» 猫のブログ記事
ミンミンは外に出たいと鳴きますが、雨が降っていれば出ません。実際に見ないと納得しないので、窓を開けて、「外雨だよ。出ないほうがいいんじゃないの?」と言うと、ミンミンも雨が降っているのを見て、しばらく考えてから、結局あきらめます。
でも、窓を閉めるとまた鳴きだして、再び窓を開けると雨が降っているのを再度見てあきらめる。これの繰り返しです。
やっぱり、猫は記憶力が悪いのかな。すぐに雨が降っていてあきらめたことを忘れるみたいなんです。それともミンミンのあきらめが悪いのか。
私の顔を見ながらニャーニャー鳴くので、「雨が降るのは僕のせいじゃないよ」と言います。
きょうは窓の外のレールのところに座ってしばらく雨の降る外をながめ、あきらめて部屋に帰るというのを繰り返していました。
雨の日、我が家ではよく見られる光景です。
ミンミンはいつもの点滴と血液検査、さくらは膀胱の結石がなくなったかを調べに。
うちにはキャリーバッグが1つしかないので、ミンミンをバッグに入れ自転車の荷台に乗せ、さくらは散歩用のひもをつけて前かごに乗せました。
さくらは待合室ではほかの飼い主さんや、犬たちに興味を示し、レントゲンを撮るためにカーテンが閉まる音がすれば診察室に興味を示し、とキョロキョロしていました。
犬のお尻でもひっかいたら大変なことになる、とそれだけは気をつけましたが、ほかの飼い主さんに頭をなでてもらい、診察室では先生や看護師さんにもかわいがられて、相変わらずの人気者です。
さくらはほとんど外に出たことがないので、犬というものを知らないのでしょう。全く警戒心がありません。
待っている間、私の膝の上でお腹を出して大の字で寝てみたり、ずっとのどをゴロゴロならしていたりと、この子には「借りてきた猫」という言葉はないのでしょう。ほんとに度胸がいいというのか、物おじしないというのか、珍しい猫です。
ところで、さくらの検査ですが、エコーをしたところ、おしっこが膀胱にたまっておらず、検査できませんでした。またの機会にということになりますが、「きょうは病院で検査するから、おしっこしちゃだめよ」というわけにもいかないし、よく見ておかないとまた無駄足になりそうです。
ミンミンは腎臓、肝臓ともに数字がよくなっていました。かなり気分が上がりました>^_^< 体重は、最近3.15kgまで落ちて心配していましたが、きょうは3.2kgで少しだけ持ち直しています。食が細いのでチューブの栄養剤をなめさせています。指に薬を少しだけつけて、鼻の下あたりにすばやく塗ります。ミンミンは気持ちが悪いのでペロペロなめてこれをなめとります。くちびるの下だと舌が届かないので、上くちびると鼻の間あたりがベストです。ツナフレーバーつきなので、好きな猫もいるかもしれませんが、ミンミンは気持ち悪さのほうが先に立つのか、部屋の中をあちこち逃げまわります。私はそれを追いかけて、7~8回同じことを繰り返します。 ミンミンが嫌がっても、必ずなめさせることができるので、これはなかなか有効だと思います。 [caption id="attachment_1101" align="aligncenter" width="289" caption="栄養剤をなめるミンミン。逃げるのでテレビの裏まで追いかけて塗りました"]

中をのぞいてみると、ちびクロの頭がどこにあるのかわかりません。さくらがフカフカ毛のついた枕をして寝ているように見えます。
猫はよく寝返りをうつというか、寝ている間によく姿勢を変えます。それでわかったのですが、さくらの頭の下にちびクロの頭があったんですね。ちびクロは息苦しくなかったんでしょうか。
それにしても、狭い箱の中に2匹入って寝るもんだから、ジグソーパズルのピースみたいに、少しの隙間もなくくっついて寝ています。
朝のひと時、見ていて飽きませんでした。
うちに里親の話があったとき、さくらだけが来る予定でした。ちびクロの目はかなり悪く、もう治らないだろうと予想がついたので、拾った人が自分で飼うつもりだったみたいです。ただ、ずっと姉妹でいたわけだし、私が気に入るかもしれない、という望みをかけて2匹とも連れてきました。
二人とも1つのキャリーバッグに入って、うちにやってきました。2匹いてもバッグには余裕があるほど小さかった。ものすごく人懐こい性格で、バッグの中からもゴロゴロというのどを鳴らす音が聞こえていました。
バッグの扉を開けると、早速さくらは飛び出して遊び始めました。この時からやんちゃな性格がはっきり出ていました。
一方、ちびクロはバッグからなかなか出てこず、バッグの中に入ったまま、のどだけをゴロゴロ鳴らしていました。
とりあえず、ためしに2匹とも引き取ってみるか、ということになって、そのまま今に至っています。
老猫のミンミンとは気が合わないので別の部屋だし、私は日中は仕事でいないし、で二人で遊んでくれるので、助かりました。その分、いたずらは2倍で大変でしたが…。
さくらとちびクロは二人で一人。私の中ではそんなイメージです。
ケンカをしたのを見たことがありませんし、今後もないでしょう。
特にさびしがり屋のちびクロはさくらの姿が見えないと鳴いて探すような、そんな子猫でした。
私の父母は昔の人なので兄弟姉妹が多いし、私にも弟が一人います。でも、人間の場合、あんなに兄弟姉妹が仲がいいということはめったにないと思います。
