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ちびクロ恐るべし

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帰宅すると、なぜかさくらの隣にちびクロが…

 さくらは現在、病院でもらった療養食を食べています。膀胱(ぼうこう)に石があることがわかって、石を溶かす働きのある食事をしています。
 このフードはミンミンやちびクロには食べさせられません。石がない猫には害になるみたいで、特に腎臓が弱っているミンミンには食べさせられません。
 そこで、食事の時間は、さくらとちびクロ&ミンミン組に、部屋を別にして与えています。
 ところが、ちびクロはお腹がすくとフードの袋を食い破って食べてしまう子で、この間も私が留守の間に療養食の袋を破って食べてしまいました。それで、今フードはフックにかけて吊るして置いてあります。
 昼間、私がいない間もお腹がすくかな、と思い、ミンミンとちびクロは2階、さくらは1階に置いて、それぞれのフードを置きました。2階のドアを閉めて、重石がわりにドアに小さな脚立を立てかけておいたのですが、帰るとちびクロが1階にいます。どうやら脚立の重石を押しのけて出てきたようなのです。さくらのお皿は空っぽ。ちびクロが食べてしまったのだと思います。
 ちびクロ恐るべし。目は不自由ですけど、やりたいことは、自分でなんとかしちゃうんですね。

さくらは食事療養中


さくらは掃除機の音が大好き。掃除の間中、私の周りをウロチョロしています

 表題に「掃除の友」と書きましたが、さくらはただ邪魔をしているだけです。
 ちびクロとミンミンは掃除機の音が大嫌い。特にちびクロは敏感で、私が掃除機を準備しているのを見ただけで、どこかに隠れてしまいます。ミンミンも外出を要求するか、とりあえず別の部屋に避難します。
 ところが、さくらは掃除機が大好き。興奮して尻尾をふくらませて走り回ったり、寝転んだりします。
 という訳で、掃除をしているときに私の見える範囲でウロチョロしているのは、さくらだけ、ということになります。
 掃除をしている時は、ラジオをつけるか、古いカセットテープを引っ張り出して聴いています。きょう聴いたのは、阿部恭弘。80年代に活躍したシンガーソングライターです。高校を卒業する直前に「MODERATO」というアルバムをNHK-FMでエアーチェックし(アルバム全曲ノーカットで流されました。今じゃ考えられないことです)、それがきっかけで好きになりました。その後、博多で2年間の浪人生活を送りますが、その間もレンタルレコード屋さんで他のアルバムも借りて聴いていました。
 浪人生という不安定な身分での、知らない街での、初めての一人暮らし。阿部恭弘の曲を聴くと、そのころのことを思い出します。

ちびクロは掃除機の音が大嫌い。すぐにどこかに隠れてしまいます


鼻をかかえて眠る猫

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鼻をかかえて丸くなって眠るミンミン

 きょうは、午前中にミンミンを病院に点滴に連れて行き、昼ごはんを食べたら眠くなったので、いっしょに昼寝をしました。本当は、明るいうちに掃除を済ませようと思っていたのですが、気がついたら真っ暗に。でも、一週間分の寝不足が解消されたみたいで、寝覚めたあとはスッキリ。見ると、ミンミンは私の脇で手で鼻をかかえて眠っていました。
 猫を飼っている人にはお馴染みの寝姿ですが、高校1年の時に初めて子猫を拾った時、「猫って鼻をかかえて眠るんだ」と、新鮮な驚きがあったのを思い出します。
 あれは、鼻孔を冷やさないように手でかかえて眠るんだと聞いたことがあります。それとも、丸くなって眠ると手の行き場がなくなるからでしょうか。


ヤギ猫

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ティッシュと見るや引っ張り出してかみかみするちびクロ

 ちびクロの趣味は、ティッシュペーパーをかみかみすること。
 ティッシュの箱は使い終わったら裏返して置かないと、大変なことになります。
 うっかりティッシュの箱の口を上にしたまま置きっぱなしにしておくと、そこらじゅうがティッシュの海になってしまいます。
 新しい、開けたばかりのティッシュを上向きに置きっぱなしにした時は、箱が空になっていて、軽くショックを受けました(涙)。
 なにが楽しいんだか、ティッシュを見るや、引っ張り出して、かみかみしています。
 ヤギみたいに食べている様子はないので、心配はしていませんが…(汗)。


猫も花粉症!?

