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- カテゴリ: 第764号（2013年4月28日発行）
- 2013年4月28日（日曜）09:00に公開
- 作者: 松戸よみうり
松戸憲法記念日の集い
田中優子さん講演会
3日、市民会館ホールで開催
2013年松戸憲法記念日の集い「田中優子さん講演会」が来月3日、午後2時から5時まで松戸市民会館ホールで開催される。参加費は500円（資料代含む・18歳以下無料）。
▲講師の田中優子さん主催は、2013年松戸憲法記念日の集い実行委員会。2003年に「松戸市に夜間中学校をつくる市民の会」が市内外の市民団体などに声をかけ、賛同した35団体が参加。毎年参加団体が増え、09年以降は70を超える団体が参加している。
これまでの講師は、永六輔（ 放送作家）、辛淑玉（ 人材育成コンサルタント）、天木直人（元レバノン大使）、佐高信（経済評論家）、澤地久枝（作家）、早乙女勝元（作家）、神田香織（講談師）、金子勝（経済学者）、益川敏英（ 物理学者・2008年ノーベル物理学賞）、大田昌秀（元沖縄県知事）、大江健三郎（作家・1994年ノーベル文学賞）の各氏。
今年の講師、田中優子さんは、87年に最初の著書『江戸の想像力』により芸術選奨新人賞を受賞。それまで主に「暗く陰惨な時代」とされていた江戸時代をもっと明るい時代と考える「江戸ブーム」の一翼を担ったが、本人は、そのつもりはなかったと言っている。以来、江戸時代の社会・文化などの紹介を行っている。
近世文学（江戸時代の文学）を専攻するが、その後、研究範囲は江戸時代の美術、生活文化、海外貿易、経済、音曲、「連」の働きなどに広がってゆく。さらに、東アジアやインド・東南アジアと江戸の交流・比較研究などに及んでいる。江戸時代の価値観から見た現代社会の問題に言及することも多い。近年は「サンデーモーニング」（TBSテレビ）のコメンテーターを務めている。
52年横浜生まれ。法政大学文学部卒。同大社会学部長。05年に紫綬褒章受章。 問い合わせは電話 342・3143神。