ミンミンも黒い部分が多いかな?

 今朝テレビの情報番組で都会のスズメが激減しているという話題を取り上げていました。立教大学などのグループ(もう一つの大学の名前は失念しました)が、調査研究したところ、ここ数十年で6割も減少しているとのこと。そういえば、最近スズメを見なくなりましたよね。
 メダカも今や絶滅危惧種です。むかしばなしや童謡に登場する、日本人にはなじみの深い動物なのに。私の子どものころには、あまりにもあたりまえにいた動物なので、信じられません。
 むかしばなしによく出てくる動物といえばキツネがいますが、私は野生のキツネを北海道以外で見たことがありません。キツネも昔は普通にいたのだと思います。でも、今は本州では絶滅してしまったのでしょうか。
 スズメが都会で減った原因として考えられるのは、都会で瓦屋根の家屋が減ったことだとか。スズメは瓦と瓦の隙間などに巣をつくるのだそうです。瓦屋根の家屋が少なくなり、都会では繁殖がしにくくなったのではないかと。人間の暮らしの変化が、身近な動物に変化を与えているのですね。
 以前、猫の写真を撮っているカメラマンの方と話した時に、最近の三毛猫は黒い部分の割合が多い気がすると言っていました。三毛猫は和猫だけの特徴ではないのですが、日本の三毛猫の変化は外来種の影響ではないかと。
 外国の様々な猫が飼われるようになり、中にはその猫たちを捨てるふとどきな飼い主もいます。和猫の中で混血はずいぶんと進んでいます。
 さくらとちびクロにも、和猫以外の血が混じっているかもしれません。さくらなんか、耳はたれてませんが、どことなく顔がスコティッシュフォールドに似てなくもない。
 スズメやメダカ、キツネは野生動物で、猫(家猫)は人間が山猫を交配させてつくった動物ですので、一概には語れません。しかし、別の意味で人間には猫に対して責任があるのです。自然の中では生きられない動物を人間の都合でつくり、身近に置いたのです。だから、捨て猫は絶対に、絶対に許されないのです。

さくらにも外国猫の血が混じってるのかな?


 


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