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ちびクロはお腹がつかえてモゴモゴ

 2階の寝室にストーブが置いてあり、3匹の猫たちはストーブの前で幸せそうに寝ています。
 暖めた空気が逃げていかないように、部屋のふすまは、猫がやっと通れるくらい少しだけ開けてあります。
 猫は顔の大きさより少し大きければ、隙間を通れるといいます。体が通るかどうかは、ヒゲで測っているとか。
 ところが、ちびクロは顔はすんなり通るのに、お腹がつかえてモゴモゴ。これには私もちょっとショックを受けました。ちびクロはまん丸でかわいいけど、ちょっとダイエットしなきゃね。
 さくらも肥満気味ですが、体が長いせいか、ちびクロみたいに苦労はしていない様子。
 ヒルズは確かダイエット・フードだったと思うのですが、ちっとも痩せません。閉じ込め猫の宿命かな。
 外に出るミンミンは肥満になったことはなく、肝臓が弱いわりに長生きなのは、外に出て歩いて適度な運動をするからかな、と思っています。

あれ? 通れないよ


うでまくらをしながら、無防備なお腹が笑える

 上の写真がFacebookの「ネコっていいね!倶楽部」の「今日のニャンコ」(N-1)に輝きました。
 「ネコっていいね!倶楽部」は会員6万人を超えるFacebookの猫好きの間では有名なサイトです。
 寄せられたコメントを拝見していると、酔っぱらったオヤジが腕まくらをしながら寝ている姿に見えたようで…。投稿した本人はそういうつもりはなかったのですが…。
 でも、さくらはまだうら若き4歳の女の子。ちょっとかわいそうなような…。


一人だけ知らんぷりしているのがミンミンです

 ミンミンにはヒルズのK/D(腎臓病用)、さくらとちびクロにはC/D(尿路結石用)を食べさせています。ミンミンはご存じのように慢性腎不全で、さくらは膀胱に石ができたことがあります。ちびクロは至って健康なのですが、医者より、さくらと血縁なら予防のため食べさせておいたほうがいいだろう、とのことでさくらと同じ食事をあげています。
 ヒルズは高価で、あまり売っているお店もありません。切らしてしまったので、ここ何日かはスーパーで買った普通のフードを食べさせていたのですが、特にミンミンはこちらのほうがよく食べます。やっぱり味とか風味に違いがあるのでしょうか。人間にはよくわかりませんが…。
 1日置きの点滴が功を奏しているようで、点滴をはじめてやがて1年になりますが、最近は体調も良く、食欲もあるようです。以前は、あんまり食べないので、心配して、医者からチューブの栄養剤をもらってなめさせていたほどなのに…。ミンミンは生まれつき肝臓が弱いので、食べないとすぐに肝臓にダメージが来てしまいます。何も食べないくらいだったら、腎臓食にこだわらずに、食べるフードを選んだほうがいいのかな、と思うこともあります。


我が家の3ニャン

 この間、偶然Eテレ(NHK教育)で、「極める!とよた真帆のネコ学」という番組を見ました。
 猫は奈良時代に遣唐使の船に乗って仏典と一緒に日本にやってきたという話は前に書きました。仏像や経典をネズミの害から守るために連れてこられたわけです。
 この番組では、その後の猫の様子が分かりました。
 奈良時代から平安時代には貴重な動物として宮廷の中だけで飼われていたそうです。鎌倉時代になると、武家にまで飼われるようになった。
 実は江戸時代までは猫は高価なので、庶民の間でもひもにつないで飼っていたそうです。江戸時代に盛んになった養蚕をしている家では大切なカイコをネズミから守るために猫が必要とされた。でも高価で買えない家では、なんと猫の絵を飾ってネズミ除けにしたとか。
 江戸時代のいつごろかはわかりませんが、やがて猫をひもにつないで飼わないようにという高札が立って、猫がちまたに増えていったようです。
 日本の歴史上、猫はつい最近まで貴重で高価だったということです。今以上に大切に飼われていた時代が長かったんですね。
 このことを知ってから、時代劇の見方が少し変わりました。もし、野良猫が粗末にされていたりしたら、それは時代考証がおかしい、ということですよね。
 先日放送の大河ドラマ「平清盛」に三毛猫が出てきました。北面の武士の詰所と思われる場所に迷い猫が現れます。平清盛の時代は平安時代末期です。つまり、猫は貴族しか飼えない超高級な動物だったハズ。まだ身分的に貴族よりもずっと下だとされていた清盛たち武士の前に迷い猫が現れるかなぁ…。宮中で院の警護をしている北面の武士ですから、その詰所に迷い込むことがあったかもしれませんが、飼い主はきっと高貴な人でしょう。飢饉のために猫もお腹をすかせているという設定で、清盛の同僚から何か食べ物をもらっていましたが、飼い主が貴族だとしたら、飢えているわけはないような気がしますが…。


姪のこと、猫のこと

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暖かい部屋での昼寝はたまらんニャ

 今年の正月は、10年ほど絶縁状態だった弟と久しぶりに酒を飲み、和解しました。
 弟にはこの春に高校生になる一人娘がいます。先ほど電話があり、神奈川県下でも屈指の高校に受かった由、この優秀さは誰に似たのだろう、などという話になりました。
 10年の間、弟に会わないことは正直なんとも思わなかったのですが、この姪に会えないのはなんとも寂しいことでありました。彼女が幼児の折に会った際に自覚したのです。他の子に比べて圧倒的にかわいいと。これが、血のなせる業なのか、意味もなく特別にかわいいのです。
 私は結婚をしていません。それは私が今まで歩いてきた結果なのですから、自分では納得していることなのですが、姪にいとこを作ってあげられなかったのは心残りです。私も弟も歳の近いいとこと兄弟のように遊んだ楽しい思い出があるからです。
 ところで、自分の家族がないから、猫を愛するかというと、それもまた違います。
 もし、結婚していたとしても、今のように猫たちと暮らしていたでしょう。
 猫がいない私って、私ではない。猫は私の一部です。
 父が捕らぬタヌキのなんとかで、結婚したら赤ちゃんに害があるから猫を飼うな、という話をよくします。
 ありえない話です。私は私ではない私として生きていけません。
 まぁ、今のところそんな心配も杞憂ですが…。
 入学祝いを口実に久しぶりに姪に会いたいと思います。

顔に目がけて、のび~


 


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