布団に入るとき、入りたいと枕元で手をかくので、布団の肩口を少し手で開けて入り口を作ってあげるのですが、中に何かいないかうかがうような格好で、なかなか入ってきません。16年間も一緒に寝てきて、布団の中に何かいるわけはないのに(さくらかちびクロがいることはありますが、いつも一緒に暮らす家族ですから)。
そのうち布団を持ち上げている腕がしびれてくるので、ミンミンの後ろ首の皮を引っ張って、中に強引に引っ張り込みます(あきらめて布団の入り口を閉じてしまうと、また同じように枕元で手をかくので、きりがありません)。ミンミンはウウというような、ちょっと不満の声を出して、中に入り私の腕の中で丸まります。
朝外に出る時もそうです。外に出たいと窓の前で鳴くので、眠い目をこすりながら開けてあげると、上半身を窓の外に出したまま、なかなか動こうとしません。こちらは早く布団の中に戻りたいのに。しびれを切らせてお尻を押すと、ウウ~と言って怒ります。挙句の果てに、外に出るのをやめます。そこで窓を閉めて布団の中に戻ると、また窓の前で鳴きはじめます。どうせ、出ないんだからと思って放っておくと、今度は枕元にきて私の鼻の頭を爪でガジガジします。で、また起きて窓を開けて…を繰り返すわけです。2回目で出てくれればいいほうです。
警戒心が強すぎて、考えているうちに決められなくなるのかもしれません。
今朝はこれに加えて、出ては10分で戻り、再び出ていくを繰り返していました。何か物足りないんでしょうね。
そんなわけで、今朝はまだ眠いのに目が覚めてしまいました。ちびクロも起きて私と一緒に食事。この間、さくらはずっと寝ていました。毎朝こんな感じです。家族が朝ごはんを食べているのに、一人だけ起きられなくてお母さんに怒れている子どもっていますよね。さくらは、あんな感じです。猫はいつまでも寝ていていいので、別に怒りも、起こしもしませんが…。