考えてみれば、子猫で路頭に迷い、いつ食べられるかもわからない心細い中を姉妹で肩を寄せ合って生きていたわけですから、人間なら大変過酷な幼少期です。絆が強くなるのも無理ないかもしれません。
いつまでも二人いっしょに、元気でいてほしいです。
ミンミンは16年前、Sさんに保護されてうちに来た子です。
SさんはNPO法人ポチたま会(ブログロールにリンク、松戸よみうりのホームページにバナーがあります)の会員で、同会の一時預かり施設「ポチたまハウス」に収容されていたエイズ猫2匹がいます。
「ポチたまハウス」には保護された犬猫や、病気や人に慣れなくて里親に出せない子たちが暮らしています。ハウスが震災で被害を受けたために、収容されていた犬猫は会員宅に分散して保護されているそうです。
Sさんのところに来たのはクロとパステルというエイズ猫。もともとSさんの近所にいたノラ猫で、平成21年の冬に冬が越せるかどうかわからないほど弱っていたので、保護されました。
もう一人、宴(えん)という里親に出せない病気の猫がいます。花見の日に3兄弟で保護され、花見(はなみ)、会(かい)という兄弟は健康で里親に出されましたが、宴はおしっこに血が混じるために里親に出せず、Sさん宅の猫になりました。Sさんご夫婦は還暦ぐらい。20年生きる猫だと、最期まで面倒をみられるかわからないので、本当は飼うつもりはなかったそうです。
私には姿を見せませんでしたが、Sさん宅にはもう1匹、引きこもり猫がいます。
酔っぱらって電車に乗ったため、武蔵野線で眠ってしまい、気がついたら東京駅の1つ前。折り返したらまた眠ってしまい、終点の蘇我まで行って電車がなくなりました。
現金主義の私は給料日前の昨日、財布にほとんどお金がなく、蘇我で乗り越し分のお金が払えず、駅に連絡先を残してきました。駅の外に出たものの、所持金はなし。ところがなぜか1万円札がジャンパーのポケットに入っていたのです。全く覚えがなく、不思議です。そのお金でネットカフェで眠ることができました。
たまにしかお酒を飲まないのに、飲むとなにか起きます。こないだは猫の財布を失くしたし。今回は逆に覚えのないお金がポケットに入っていて…。狐につままれた、いや、猫にゆるく猫パンチされた気分です。
自転車に乗って移動するので、肩に背負えるカバンを好みます。
家に帰ってカバンを置いておくと、さくらがその上に座ります。中には書類や本が入っていて凸凹しているので、座布団がわりにしては座り心地が悪いと思うのですが、好んでこの上に座ります。
私がジャンパーなどの上着を置いておいた時も同じで、ジャンパーの上に座ります。
このジャンパーを着てみると裏地から猫のおしっこの匂いがしました。さくらは布にトイレをする悪いクセがあって、それがまだなおっていないのかもしれません。
ちびクロはジャンパーにもぐり込むのが好きで、袖(そで)にもぐりこんで袖口から出てきたことがあります。
まだ子どもだったころの話で、今では大きくなりすぎて袖を通り抜けることは無理だとは思いますが…。
猫たちがカバンやジャンパーに執着するのは、私の匂いがしみついているからかもしれない、とか思っています。
親バカですね。
冬毛が夏毛に変わると、丸顔がほっそりして見えたり、全体的に痩せて見えたりします。私はふわふわ丸く見える冬毛のほうが好きですね。
あれだけ違って見えるのですから、かなりの毛(ひょっとすると全部?)が入れ替わるんですね。
ところで、猫って新聞を広げるとどうしてその上に乗ってくつろぎたがるのでしょうか。
きのう、「編集雑記」に刷り上がった新聞を載せようとして、撮影していたところ、さくらが来て鎮座。毛づくろいなどを始めました。
原稿を書いていると、キーボードの上を歩いて「TTTTTTTTT……」とかなっちゃうし。
ほんと、いろいろやってくれます。
家にいるより、取材に出たり会社でパソコンをいじっている時間のほうがずっと長いわけですから、猫と遊ぶ時間もほとんどありませんでした。
今朝はちゃんと朝食をつくりました。といっても、味噌汁の残りにうどんを入れただけの簡単なものですが。
ミンミンは外にお散歩に、さくらとちびクロは私と一緒にごはんです。
食後のコーヒーを飲んでいると、さくらとちびクロが交代で私の膝に。
そうだよね。ずっと甘えられなかったもんね。よしよし。
あーっ。やっといつもの朝が戻ってきたなぁ、と幸せな気分です。
ミンミンは朝、外に出たいというので、迷った挙句出しました。きょうは病院に行く日。BSで週刊ブックレビューを見ている時間で、まだ6時台だから大丈夫だと思ったのですが、部屋の掃除が終わっても帰ってきません。きっと外で時間をつぶせば、病院に行かなくてすむと思っているのでしょうね。でも、そうはいかないのだ。きょうは、五香の本院に夜連れて行きます。
それにしても、児玉清さん、亡くなられたんですね。28日に週刊ブックレビューで追悼番組を放送するそうです。
読書家として尊敬していたし、知的で優しい面立ちが好きでした。ずいぶん前ですが、NHKの番組で、「野菊の墓」の小説の舞台である矢切を散策された姿を懐かしく思い出しました。最近では福山・龍馬の優しい父として好演されていました。大河の前から福山さんとは親交があったみたいで、スタジオパークでメールのやりとりについて話されていました。
本当に残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。