石上瑠美子さん、還暦のお祝い 踊る三蔵法師


中学の先輩でもある上條操さんが歌を贈る

棺桶の中へ

「これでうるさい石上がいなくなった」 喜ぶ孫悟空とお釈迦様一行

再び登場した石上さんは三蔵法師に。「ご利益がありますように」 みなさんツルツル頭に触りたがる

数十年ぶりに再会した弟さんが率いるバンドの演奏で踊る三蔵法師

劇団の演目になっている「ハローナイツ」の熱唱。メインボーカルのしんごちゃんに扮するのは夫の向後文大さん

団員から贈られた言葉に涙する石上さん

劇団員全員で団歌を合唱

子どもの時以来、数十年ぶりに再会したという弟さんから花束贈呈

私と石上さんがよくいく居酒屋「和色台処」のマスター夫妻も会場でお吸い物をふるまっていました

 松戸市民劇団座長で、松戸シティガイド代表などを務める石上瑠美子さんが3月24日の誕生日でめでたく還暦を迎え、きのう、お祝いの会が松戸商工会議所大会議室で行われました。来場者は150人くらい。
 もともと3月に予定されていましたが、震災のため延期されていました。
 石上さんと取材で最初にお会いしたのが、まだ入社したばかりの16年前。今では稔台の居酒屋「和色台処」(この日は会場でお吸い物をふるまっていました)に通う飲み友達でもあります。
 市民劇団主催なので、これは何かしかけがあるだろう、と思っていたんですが、案の定、びっくりさせられました。
 石上さんは、赤いちゃんちゃんこならぬ、赤いドレス姿で登場。松戸一中の先輩でもある上條操さんが歌を贈り、劇団員が扮した西遊記の孫悟空、猪八戒、沙悟浄、白馬、お釈迦様が登場。白い棺桶を運んできました。
 この中に石上さんが入り、再び姿を現すというパフォーマンス。赤いちゃんちゃんこを着るのは、60歳で人は生まれ変わる、つまり赤ちゃんに戻るという意味から、死と再生をイメージしたものだと思います。
 ところが、なかなか石上さんが出てこない。あせる司会の合津団長。
 しばらくして棺桶からではなく、会場の後ろから現れた石上さんは三蔵法師姿に変身していました。瀬戸内寂聴ならぬ、瀬戸際寂聴さんだそうです。
 驚いたのは、石上さんが本当に剃髪していたこと。みなさん、ご利益がありますようにと、つるつる頭に触っていました(私も(^_^;))
 子どもの時以来、数十年ぶりに再会したという実の弟さんが率いるバンド演奏で踊る三蔵法師。
 最後には団員からの贈る言葉に、鬼の目にも涙。団歌と石上さんが好きだという昴(すばる)を肩を組み合唱して終わりました。

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