猫との昼寝が至福のひととき

 腰痛もだいぶ痛みが引いてきました。それにしても今回はしつこかった。あきらめて病院に行くほどひどくはならないかわりに、なかなか良くならない。
 それに加えて今週は先週に続いて締め切りが入っており(松よみとは別の仕事)、家でのんびり寝ているわけにもいきませんでした。月曜から、家には仮眠をとりに帰るだけ、といった毎日。
 当然、猫にかまっている時間もありません。ごはんをあげ、水をかえる以外は、ほとんど触れ合う時間がありませんでした。猫好きには、何か物足りない毎日です。仕事をしながら、猫に触りたい衝動にもかられました。
 猫はかまいすぎるとよくない。ストレスになるといいます。私の場合は、いっしょにいても寝ているか、それぞれに好きなことをしているかのどちらかです。
 日曜日などに、さくらがおとなしく、ミンミンにちょっかいを出さなければ、さくらも交えて1人と3匹で2階で昼寝をします。猫も寝るのが好きだけど、私も寝るのが好きです。猫たちが寝ているのを横目に、炊事やお風呂のために1階に下りると、猫たちもいつの間にか1階に来ています。積極的に取り合わなくても、やっぱり人間と同じ空間にいたいみたいなんですね。思わずホッコリします。
 猫が老人を好む理由はいっしょにいてくれて、激しい動きをしないからだとか。逆の理由で幼児が嫌いだともいわれます。
 猫にかまいすぎる、という感覚が私には今一つよくわかりませんが、「猫中毒」的にしょっちゅう触っている人もいるのかもしれません。
 私は活字中毒は意識することがあります。しばらく本を毎日読んでいると、読み終わった後も、暇があれば活字を目にしていたい衝動にかられます。好きな本がなければ新聞でも雑誌でも、活字ならなんでもいいのです(この症状は椎名誠の小説「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」に詳しく出ています)。
 猫については、今はいっしょにいるので落ち着いていますが、今のペット可のアパートに引っ越す前は、猫の夢を毎日見たりして、もう16年も前のことですが、今思うと、あれは猫禁断症状というか、ある種の猫中毒症状だったのかもしれません。


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