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- カテゴリ: 第761号(2013年1月27日発行)
- 2013年1月27日(日曜)09:00に公開
- 作者: 松戸よみうり
鎌田慧さんが講演
来月2日 松戸自主夜間中学校 2500回記念公開授業
「松戸市に夜間中学校をつくる市民の会」(藤田恭平代表、以下「市民の会」)が1983年8月から開講している松戸自主夜間中学校がこのほど開講2500回を超え、これを記念して、ルポライターでジャーナリストの鎌田慧(さとし)さんを迎えて、記念公開授業を行う( 1 面参照)。
テーマは「福島で何が起きているのか? …私たちは何を学び、どう生きるか」。鎌田さんは弱者の目線で取材したルポを数多く執筆しており、松戸自主夜間中学校についても深い関心を寄せているという。また、東日本大震災以降は脱原発運動の先頭に立って活動している。
市民の会では「鎌田さんから福島で何が起きているのかをお話いただき、私たちはどうしたらよいかをご一緒に考えたいと思います」と話している。
【松戸自主夜間中学校 開講2500回記念公開授業】
開催日=2月2日
時間=午後2時~5時(午後1時30分開場)
会場=松戸市民会館301
参加費=無料
※鎌田慧さん…1938年青森県弘前市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。業界紙記者を経てフリーライターに。トヨタ自動車の期間工の経験をもとに『自動車絶望工場』を発表、注目を集める。以降、被差別者、底辺労働者など、弱者の立場に立ったルポルタージュを数多く執筆。90年、『反骨 鈴木東民の生涯』で新田次郎文学賞受賞。翌年『六ヶ所村の記録』で毎日出版文化賞受賞。