きのうは午前中、さくらを病院に連れて行きました。
ちびクロの腎不全は熱中症が原因かもしれないと先生が話していたので、同じ部屋で過ごしていたさくらも念のために診てもらいました。動物は我慢強いのか、様子がおかしいなと気が付いた時には大事になっていることがあります。ちびクロのように。これでさくらも病気になられたらと思うと、飼い主(私)の精神状態も心配になります。
もろもろ考えての検査でしたが、さくらは大丈夫でした。取り越し苦労でよかったです。
きのうの朝にちびクロの血液検査をしたとのことで、説明がありました。
入院時(12日)の検査では、BUNが157、クレアチニンが15.1でしたが、きのうの検査ではBUNが135.7、クレアチニンが9.4に下がっていました。BUNはまだ高いものの、クレアチニンが下がったのは良かったとのこと。
今後は、どこまで数値が下がった時点で自宅点滴(皮下点滴)に切り替えるかですね、という話をされました。
内心では、「あれ? 正常値に戻ったらじゃないの? その可能性は低いのかな」と思いましたが口にしませんでした。腎臓の細胞は一度死んでしまうと再生はしないとのこと。ちびクロの場合は75%くらいは失われたのではないかと、これは先生の経験値からくるカンなのか、そうおっしゃいました。
ちびクロは退院しても、ミンミンのように一生自宅点滴で命をつなぐのだろうと思います。それで、寿命に近いぐらいまで生きてくれればいいのですが。
ミンミンは慢性腎不全になってから、自宅点滴で約1年はほぼ正常値を維持してきました(BUNの正常値は17~40、クレアチニンは0.6~2.0)。最近は少し高くなったので、輸液の量を少し増やしましたが、改めて経過が良好だったんだなぁと、感心しました。
夜はちびクロのお見舞いに。抱っこすると、ちびクロのクセの甘噛みが出て、あごを噛まれました。かなり痛かったですが、今は「力強いなぁ。それじゃ甘噛みとは言わないんじゃないの」とうれしくなります。
先生も「(元気なので)腎不全の子には見えませんね」とのこと。
でも、だからこそ病気の発見が遅れてしまったわけで、今思えば異常に鳴いていた時とか、蛇口の水を盛んに飲みたがった時とか、あれはサインだったのではないかと思います。
ちびクロはもともと眼に障害がある子なのに、気が付いてやれなかったことで、新たな障害を負わせてしまいました。あの時病院に行っていれば、と悔やまれます。
トラックバック
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメント & トラックバック