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- カテゴリ: 第816号(2017年8月27日発行)
- 2017年8月27日(日曜)09:00に公開
- 作者: 松戸よみうり
夜回り先生、いのちの授業
30日、水谷修氏が講演
「夜回り先生」こと水谷修氏=写真=の講演会が今月30日午後2時から4時まで松戸市民会館ホールで開催される。演題は「どこまでも生きぬいて ~夜回り先生、いのちの授業~」。先着1000人。中央保健福祉センター(電話 047・366・7489)に、電話で申し込み。無料。
参加者がこころの健康について考えるきっかけとなり、自分自身や周囲の人々の変調に気づき、対処方法を学ぶ機会とし、市民の健康づくりと自殺予防を推進していく。また、いのちの大切さや生きる意味、周囲の対応についての講演を開催する。
水谷修氏は1956年、横浜生まれ、少年期を山形で過し、上智大学文学部哲学科を卒業。横浜市で長く高校教員として勤務し、そのうちの12年間を定時制高校で過ごした。2004年9月に辞職。教員生活のほとんどの時期、生徒指導を担当し、中・高校生の非行・薬物汚染・心の問題に関わり、生徒の更生と、非行防止、薬物汚染の拡大の予防のための活動を精力的に行った。
現在も各地で、若者たちから「夜回り」と呼ばれている深夜の繁華街のパトロールを続けており、若者の非行防止や薬物汚染の防止、そして更生に取り組んでいる。
また、全国各地からのメールや電話による様々な子どもたちからの相談に答え、不登校や心の病、自殺などの問題にも関わっている。相談内容は子どもたちの売春と性被害など重いものが多く、各地の警察と連絡を取り合いながら、活動している。
その現場での経験をもとに、専門誌や新聞、雑誌への執筆、テレビ、ラジオなどへの出演、日本各地での講演などを通して、子どもたちが今直面している様々な問題について訴えるなどの活動を行っている。