うちに来て、2、3日は机の下に隠れていて出てこないという、臆病で警戒心の強い子でした。机の下から出てくると、次第に慣れてきて、いつも私の後をついてくるように。トイレの中までついてこようとしたり、私がお風呂に入っている時は、風呂桶のへりに座って見ていました。もちろん、寝る時もいっしょ。
最初の警戒心はどこへやら。いつのまにか、私にべったりな子になっていました。
ある日、この子もお風呂で洗ってやろうかな、と思いつき、シャワーでお湯をかけました。ミンミンは嫌がったのですが、私は少々悪乗りしてしまい、お湯をかけ続けました。すると、生まれて初めて「フーッ」とミンミンが怒ったのです。
その日、初めてミンミンは押入れの中で、私と離れて一人で寝ました。よほどショックだったのかもしれません。
翌日はいつものミンミンに戻ったのですが、どことなく今までとは違う気もします。前ほどベタベタしなくなったというか…。
良いほうに考えれば、ミンミンが親離れし始めた、ということ。悪く考えると、私がミンミンの信頼を損なったということ。余計なことをしなければよかった、と今でも少し後悔が残っています。
さくらとちびクロは今までに一度も怒ったところを見たことがありません。私にだけでなく、ほかの猫に対してもです。これは、考えてみるとすごいことですよね。人間で、生まれて一度も怒ったことがない人っているでしょうか。
私も猫に対してはあまり怒りません。でも、ちびクロはこのブログでも前に書いたように、ティッシュを箱から全部出してしまったりするので、時々怒られます。ただ、あまり強く言うと、シュンとしてしまうので、言いすぎないようにしています。
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