クロのときは悪くなってすぐ亡くなったので、ミンミンの治療が始まった時は、嫌な記憶がよみがえりました。治療を初めて半年近くになります。治療を始めたころは毛のつやも良くなって、体調も良くなったのですが、今週はフードを吐いていたのが気にかかります。
クロのときは悪くなってすぐ亡くなったので、ミンミンの治療が始まった時は、嫌な記憶がよみがえりました。治療を初めて半年近くになります。治療を始めたころは毛のつやも良くなって、体調も良くなったのですが、今週はフードを吐いていたのが気にかかります。
そんな様子を撮影しようとしたのですが、一人暮らしですので、これがなかなか難しい。至近距離から腕をのばして、自分と猫に適当にレンズを向けて、オートフォーカスで撮る。全然違う方向が写っていることもありますが、少しずつ微調整をしながら撮りました。できれば2人とも膝の上にいるところを、と思ったのですが、カメラのレンズに興味をもったさくらが近づきすぎて失敗。次回の課題としました。
拾った友人の話によると、3匹の子猫が車の前に飛び出してきたとのこと。比較的健康状態の良かった1匹は別の人にもらわれ、さくらをうちに、ということでした。ちびクロは目の状態が悪いので、もらい手は見つからないだろう、とあきらめていたようです。せっかく二人仲良くしているのなら、と二人とも引き取ることにしました。
二人は毛の模様は全く違いますが、拾われた時の状況からして、やはり姉妹だろうということでした。やたらと甘噛みをしたがるところとか、人間が大好きなところとか、いろいろ共通点も多い。それに、なんといっても、仲がいい。二人セットというか、いつも二人でいます。
で、この写真です。きょうのお昼ぐらいにちびクロがさくらの顔をなめていて、そのうちさくらもちびクロの顔をなめ始めて、ついに口が重なって…。私も初めて見ました。それにしても、仲がいい二人です。この後もひっつくようにして、昼寝していました。
6年前にうちにやってきた、黒いオスの迷い猫でした。
最近よく姿を見かけるなぁ、と思っていたら、いつもミンミンが出入りしている2階の窓に来て、自分も中に入ろうとしています。それで、大きなお尻を押して外に出そうとするのですが、両手足で踏ん張ってキュンキュンとなんとも情けない声を出しています。そんなことが何度かあり、かわいそうというか、哀感を誘う姿に負けて、うちに入れることにしました。
体は汚れていましたが、青い首輪をしています。飼い主が探しているかもしれない、と思い、松戸よみうりに情報を掲載して探してみたのですが、見つかりませんでした。
私にもなつき甘えていましたが、クロはミンミンが目当てでうちに来たのだと思います。ミンミンに気に入られようと、体をなめてあげたり、いろいろチョッカイを出すのですが、ミンミンはうるさがるばかり。猫パンチの嵐をうけても、黙って頭(こうべ)を垂れている姿は、なんともいじらしいものがありました。ミンミンのほうは、クロの体をなめてあげたことは一度もないと思います。それでも、クロはあきらめずに(というか、ちょっとしつこいぐらいに)ミンミンの体をなめていました。
健康診断で腎臓が弱っていることがわかり、点滴など治療をしたのですが、同時に顔に腫瘍ができたりして、それから10日あまりで亡くなりました。看取った経験のある方はわかると思いますが、途中で安楽死を選んだほうがよかったのではないか、と今でも考えます。動物は何も言ってくれないので、その判断は人間に任されます。苦しい難しい選択だと思います。
3年前の3月30日は、穏やかな桜満開の日でした。朝容体が急変して病院に駆け込み、最期の時間を家で過ごすために戻るタクシーから県道沿いの桜を見ました。クロは私に抱かれて上を見ていましたが、もう意識はなかったと思います。
翌日の葬儀には、クロをかわいがってくれた隣に住むおばさんも参列してくれました。葬儀の間は雨が降っていたのが火葬するころになると晴れてきました。帰りの車のなかで、おばさんが「ほら、あそこ」と指差す方向を見ると、クロにそっくりな雲が浮かんでいました。ほんとうに、短いしっぽが曲がった感じなどがそっくりなのです。
