ちびクロが慢性腎不全を発症してから1年が経ちました。ミンミンは2年以上になります。
9月2日の血液検査では、ちびクロがBUN46、Cre4.0(前回8月2日はそれぞれ49、4.3)、ミンミンが44、3.0(前回は23、2.3)でした。
ちびクロは毎日100mlを2回(200ml)輸液、ミンミンは今回の検査の結果が前回より悪くなっていたので、それまで毎日100mlだったのを125mlに増やしました。ちびクロは食事の時にネフガード(活性炭)を与え、ペットチニックを1日に3ml飲ませています。ミンミンは口内炎があるので、月に1~2回、抗生物質とステロイドの注射をしています。
フードはちびクロはK/Dを食べていますが、ミンミンには好きなものを食べさせています。
ちびクロは大人しくしているので投薬も楽ですが、ミンミンは口内炎ともとからの性格もあって、なかなか積極的に投薬できません。食が細いので、なるべく好きなものを食べさせています。もう18歳だし、そのほうがいいかなと。
ちびクロは食欲も旺盛で、見るからに元気。体重も3.5kgからほとんど変わらず、病気の猫には見えません。ミンミンは、この2年間でずいぶん痩せました。今は2.5kgくらい。毛並も悪くなって。歳だから基礎体力も落ちているのでしょう。
病気になってから、いろいろありましたが、ちびクロとの時間は濃密になったような気がします。病気になってなかったら、ちびクロのことをこんなに考えることもなかったと思います。人間の兄弟でも、病気の子どもにばかり親の目が行って、健康な子が寂しい思いをするといったことがありますが、そんな親の気持ちが分かる気がします。健康な子ももちろんかわいいのですが、病気の子は特別かわいく見えてしまいます。生活も病気の子中心になりがちです。
ミンミンに対してはちょっと気持ちが違います。猫としてはもう寿命が近づいていて、徐々に弱っていく姿を見守っていくというか。
ちびクロの発病から1年が経って、もちろん病気になってしまったことは悔やまれるのですが、穏やかな日々が送れていることがちょっと嬉しいような気もします。
トラックバック
このブログ記事に対するトラックバックURL:
コメント & トラックバック