春の小川はサラサラ行くよ♪ 国分川


自然の川のように改修された国分川

今では水鳥が多く見られる川に

 昔は土管の水路のようだった国分川(春木川)は、今は自然の川のように河川改修が施され、水鳥たちが集まっています。沿道の桜並木はまだ木が小さいですが、付近の住民の散歩道になっています。
 世の河川改修は自然→コンクリート→自然という流れになりつつあります。同じ自然でも、元の自然が戻るわけではありません。自然は、自然のままにしておけば、余計なお金もかからないのに、と思わなくもありません。
 ここらあたりは、昔は台風になると水が溢れ、頻繁に水害に遭う場所でした。国分川分水路ができて、水害もなくなり、河川改修も数年前に終わったところです。分水路の工事では事故で数人の方が犠牲になっており、分水路の入り口に慰霊碑が建っています。よく花がたむけられていますが、この犠牲を忘れないご近所の方がなされているのでしょう。犠牲になった方は出稼ぎに来た遠方の方だったと思います。遠い松戸の地で亡くなられた想いはどんなだったでしょうか。心よりご冥福をお祈りいたします。

事故で亡くなられた方々の慰霊碑

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