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- カテゴリ: 第759号(2012年11月25日発行)
- 2012年11月25日(日曜)09:00に公開
戸定が丘回廊マップ発刊
松戸駅周辺の名所旧跡
季節のイベントを紹介
このほど「戸定が丘」周辺の名所・旧跡を案内する「ぶら~り 戸定が丘 回廊マップ」が完成。松戸シティガイド(石上瑠美子代表)が主催する「緑の回廊ツアー」参加者には無料配布されるほか、松戸地域の観光案内所「松戸探検隊 ひみつ堂」でも無料で配布している。
松戸駅から徒歩10分、江戸川を見下ろす小高い丘「戸定が丘」には平成18年に国の重要文化財に指定された戸定邸を有する戸定が丘歴史公園のほか、国内の大学機関では唯一の園芸専門科である千葉大園芸学部がある。
このマップは平成22年に結成された「戸定が丘の未来を考える会」(千葉大園芸学部、戸定会、戸定が丘の歴史と環境を守る松戸市民の会、松戸市の4者で構成)の承認を得て作られたもの。戸定が丘の名所旧跡をイラスト入りで歴史的な出来事を分かりやすく紹介。駅から戸定が丘までの間にある神社仏閣を回遊するお勧めルートや、季節のイベントなども掲載している。折りたたむとポケットに入れやすいA6サイズになる。
戸定邸は江戸幕府最後の将軍となった徳川慶喜の弟で水戸藩主だった昭武が後半生を過ごした邸宅。千葉大園芸学部は、明治42年(1909)に千葉県立園芸専門学校として設立され、昭和24年(1949)に国立大学・千葉大学園芸学部となった。現在は国立大学法人となっている。学内にはフランス式、イタリア式、イギリス式、ロックガーデンなどの庭がある。
戸定が丘の歴史と環境を守る松戸市民の会は、松戸の財産である千葉大学園芸学部を応援するため、平成22年に市民中心で結成された団体。加盟市民団体は120を超える。
問い合わせは、電話 727・7825松戸探検隊 ひみつ堂。