6日に入院したちびクロは、一週間後の13日に退院しました。退院した時にお知らせすればよかったのですが、退院したその日に下血に嘔吐が再び始まり、これは即病院に逆戻りかという不安定な状態になり、私もなかなかブログを書く気になれませんでした。
ステロイドを使いはじめたせいか、その後下血と嘔吐は収まっています。また、貧血も酷いので、再び造血ホルモン剤を使っています。2つとも強い薬で、副作用が心配ですが、今は仕方がありません。
一番心配なのは、入院中から全く食べなくなったこと。疑問に思ったのは、入院中からカリカリをあげていたことです。血まで吐いたのですから、いくらなんでもまだ固い食べ物は無理なんじゃないの? と思うのですが、素人考えでしょうか。人間なら、点滴だけで栄養補給をして、回復したころに重湯などから始めるところではないでしょうか。
食べない、食べないと言っていても体が弱るだけなので、なにかいいものはないかとホームセンターで探してみたら、猫用の流動食がありました。今は何でも売っているんですね。針のついていない注射器で少しずつ飲ませています。急に飲ませると吐いてしまうので、本当に時間をかけて10mlを10分くらいかけて飲ませています。また、高齢猫用のドロドロの猫缶も少しずつなめさせています。
ただ、折悪しく『松戸よみうり』と『ブリッジ』の締め切り期間に入ってしまい、長く家にいることができません。もっとまめに給餌できればいいのですが、朝と夜に限られてしまいます。1日に食べる量はほんのちょっぴりで、ずいぶん痩せました。今は3kgを切っていると思います。
でも、きょうは少しいいことがありました。朝、ミンミンがカリカリを食べるのを横で見ていたちびクロが、なんとカリカリを自分で食べ始めたのです。ほんの少し、多分5、6つぶぐらいですが、大きな進歩です。
数日前から、ちょっと、そんな予感がしていたのです。退院直後は錠剤を飲ませる時も全然抵抗せず、楽な反面、「こんなに弱っているのか…」と思っていましたが、最近は吐きだしたり、手で私の指を払ったりして抵抗するようになったので、少しは元気になってきたかな、と思っていました。
木曜日に血液検査をしたところ、腎臓の数値は入院前以下に抑えられていました。もともと食べていないので、BUNの数値が低いのは当たり前なのですが、これで腎臓の数値も跳ね上がっていたら、大変だなぁと思っていたので、この点はよかったです。
» 2013 » 11月のブログ記事
ちびクロが再入院しました。昨年慢性腎不全で入院してから1年ぶり。先日も書いたように腎不全の治療のほうは順調にきているように思っていたのですが、思わぬ伏兵が現れました。
火曜から全く食べないので翌日に病院に連れて行こうと思っていたら、水曜の朝から下血が止まらず、黒い液体を吐いていました。入院してエコーの検査などをしたところ、どこか1か所から出血しているのではなく、腸全体に炎症があるようだ、とのこと。入院前は腎臓の数値もBUN155、Cre5.6と急激に悪くなっていました。
病院では血管に直接点滴をして、止血剤などを注射しています。
昨夜面会した時は、まだ少し下血がありました。吐き気は止まったみたいです。腎臓の数値はBUN90台、Cre3.9と下がってきました。これは、自宅でやっている皮下点滴に比べて病院でやる血管への点滴のほうがずっと効果があるためで、期待どおりでした。しかし、まだ下血が止まらないのと、全然食べないのが心配です。猫の場合、3日も食べないと肝臓が悪くなるといいます。それで、病院を出て、ちびクロが大好きなフードを買いに走りました。腎臓が悪くなってからは食べさせていないフードです。でも、あげてみても食べませんでした。
ケージの扉を開けるとすり寄ってグルグル言ってきます。それでも、昨年入院した時よりも明らかに元気がありません。昨年は腎臓の数値が高いにもかかわらず、病気の猫とは思えないくらい元気だったのに。
今夜も面会に行ってきます。少しでも快方に向かっていればいいのですが。
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