病院が苦手という人もいるかと思いますが、私は病院の雰囲気や匂いにどこか親近感を感じています。だから、お見舞いは意外と好きなのです。
というのも、私は幼いころから病気がちで、2歳から小学校2年生くらいまで入退院を繰り返していました。病院は遊び場だったし、看護婦さんに遊んでもらったり、勉強を見てもらったりしていました。親と離れた生活はもちろん寂しいこともありましたが、それよりも覚えているのは、病院の空気の懐かしさです。特に感じるのは病棟の匂い。
猫たちも子猫の頃からいた部屋や寝ていた毛布の匂いに安心するみたいです。ミンミンは、子猫の時から16年以上このアパートで暮らし、私といっしょに寝てきたわけですから、私の匂いに安心した顔をするのは当たり前といえば当たり前ですね。さくらとちびクロは、ミンミンやかえで(エイズキャリアで幼くして亡くなりました)との関係などから子猫のときから、1階の部屋で二人だけで寝ていました。今でも1階の部屋が落ち着くみたいで、2階に遊びにきても、いつの間にか1階に下りて二人で寝ていることがあります。
最初は、この子たちは私と寝ることはないのかもしれないな…と思い、少し不憫に感じましたが、それも取り越し苦労だったみたいで、今はミンミンが外にいる時は私と昼寝したりして、十二分に甘えてくれています。
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