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一年中くしゃみをしているさくらとちびクロ

 さくらとちびクロは、よくクシャンクシャンくしゃみをします。それだけではなく、鼻もつまっているときは、鼻水・鼻くそを吹き飛ばしています(すみません、汚い話で。猫は自分で鼻をかめないので、鼻息で吹き飛ばすしかないのです)。涙目のこともよくあります。
 実は、春だからということではなくて、ほぼ一年中こんな感じです。というのも、子猫でノラだった時に、目と鼻がウイルス感染して酷い状態になっていました。その後遺症です。二人とも目は手術したのですが、さくらはかなり改善されたものの、ちびクロはご覧の通り、膜のような皮が眼球を覆っています。さくらも右目は白濁しています。こういう目をやられる子猫は冬に保護された子に多いと聞きましたが、理由はよく知りません。
 人間の私も、最近、酷い花粉症であることがわかりました。というのも、私もさくらやちびクロと同じように、一年中くしゃみをしているので、ただのアレルギー性鼻炎で、花粉症だとは気がついていなかったのです。それに、あまり症状が出ないタイプみたいで、目と鼻がグチュグチュになっているということもないのです。
 ということは、実はさくらとちびクロも花粉症もあるのかもしれません。二人とも外には出ませんが、外と家を行き来するミンミンと私が花粉を運んでくるので。
 ミンミンは花粉症はないみたいです。家の中で、くしゃみをしないのはミンミンだけです。


深夜の友は猫とラジオ

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なぜか、ものがあれば乗っかりたくなるようで…

 残業で遅くなり、帰宅が2時、3時になる時があります。まず風呂に入り、その間にご飯を炊きます。遅いから食事は簡単に済ませたいところですが、疲れているからこそコンビニ弁当は食べたくないのです。わりとちゃんと作ってしまいます。あと、ほとんど朝なんだから、もう食べない、という考え方もありますが、私は食べます。家に帰った気がしないので。
 猫はもともと夜行性なのですが、人と暮している猫に限って言うと、人間の生活パターンに合わせて、夜は寝ているようです(もちろん、昼寝も随時しています。猫は寝て暮らす動物のようですね)。それで、うちの猫の場合、やっぱり早朝は眠そうに感じます。
 で、この夜食とも朝ごはんともつかない食事の時は、眠そうですが猫にもつきあってもらいます。やっぱり、心なごみます。そして、深夜のラジオ。私はFMを聴いています。どこの曲とはいわず、適当に面白そうなところを。この時間帯、有名なのはNHKの「ラジオ深夜便」でしょうか。年配の方に人気のある番組で、選曲は私にはちょっと古すぎるのですが、4時台にインタビューがあり、きのうは映画監督の周防正行さんが出演されていました。
 眠い目をこすって、さあ、きょうも仕事です。


