帰宅すると、さくらとちびクロが窓際の椅子の上で気持ちよさそうに寝ていました(ちびクロはフライパンの中で)。
外はきょうも猛暑。でも、家の中で過ごす猫たちには関係ありません。朝、家を出る時にエアコンを自動運転にして出てきます。きょうはフル回転でしょうが、涼しい時は自動で停止しています。朝の涼しいうちにスイッチを入れたほうが、暑くなってから機械がフル回転するよりも節電になるかな、と思っています。
昨年はあまりエアコンを使いませんでした。そのせいで、ちびクロは腎臓病になったのだと思います。恐らく熱中症の脱水症状が続いて、腎臓に障害が出たのでしょう。同じ環境にいたさくらが病気にならなかったのは、ただの偶然だと思います。ちびクロは、なぜか日の当たる暑い部屋にいたりしていました。猫だから自分で涼しい場所を探すだろうと思っていたのですが、体温の感覚がおかしくなっていたのかもしれません。
ミンミンは、暑い日は外に出て日陰で涼んでいました。
今年は、少しでも温度が上がる可能性があればエアコンをつけて外出するようにしています。昨年からこうしてれば、と後悔してもはじまりませんが、悔やまれます。
「節電の夏」もいいですが、猫が病気になってしまっては意味がありません。
» 2013 » 7月のブログ記事
1日に血液検査をしました。
ちびクロはBUNが57(前回47)、Creが3.8(3.4)と少し悪化。貧血の方は、Htが28%(27%)、Hgbが12.3(9.4)と改善していました。
ミンミンはBUNが34(44)、Creが2.2(2.2)で改善していましたが、Hgbが9.6(12.5)と少し貧血ぎみでした。
ちびクロの腎臓の数値が少し悪くなっているのは、いつも食べさせている腎臓療養食k/dを切らせてしまって、普通のペットフードをあげていたからかもしれません。忙しかったのと、k/dを売っているホームセンターが家から少し離れているために買いそびれていました(「海のおいしさ 懐石」というフードが猫たちに大人気で、ちびクロなんか鼻を鳴らしてねだったりするものだから、ついつい、というところもありました)。
二人の点滴代や薬代、検査費などで毎月7万円ほどかかっているので、病院には悪いですが、k/dはホームセンターで買っています。療養食自体、もともと高価ですが、処方料をとられないぶんだけでも、病院で買うより安くなっていると思います。療養食を売っているホームセンターはなかなかないですが、うちの近所だと五香のユニディで売っています。
ちびクロの貧血が改善しているのは、ペットチニックというサプリを飲ませているためだと思われます。ミンミンが貧血ぎみなので、ミンミンにも、とお医者さんに言われましたが、ミンミンは無理ですね。口内炎があることもあって、口を開けるのをとても嫌がります。嫌がる猫に薬を飲ませるのは、一人では絶対に無理です。
水曜日に満島ひかり主演のテレビドラマを見ました。シングルマザーとなった主人公が、二人だと簡単にできることも、一人だとできないことがいっぱいある、というようなことを言っていました。なんだか、すごく共感してしまいました(ドラマ自体は、本当に過酷な現実が映し出されていて、見ていて怒りさえ覚えました)。
サプリだとか療養食とか、あまりアテにしてなかったのですが、意外に効果があるものですね。二人の容体が安定しているためかもしれませんけど。
さくらが窓の外を見ながら、クゥクゥクゥクゥ(あるいはカカカカカカかな? この声を表現するのは難しい)とほとんど口を開けずに、小刻みに声を出していました。
最初は、電線に止まっているヒヨドリの鳴き声に合わせて何か言っているのかと思ったのですが、ヒヨドリが去った後に、屋根の上のカラスに向かって声を出していたので、野鳥の声に合わせて歌っているわけではないようです(もしそうだったら、ちょっといい話なのですが…)。
鳥の姿にちょっと興奮しているというか、血が騒いでいるという感じ。外を歩く人の姿にも反応してよく外を眺めているさくらですが、やはり野生の動物はちょっと違うのか、声まで出して夢中になって目で追っているのは、鳥だけです。
うちの猫たちの中でこういう反応を見せるのはさくらだけです。布団の上におねしょしたり、いろいろ手間のかかる子ですが、見ていて飽きません。