森田知事が向陽高を訪問

森田健作知事がこのほど、県内の高校で唯一、福祉専門学科のある県立松戸向陽高校を訪問し、介護職を目指す生徒らを激励した。

生徒からケアの体験を受ける森田知事の写真▲生徒からケアの体験を受ける森田知事

同校には、普通科のほか福祉教養科があり、各学年に1学級ずつ計114人の生徒が学んでいる。森田知事は福祉教養科の各学年の授業を視察したが、このうち1年生の「体位変換」を学ぶ授業では、自らベッドに横になり、仰向けから横向きになるケアなどを実際に体験した。

森田知事は「(ケアの体験を受ける際)最初に名前を言ってくれた。ちょっとした言葉はうれしいもので、ホッとしたし、安心した。その思いやり、言葉は大切。みなさんの目指している仕事は、一人ひとりの人生を作る、その手を貸すことで、こんなすばらしいことはない」と話していた。