WEB花めぐり


おなじみ、八柱から五香まで続くさくら通り

八柱霊園の裏。市立松戸高校前の桜並木。木が大きくてダイナミックな桜のトンネル

栗山浄水場は隠れた桜の名所。ドームに桜が映える

横から見た栗山浄水場

矢切神社の前にある矢喰村庚申塚の桜

江戸川の堤防の上に立つ3本の桜。矢切の渡し付近

私の自宅近くの稔台小学校の桜。開校と同時に桜が植えられることが多いですから、意外に学校が一番の名所かもしれません

 今年は震災の影響で、静かな花のシーズンとなりました。
 さくらまつりは中止、お花見をする方も少ないですが、市内の桜をめぐってみました。
 今年の花は一度だけ。去年の花とも、来年の花とも違います。
 花めぐりをお楽しみください。
 

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花を見た後の福島の冷酒はうまかった


相模台公園のさくら。ちょっと穴場です

夕やみ迫る松戸神社の桜。水辺の桜は絵になります

 先週末は桜も満開で、お花見日和でしたが、震災のため街にはどこか重い空気がたれこめています。
 でも、なんでも自粛では、経済が変になってしまいます。
 東北のお酒の蔵元が「お花見をして」と呼びかけているYOUTUBEの画像が話題になっているという話も聞きました。
 そこで、きのう「まちづくりNPOセレガ」のみなさんと、お花見をしてきました。
 中央公園、相模台公園、松戸神社と花を見ましたが、はやりお花見をしている人はまばら。
 夕方からのスタートでしたので、暗くなり始めたあたりで駅前の居酒屋に。福島の冷酒をいただきましたが、美味でした。

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「私の昭和史」待望の続編、来月から!


著者の根本圭介さん(今月で一時閉館することになった「昭和ロマン館」で)

 「松戸よみうり」の人気コラムで、昨秋で第2部が終了した根本圭介さん(昭和ロマン館館長)執筆の「私の昭和史」が読者の熱いご要望に応えて帰ってきます!
 続編のタイトルは未定ですが、5月22日発行の「松戸よみうり」より連載を再開します。ご期待ください!

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「昭和ロマン館」今月で一時閉館


震災で建て替えが必要になった昭和ロマン館が入っている建物

 小松崎茂の常設展をはじめ、懐かしい挿絵を展示してきた「昭和ロマン館」。2月12日に実施した、松戸よみうり主催の「昭和をめぐるバスツアー」でも訪れました。
 この「昭和ロマン館」が入っている建物(小金清志町)が今回の震災で被災し、立て直すことになったため、今月で一時閉館することになりました。側面の壁が崩れ、階段や壁にひびが入っています。展示コーナーはほとんど被害がなかったものの、2階にあった根本圭介館長の資料室は、本棚が倒れたために、大変な状態だったとか。建物は立て直さなければならず、同館の再開については、今のところ未定となっています。
 同館の場所などはホームページ(http://www.s-roman.com/)でご確認ください。

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きょうは入学式


正門前で記念撮影をする親子連れ(稔台小学校)

 きょうは市内の小学校44校で入学式が行われました。
 私の通勤途中にある稔台小学校でも、校門の前で記念撮影をする親子連れの姿が見られました。
 校庭を囲むように植えられた桜はまだ満開とまではいっていませんが、ピンク色の並木が晴れの日に花を添えています。
 
 きょう入学されたみなさん、おめでとうございます。
 
 明日は市内20校の中学校で入学式が行われます。

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春の小川はサラサラ行くよ♪ 国分川


自然の川のように改修された国分川

今では水鳥が多く見られる川に

 昔は土管の水路のようだった国分川(春木川)は、今は自然の川のように河川改修が施され、水鳥たちが集まっています。沿道の桜並木はまだ木が小さいですが、付近の住民の散歩道になっています。
 世の河川改修は自然→コンクリート→自然という流れになりつつあります。同じ自然でも、元の自然が戻るわけではありません。自然は、自然のままにしておけば、余計なお金もかからないのに、と思わなくもありません。
 ここらあたりは、昔は台風になると水が溢れ、頻繁に水害に遭う場所でした。国分川分水路ができて、水害もなくなり、河川改修も数年前に終わったところです。分水路の工事では事故で数人の方が犠牲になっており、分水路の入り口に慰霊碑が建っています。よく花がたむけられていますが、この犠牲を忘れないご近所の方がなされているのでしょう。犠牲になった方は出稼ぎに来た遠方の方だったと思います。遠い松戸の地で亡くなられた想いはどんなだったでしょうか。心よりご冥福をお祈りいたします。

事故で亡くなられた方々の慰霊碑

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桜まつりなど中止に


 4月2、3日に予定されていた常盤平、六実、八柱(2日)、八ヶ崎(3日)、霊園(3日)のさくらまつりは全て中止となりました。
 そのほかにも、27日に河川敷で予定されていた「カッパ市」や4月16日の「レンゲ祭り」なども中止に。
 非常時であることと、停電が影響しているようです。
 コンサートや催しの中止・延期の情報が弊社にも続々と寄せられています。
 すべて中止ということではなくて、被災地へのチャリティという形で実施できるものもあるのではないかと、個人的には思います。
 桜まつりは松戸市の経済に少なからず貢献してきたイベントだと聞いています。影響が懸念されます。

