを11位から5位にまで押し上げた。

 小金北の矢野隆照監督は「全国を目指していたので、悔しい気持ちはあるが、みんなよく頑張ったと思う。2区に起用した1年生(丸田尚紀君)が予想以上によく走ってくれて、こういう展開になった。3区から5区までが粘れれば勝負できると思っていた。アンカー(松本健志君・3年)は緊張しすぎたのでしょう。でも、この子でいって負けたのならしかたがないと起用したのですから、他の選択肢はないです。関東ではリベンジしたい。きちんと借りを返したいと思います」と話した。

 松本健志君は「1番でタスキを受け、すごく緊張してしまい、緊張に負けてしまった。全国に向けての練習ができなくなったことがすごく悔しいし、みんなに申し訳ない。関東では力を出して、最後にふさわしい駅伝にしたい。今までお世話になった人たち、ついてきてくれた仲間にすごく感謝したい気持ちです」と話した。

 また、第28回千葉県中学女子駅伝大会では、銚子六中が優勝(41分33秒=大会新)。2位は白山(我孫子)、3位は柏二中、4位は鎌ヶ谷四中が入った。松戸市代表として出場した小金は9位(43分49秒)、松戸一中は18位(44分58秒)だった。