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- カテゴリ: 第760号(2012年12月23日発行)
- 2012年12月23日(日曜)09:00に公開
- 作者: 松戸よみうり
馬橋高演劇部 関東大会へ
来月6日に一般公開リハーサルも
先月22日から24日に県教育会館で行われた高校演劇千葉県大会で、馬橋高校が上演した「100万回生きたねこ」(佐野洋子・原作、土田峰人・脚色)が2位に入り、1位の幕張総合とともに来月12、13日に行われる関東大会(甲府会場)に出場することになった。地区大会で優勝した県立松戸は5位だった。馬橋の関東出場は、平成17年度から8年間で7回目となる。
今年の演目、「100万回生きたねこ」は佐野洋子さんの有名な絵本を、同校顧問の土田峰人教諭が脚色。馬橋高校演劇部の「いま」に合わせて、大胆に構成を変え、引きこもりなど、現代の若者の問題などを織り交ぜつつ、劇中劇の形をとっている。
部長で主役のねこを演じる林杜斗君(2年)は、「関東に進めなかった他校の人たちのためにも、気を引き締めて、自分たちにしかできない劇を作りたい。これからもどんどん台本が変わっていく。本番まで時間との戦いです」と話した。
3役を演じる宮部ゆみさん(3年)は、「地区大会の前は、危機感しかなかった。馬橋の名前が出た時は涙が出ました。一昨年、昨年と関東まで行っても、全国に行くことはできませんでした。今年は自分にとって最後の年。今年こそは、の思いはあります。どんな結果でも後悔しないように頑張りたい」と話した。
関東大会本番を前に、来月6日午後2時30分から同校社会科教室で一般公開リハーサルが行われる。