この2週間何をしていたかというと、合併前の旧柏市の寺社めぐり(松戸よみうりのホームページにアップされますので、ご覧ください)の取材と編集をしていました。新聞を発行した25日は暑さも落ち着いて、まち歩きには最適な気候になっていましたが、取材をしていたころは季節外れの猛暑で、自転車のペダルをこぎながら、熱中症にならないように、スポーツドリンクが手放せないという毎日でした。あの大きな台風15号が暑さも根こそぎ持って行ったみたいで、今では朝晩は肌寒いくらい。あの暑さがウソのようです。
そんなわけで、毎日ヘトヘトになっていたわけですが、やはり気持ちの問題が大きかった。
仕事上でのゴタゴタで、落ち着かない日々でした。
私の場合、それでなくても毎年8月はモチベーションが下がります。お盆にも実家に帰らず、これはきっとじいちゃん、ばあちゃんが呼んでいるせいなのかな、などと考えていました。8月に夏休みがあるというのは、理由があることなのですね。どうせ気力が落ちるのだから、仕事(勉強)なんか休め、と。
いつもだったら、9月に入ると気持ちも上がってくるのですが、今年は8月を引きずったような暑さが続き、仕事上の不安などもあり、9月も落ちたままでした。
ところで、ブログが更新されないために、数人の猫友さんから私と猫たちを心配するメッセージをいただきました。
猫たちは元気です。さくらとちびクロは相変わらずですが、ミンミンもどういうわけか、また大人しく点滴を受けてくれるようになりました。近ごろ病院に行かなくなったので、不安感が薄らいだせいなのか、それとも、私のことを慮ってくれたのか。やはりお利口な子です。このまま、どんどん点滴嫌いになったら、どうしようと思っていましたので、ひと安心です。
また、猫たちの近況なども詳しく書いていきますので、これからもよろしくお願いいたします。
そのほかにも「猫のひたい(のような庭)」「猫の目(のようによく変わる)」「猫なで声」「猫をかぶる」「猫かわいがり」「猫背」「借りてきた猫のよう」などなど、日本語には猫にまつわる言葉がたくさんあります。
エジプトで山猫が家猫として改良され、その後ヨーロッパ、アジアへと全世界に広がっていったといわれています。日本の猫はシルクロードを通って中国まで来た猫が、仏教伝来とともに経典をネズミから守るために船に乗せられ、日本に渡ったことが最初だとか。その後は穀物をネズミから守るために、日本人の生活の中に猫が入っていったといいます。
アフリカで生まれた人類がその後ヨーロッパ、アジアへと世界に広がった「グレートジャーニー」のようではありませんか。
刺身を食べさせるのはミンミンには良くないと医者に言われているので、最近はあまり買ってきません。買っても、なるべくミンミンのいないところで食べるようにしています。
一方、さくらとちびクロは刺身には興味がないようで、置いてあっても食べたりしません。
ミンミンは、小さい時のバッタなどの昆虫に始まり、スズメやネズミなど、よく捕ってきました。肉肉しいものが好きなのかもしれません。
さくらとちびクロは外に出ないせいもあって、ネズミなどを捕ったこともありません。
きっとキャットフードの味しか知らないんですね。
点滴は1日おき。病院の指示で、500mlのバッグを4回に分けて使うので、1回が125ml。多いのか少ないのかわかりませんが、1回に10分ほどかかります。針を入れるまでは苦労しないのですが、点滴が始まると動こうとするので、抑えておくのが大変です。この10分が長く感じられます。点滴バッグにマジックで目印をつけておき、ミンミンを抑えながら、下から首を伸ばして、液が減っていくのを確認します。
背中に触ると、いくつかのかさぶたができていて、切ない気持ちになります。
“猫の島”として知られる田代島。島の主要産業が漁業で、猫を大切にすると豊漁になるという言い伝えから、猫が大切にされてきました。自然に増えた猫は、島民の数を上回る100匹以上。猫の天敵となる犬は飼育も、持ち込みも禁止。
宮城県にあるこの島も津波の被害を受けたといいます。今朝放送のウエークアップ(日本テレビ)で、猫好きで知られるジャーナリストの江川紹子さんが現地を取材していました。
震災前は多くの観光客が猫目当てに島を訪れていました。島では復興のために、募金を募って、お礼に猫グッズをプレゼントするというプロジェクトを展開。あっと言う間に目標の1億5千万円が集まったそうです。やはり、猫好きの力、恐るべしですね。募金のうち1割は猫たちのエサ代や医療費として、残りは漁業の復活など、島の復興に役立てられるとのことです。
私はこの島のことを以前から知っていましたが、なんとなく瀬戸内海など、西の島だと勘違いしていました。被災地の島だったんですね。津波の犠牲となった猫たちも少なからずいたのではないでしょうか。
この島には有名な猫神社があります。いつか、この島に行って、猫神様に手を合わせたいと思います。
それに加えて今週は先週に続いて締め切りが入っており(松よみとは別の仕事)、家でのんびり寝ているわけにもいきませんでした。月曜から、家には仮眠をとりに帰るだけ、といった毎日。
当然、猫にかまっている時間もありません。ごはんをあげ、水をかえる以外は、ほとんど触れ合う時間がありませんでした。猫好きには、何か物足りない毎日です。仕事をしながら、猫に触りたい衝動にもかられました。
猫はかまいすぎるとよくない。ストレスになるといいます。私の場合は、いっしょにいても寝ているか、それぞれに好きなことをしているかのどちらかです。
日曜日などに、さくらがおとなしく、ミンミンにちょっかいを出さなければ、さくらも交えて1人と3匹で2階で昼寝をします。猫も寝るのが好きだけど、私も寝るのが好きです。猫たちが寝ているのを横目に、炊事やお風呂のために1階に下りると、猫たちもいつの間にか1階に来ています。積極的に取り合わなくても、やっぱり人間と同じ空間にいたいみたいなんですね。思わずホッコリします。