子猫だったころのさくらとちびクロ。ノラの時の栄養状態が悪かったせいか、さくらに比べると、ちびクロはかなり小さい

 子猫の爪って、細くて、透き通ってて、本当にきれいですよね。でも、刺さると本当に痛い(涙)
 さくらとちびクロの子(猫)育ては本当に大変でした。目と鼻がグチュグチュで来たので、点眼・点鼻薬をさすのが大変なのに加え、二人とも無類の人間好きなので、私にまとわりついてばかりいる。炊事をしていると、私の脚に飛びついて、お猿さんの木登りみたいに、私の脚にしがみついています。落ちないように両手足をふんばりますから、出た爪がジーンズの生地を通して太ももに刺さり、悲鳴をあげることになります。半袖・短パンの夏場はそれこそ血だらけ。これは、不意をつかれるので、いつあの痛みが襲ってくるかと、猫たちに背を向けて仕事をしている時は恐怖でした。そのほかにも、あれやこれやといたずらをして、いっしょにいると、こちらの気の休まるときがありません。見れば、本当にかわいい子猫。でも、思わず爆発しそうになることも。子育てをするお母さんの気持ちがちょっと分かるような気がしました。
 子猫を育てるのって、こんなに大変だったかなぁ、と思い返してみると、ミンミンの時も、かえで(昨年の暮れにわずか2歳半で亡くなりました。いつか書きますね)の時も、大変だったという思いはないのです。やはり、さくらとちびクロの二人が特別なのか。獣医さんにも、触られるとゴロゴロとのどを鳴らし、聴診器を胸にあてても心臓の音がかき消されて、聞こえたためしがない。注射をされている時でさえ、ゴロゴロとのどを鳴らしているんですから、獣医さんも苦笑しています。
 1歳になるころから、少しずつ大人しくなってきました。今は愛嬌があってちょうどいい感じかな。今でも一番笑わせてくれるのは、この二人です(でも、ちびクロの爪は子猫のように今でもとがっていて、爪切りをまめにしないとよく手に刺し傷をつくります)。

ちびクロもさくらと同じくらい大きくなりました


桜咲きましたね

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和名ヶ谷の日枝神社の桜

 東京の桜の開花は28日で、これは予想どおりだったと思います。それにしても、肌寒いきょうこの頃。開花はしたものの、満開までには時間がかかりそうです。会社の近くにある日枝神社の桜は3~4分咲きといったところでした。
 今年は各地のさくらまつりも中止され、例年になく静かな花の季節となっています。さくらまつりが予定されていたのは、先週の土日で、開催されていれば、ちょっと花の少ないお祭りとなっていたでしょう。
 きょうは、日が照っているものの風が冷たい。昼休みにアパートに帰ると、日差しで暖かくなった2階で、ちびクロが気持ちよさそうに昼寝していました。

2階で気持ちよさそうに昼寝するちびクロ


猫の宿命

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皮下点滴を受けるミンミン

背中の皮と肉の間に点滴液を入れるのが皮下点滴。今は膨らんでますが体に吸収されて小さくなります

 来月で16歳になるミンミン。腎臓が弱っているので、週に1度皮下点滴に通っています。猫は歳をとると腎臓を悪くする子が多いです。クロもそうでした。確か体をなめて、毛玉を飲み込み事が関係していたと思います。となると、猫にとっては宿命的な病気ということになるわけです。腎臓は「治る」ということはなく、この治療は悪化を遅らせるというものです。
 クロのときは悪くなってすぐ亡くなったので、ミンミンの治療が始まった時は、嫌な記憶がよみがえりました。治療を初めて半年近くになります。治療を始めたころは毛のつやも良くなって、体調も良くなったのですが、今週はフードを吐いていたのが気にかかります。


食事中に頭突き

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ちびクロの手のあたりが私のお腹です

 私が食事をしていると、ちびクロが膝の上に乗ってきます。それだけならいいのですが、私の顔をなめたり、あごの下を甘噛みしようとよじのぼってくるので、ご飯が食べられません。私のお茶わんや湯飲みの底を頭突きしたような格好になり、食べている最中は、お茶わんや湯飲みをの唇にぶつけそうになります。それを見ていたさくらも私の膝の上にジャンプ。膝の上は2匹の猫で定員オーバーです。
 そんな様子を撮影しようとしたのですが、一人暮らしですので、これがなかなか難しい。至近距離から腕をのばして、自分と猫に適当にレンズを向けて、オートフォーカスで撮る。全然違う方向が写っていることもありますが、少しずつ微調整をしながら撮りました。できれば2人とも膝の上にいるところを、と思ったのですが、カメラのレンズに興味をもったさくらが近づきすぎて失敗。次回の課題としました。

膝の上でくつろぐさくら


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