春を待つさくらのつぼみ

春を待つさくらのつぼみ

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震災の影響 松戸市点描


 11日に起きた大震災は、週が明けた14日からも様々な形で市民生活に影響を与えている。東電の「計画停電」が始まった14日、実際の停電はなかったものの、駅前の伊勢丹やボックスヒルは休業。飲食店などは停電の予定時刻の3時前に閉店していた。東電は善意でぎりぎりまで停電の実施を発表しなかったようだが、停電の可能性があれば、閉店や休止という店が増えるのは仕方のないこと。
 松戸駅構内は、運休の状況を駅員に確認する利用者の姿が見られた。
 また、松戸市役所には多くの自転車が。整理していた職員に聞いたところ、松戸駅まで自転車を利用するひとが多く、駅前だけでは対応できないので、市役所の敷地内が臨時の駐輪場になっているとのこと。
 市内のスーパーなどでは、パンやティッシュなどの紙類の棚が空になっているところが多かった。物資が不足するとの情報が流れているのだろうか。真偽のほどは私にはよくわからない。

臨時閉店した伊勢丹

臨時閉店した伊勢丹

市役所の前には沢山の自転車が

市役所の前には沢山の自転車が

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関さんの森に人、人、人…


 15日、関さんの森を取材しに行って驚いた。関さん宅の庭に入る門のところから人、人、人…。
 この日は、第1回関さんの森エコミュージアム講演会「筒井迪夫氏講演会と屋敷林を学ぶ会」が開催されたが、こんな地味な催し(失礼)にこれだけの人が集まるなんて。関さんの森への関心の高まりを肌で感じる。後に聞いたところ、この日の来訪者は110人。土、日、祝日の10時〜15時はスタッフが案内する体制をとっていることを14日発行の新聞に載せたが、14日にも30人の見学者が訪れたという。
 15日は13時から森の見学会、14時からは筒井先生の講演会が近くの公民館で行われた。見学会では、関さん宅の庭から梅林、こどもの遊び場を見て、屋敷林へ。初めて森を訪れた人が多いらしく、森の緑の豊かさに驚いている様子だった。また筒井先生は東大名誉教授で「森林文化学」の提唱者。「幸谷」という土地や、森にある熊野権現の持つ意味などについて触れ、関さんの森の意義などについて話していた。

関さん宅の庭の門や蔵を見て歩く人たち

関さん宅の庭の門や蔵を見て歩く人たち

樹齢100年のソメイヨシノの下で

樹齢100年のソメイヨシノの下で

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「関さんの森」の範囲どこまで?〜市広報担当室にて


 先週の木曜日だったか、市の広報担当室に資料をもらいに行った時のこと。職員が何か言いたそうにしている。先月24日号で「関さんの森」を紹介した時に、屋敷林やむつみ梅林、関邸の庭、農園など全体を「関さんの森」として書いたことが気にくわないのだろう。
 広報担当室は実は道路計画を進めている都市整備本部に所属している。市は「関さんの森」とは、関さんが財団法人埼玉県生態系保護協会に寄付した屋敷林だけを指すとして、道路は「関さんの森」を分断しない、としている。この点については、以前に前本部長から「正式に抗議しようかと思った。見解をうかがいたい」と取材の席で言われたことがある。
 「関さんの森」とはいわば愛称である。その名付け親は、関さんと、その支援者(「関さんの森を育む会」など)たちだ。つまり主宰者である人たちがつけた名前である。その主宰者が「関さんの森とは、屋敷林、関邸の庭、むつみ梅林、農園の全体を指します」と話しているのだから、取材者である私がその主旨に沿って書くのはむしろ当然だと思う。市の所有でもない「関さんの森」の範囲を市が「ここまで」と決めることのほうが、むしろおかしいのではないか。
 どちらにしても、緑を分断して道路が通るという本質には変わりはない。そのことは現地を見れば明らかだ。市の説明は問題をぼかしてしまう。
 ところで、きょう発行された市の「広報まつど」には、この道路計画の進捗状況が1ページを使って説明されている。その中で、(道路は)「『関さんの森』から離れた南側を通ります」と説明し、添えられた地図でも道路と森は離れて描かれている。
 これでは、道路と「関さんの森」がまるで関係ないような印象を受ける。100歩譲って、「関さんの森」が屋敷林の部分だけだったとしても、道路からの排気ガスで屋敷林に大きな影響を与えることは確か(この点については市も認めている)で、この書き方は市民に誤解を与えるだろう。
 私が広報担当室を訪れた時には、この紙面の校正をしていたか、あるいはもう出来上がって手を離れていたのかもしれない。それを考えると苦笑せずにはいられない。

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