「上野東京ライン」が開業

松戸駅で開業イベント

 今月14日、「上野東京ライン」が開業。松戸駅でも開業イベントが行われた。

 午前6時31分に成田駅を発した品川行き上野東京ライン快速の一番列車は、7時14分に我孫子駅から常磐線に入り、31分50秒ごろに松戸駅に到着。32分過ぎに松戸駅を発した。

開業セレモニーに出席した本郷谷市長らの写真▲開業セレモニーに出席した本郷谷市長ら

 松戸駅では、電車到着の12分前から3番線の上野寄りホームで開業セレモニーが行われ、本郷谷健次松戸市長、飯塚正春松戸地区駅長があいさつ。市民の代表として、第33回青少年姉妹都市派遣者代表の楠田萌佳さん(跡見学園高校1年)と片山直哉君(県立小金高校1年)が出席した。

 松戸を発した電車は北千住、南千住、三河島、日暮里、上野、東京、新橋に停車し、8時10分に品川駅に到着した。松戸~東京間は約30分、品川までは約38分。上野での乗り換えがなくなったことでの時間短縮と利便性向上、通勤通学時間帯の混雑緩和に期待が寄せられている。

 

西口デッキで行われた「おこめのいえ手創り市」の写真▲西口デッキで行われた「おこめのいえ手創り市」

 また、11時からは松戸駅西口デッキで「おこめのいえ手創り市」が上野東京ラインの開業を記念して行われた。「手創り市」は、旧水戸街道沿い、松戸宿の中心に建つ「古民家スタジオ 旧・原田米店」の中庭で定期的に開催されている市で、松戸の近隣に住んでいたり、松戸に縁のある作家や農家、カフェなどが作った布雑貨、革小物、アクセサリー、焼き菓子、パン、有機野菜など様々な手づくりの品が並ぶ。

 今回は同ラインの開業を記念して、松戸を盛り上げるべく、松戸駅西口デッキに出張して行われた。

 次回の「手創り市」は、5月10日の午前11時から午後4時まで古民家スタジオ旧・原田米店中庭(松戸市松戸1874)で行われる。