クロが昇っていく。私たちを見ている。そう思いました。
それから2週間。クロの死もなにも知らない友達から保護した子猫を飼ってくれないか、という電話がありました。これも何かの縁かと思い、うちに来ることになったのが、「さくら」と「ちびクロ」です。
さくらのフードが石を溶かすための特殊なもののため、きょうはさくらを1階に、ちびクロを2階においてきました(二人ともチョコチョコ少しずつ食べるタイプなのです)。
いつも仲良しで、離れたことがない二人なので、今頃寂しがっていると思います。
みんな、できるだけ早く帰るからね~。もうちょっと待ってて。
いかにも安心しきって甘えているいるといった感じで、猫好きにはたまらない仕草の一つではないでしょうか。
私などは、フサフサのお腹の毛に思わず顔をうずめたくなってしまいます。
この「お腹を出してゴロゴロ」を、外にいるノラ兄弟姉妹もします。決して人間に頭や体をなでられたりしない警戒心の強い子たちなのですが、私の目の前ではゴロゴロします。
人間に甘えたいという気持ちもあるのかな? と思うのですが、近づくと逃げてしまいます。甘えたいのか、怖いのか…。そのへんがノラとして育った彼らにしかわからない微妙な心理なのでしょうか。
さくらが、小さいころにざるに入った写真。
それから、すこしたつと、ざるからはみ出そうになっています(笑)
今じゃ、4.5キロ。ざるに入ろうともしません(涙)
一方で、テレビやラジオなどで専門家を呼んでの解説を見聞きすると、ポパイみたいにホウレンソウを毎日大量に1年間食べつづけなければ大丈夫ということだったり、水も乳児は成長期にあるので飲むのを控えるよう呼びかけているが、それ以外の人は水道水を飲んでも大丈夫ということだったりします。
情報の断片だけでは判断がつかないことが多い。こんな時こそ、新聞やテレビなどの「解説」を注意深く見たいものです。
それでも、スーパーに行ってみると、ミネラルウォーターや乾燥わかめの棚が空だったりします。
私は日ごろからよくわかめを買うので、なんでないんだろうと思っていたら、どうも海藻を食べるとヨウ素が摂取できるから、ということのようです。
これもラジオの解説で聞いたところによると、急に海藻を食べてもあまり効果はないそうで、さらに、日本人はもともと海産物を多く食べる民族なのでヨウ素は日ごろから摂取しているとのこと。
放射線や放射能は自然界にもともと一定量は存在しているもので、私たちはそういう自然のなかで生きてきました。いっぺんに大量に浴びなければ人体に影響はないとのことですから、私個人としてはあまり気にしていません。
その様子をさくらが見ていました。子どもは、さくらを発見して大喜び。おじいちゃんが、お子さんを抱いて、さくらの目の前まで連れてきました。さくらも子どもを見て喜んでニャーと一言。
私はフライパンを忙しく動かしていましたが、中に人がいることに気が付いたか、気が付かなかったのか、おじいちゃんとお子さんはすぐに敷地外へ。
今思うと、さくらを抱っこして見せてあげればよかったな、と思うのですが、今週の松よみの締め切りの最中から髭をそっておらず、髪も寝癖がついて、天然パーマのせいで、実験で薬品が爆発したあとの博士みたいな髪型になっていました。きゅうに顔を出したら、子どもがびっくりして泣き出したかもしれません(汗)。
そこで、ミンミンの点滴に合わせて、病院に連れて行ったところ、膀胱にかすかな影があるので、多分石だろうとのこと。きょうから、抗生物質と止血剤の飲み薬と、石を溶かす働きがあるフードを食べさせることになりました。
前から布団にそそうはしていましたが、それが病気のせいだとすると、気が付かなかった私の責任です。でも、もともとそういうクセがあるような気もするのです。病気が治って、ちゃんとトイレができるようになれば、病気が原因だったということになりますが…。