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- カテゴリ: 第811号(2017年3月26日発行)
- 2017年3月26日(日曜)09:00に公開
- 作者: 竹中 景太
日本とつなぐイメージで
スペインのアラゾーラさんが壁画
JR松戸駅近くの地下歩道に、スペイン出身のアーティスト、アマイア・アラゾーラさん(32)制作による壁画がこのほど完成し、道行く人の目を楽しませている。
アラゾーラさんは、松戸市の芸術家滞在施設「パラダイスエア」のロングステイ・プログラム2016に応募し、最終選考まで残ったものの惜しくも選考から外れたが、松戸まちづくり会議が渡航費や制作費などを出資することで、今回来日が決まり、壁画制作が実現した。
壁画が描かれたのは、松戸市民会館と伊勢丹松戸店近くの線路をくぐる地下通路(市民会館側)。アラゾーラさんは来日後、壁面清掃を行った後、アシスタントとして同行来日したイチ・サンビセンテさん(32)とともに、2日間で壁画を仕上げた。
完成した壁画には、日本をイメージしたキツネ、アラゾーラさんがモデルの少女、そしてハートが描かれている。日本とスペインをつなぐイメージで描いたといい、「絵を見てポジティブな気持ちになってほしい」との願いが込められているという。