忘れないで!被災地と避難者

29日、松戸駅西口デッキで復興支援イベント

 認定NPO法人たすけあいの会ふれあいネットまつど、東日本大震災復興支援「松戸・東北交流プロジェクト」では、今月29日午前10時30分より、復興支援イベント「忘れないで! 被災地と避難者―黄色いハンカチキャンペーン」を松戸駅西口デッキで開催する。

 2011年3月11日の発災と福島第1原発事故より3年が経過したが、今なお30万人近くの避難者が自分の家や故郷を離れて暮らすことをしいられている。しかし、時の経過とともにこの現実と問題に対する市民の関心が薄れてきていることも事実。

 このイベントでは、市民に「忘れないで!被災地と避難者を」と訴えるだけでなく、被災地と避難者に心を寄せながらもそれを伝える手段がないと感じている市民に、その願いや思いを黄色いハンカチに描いてもらい、松戸駅西口デッキ高くに翻すことで、広く市民にも伝えるという。

 イベントではこのほか、「松戸発! ひびけ歌声! 竹内恵里さんと宴次郎さんによる歌と演奏」、被災した宮城県東松島市ひびき工業団地仮設住宅で行ってきたオープンカフェ「パラソル喫茶」などが行われる。

 なお、このイベントは当日、松戸駅西口デッキで開催される「みらいフェスタ2014」に出展する形で行われる。

 問い合わせは、電話 346・2052ふれあいネットまつどまで。