猫が老人を好む理由はいっしょにいてくれて、激しい動きをしないからだとか。逆の理由で幼児が嫌いだともいわれます。
猫にかまいすぎる、という感覚が私には今一つよくわかりませんが、「猫中毒」的にしょっちゅう触っている人もいるのかもしれません。
私は活字中毒は意識することがあります。しばらく本を毎日読んでいると、読み終わった後も、暇があれば活字を目にしていたい衝動にかられます。好きな本がなければ新聞でも雑誌でも、活字ならなんでもいいのです(この症状は椎名誠の小説「もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵」に詳しく出ています)。
猫については、今はいっしょにいるので落ち着いていますが、今のペット可のアパートに引っ越す前は、猫の夢を毎日見たりして、もう16年も前のことですが、今思うと、あれは猫禁断症状というか、ある種の猫中毒症状だったのかもしれません。
ただいま腰痛で苦労しております。酷い時は立ったり、座ったりするのに苦労するほど。病院に行こうかとも思いましたが、痛みが引いてきたために、なんとなく行かずじまいです。でも、1週間もたつのに、完全には痛みが引きません。別に歳をとったから、というわけではなく、高校生のころから腰痛はありました。病院で調べてもらっても、骨などに異常はなく、いつも自然に治ります。要するに、慢性の腰痛持ちということですね。それに比べると、猫はうらやましい限り。柔らかい体には、腰痛も肩こりも関係ないようです。
あと問題なのが目のかゆみ。目薬が手放せません。医者によると、アレルゲンとなる植物は一年中あり、私のアレルギーはかなり酷いとのこと。目をこするとすぐに、ばい菌が入ってものもらいになってしまいます。ものもらいはクセになるみたいで、今年は春から何度もなりました。
目薬を使うのは、さくらも同じです。さくらの場合は、子猫の時のウイルス感染の後遺症ですが、たまに目が開かないくらい腫れてしまいます。目薬を差した後もそうですが、さくらは気持ち悪いのか、目を手でこするので、目が腫れてしまうみたいです。医者から、酷い時はエリザベスカラーをつけて、目をこすれないようにするように言われています。
目をこすって悪化させてしまうのは、猫も飼い主も同じですね。
ここ数日で3人のmixiのネコミクさんから同様のメッセージがありました。
内容は、動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)が5年ごとの改正の時期にきており、環境省がパブリックコメントを募集している、というもの。今回の改正は動物取扱業者の規制が焦点のようです。前回の改正では、業者からのパブリックコメントが9500、一般からは200で、業者に都合のいい改正になったとのこと。今回の改正では、私たち動物を愛するものたちの気持ちを行政に届け、改正をより良いものにしていきましょう。提出期限は27日。時間がありませんので、是非この内容をより多くの方にお知らせください。
うかつにも、私はこのような動きを知りませんでした。
私が動物愛護法の取材をしたのは、1999年に26年ぶりの改正が行われた時のこと。動物の虐待について、初めて1年以下の懲役または100万円以下の罰金などの刑事罰が設けられた時でした。
ただ、この時懸念されていたのは、動物取扱業者への規制が十分ではなかったこと。動物愛護団体も一丸となって、「許可制」導入を主張したのですが、実現しませんでした。現行でも「登録制」に止まっています。
無理な繁殖で増やした犬が大量に放置されるなど、最近でも目を覆いたくなるような事件が後を絶ちません。
また、昨年度行政が殺処分した犬猫23万頭のうち、4分の1はペットショップなどで売れ残った犬猫が動物愛護センター(保健所)に持ち込まれ、行政の手で殺されたものだといいます。もちろん、その原資は私たちが収めた税金です。
ネコミクrioさんから紹介されたサイトを転載します。動物愛護法の改正の要点や、パブリックコメントの出し方などについて書かれています。
https://sites.google.com/site/1action4animals/public_comment
上記のサイトには例文集なども載っていますので、参考になると思います。
私は、ネコミクKokoroneさんから紹介された公益財団法人どうぶつ基金の専用フォームを使いました。このフォームで投稿してもパブリックコメントとして受け付けると環境省から了解を得ているとのこと。簡単ですので、上記サイトで改正の内容を理解したうえで、以下のフォームを使って投稿することをおすすめします。
https://business.form-mailer.jp/fms/070fc0ed8311
http://www.doubutukikin.or.jp/
(公益財団法人どうぶつ基金ホームページ)
今朝、モーニングバード(テレビ朝日)で、猫が東日本大震災の発生を予知していたかもしれない、という話題をやっていました。地震の研究施設で飼われている猫の動きが地震の数日前から激しかったようです。あまり詳しくは報じていませんでしたが、件の猫には首輪に歩数計のようなものがついていて、歩数が日ごろの数倍を記録していたようです。
この施設ではナマズも飼育していて、ナマズも地震の前には激しく動いていたとか。
ナマズは有名ですが、猫にも地震予知の能力があるとは知りませんでした。
ネットで検索してみたところ、電磁波が関係しているのでは? という説があるそうです。地震の2週間ぐらい前から震源域の岩石に破壊が起こり、電磁波が発生するとか。この電磁波を猫は関知しているというのです。
うちの猫たちに何か変化はあったかなぁ、と思い出してみても特別に動きが激しかった記憶はありません。写真は震災の数週間前に撮ったものですが、さくらはダンボール箱に入って遊んでいました。
お宅の猫ちゃんたちはいかがでしたか?