車窓から花見楽しむ

国分川にモノレール車両

「モノレールの車窓からお花見を楽しんで」。紙敷の昭和の杜博物館では、4月3日午前10時から午後2時まで国分川桜まつりが開催される国分川の桜並木の隣に、引退した千葉市モノレールの車両を設置。車窓からお花見を楽しんでもらうという企画を実施した。季節はずれの寒さで開花が遅れ、満開とはいかなかったが、来場者は車窓からの花見を楽しんでいた。

モノレールの車窓から桜をながめる来場者の写真▲モノレールの車窓から桜をながめる来場者

この車両は千葉市モノレールが開業した1988年3月から昨年8月まで約194万キロを走った1000形の車両で、3月2日に譲渡された。同館の吉岡光夫さんは「祭り後は散歩する市民の休憩場所として活用したい」と話している。